ワサビです。
川上さんのラジオ出演予定です。
番組:NHKラジオ第1「先読み!夕方ニュース」
日時:2017年3月1日 18:15~18:45頃
テーマは「キレる高齢者」。
注意すべきことや、ポイントとなることをお伝えする予定です。
お時間のある方はぜひお聴きくださいね。
[audio:https://yuito.jp/wp-content/uploads/2017/03/radio170301.mp3]
(スマホ・タブレット用)
ワサビです。
川上さんのラジオ出演予定です。
番組:NHKラジオ第1「先読み!夕方ニュース」
日時:2017年3月1日 18:15~18:45頃
テーマは「キレる高齢者」。
注意すべきことや、ポイントとなることをお伝えする予定です。
お時間のある方はぜひお聴きくださいね。
[audio:https://yuito.jp/wp-content/uploads/2017/03/radio170301.mp3]
(スマホ・タブレット用)

ベネッセスタイルケア様より自分らしい介護について取材のご依頼をいただきました。
私の体験や知識がお役に立てそうなお仕事でしたので、取材のご対応と冊子全体の監修にご協力させていただきました。
「介護のヒント」は一般の方々に向けて介護に関する基礎知識や情報、ヒント、メッセージをまとめた明るくわかりやすい冊子、やさしいイラストも添えられていて思わず頁を開きたくなります。
介護体験者のストーリー、介護を支える方々からのヒント、そして、認知症の専門家である長谷川和夫先生の特別寄稿。
私の頁は「介護の宝物探しは介護される人、する人、それぞれの自分らしさを大切にすることから」というテーマで心のメッセージをおまとめいただきました。
掲載記事の最後に四葉のクローバーのイラストが添えられていて、ちょっと嬉しくなりました。
介護の時間は不安や緊張を伴い重い心に沈みがちですが、人の手を上手に借りることができたり、介護しやすい・されやすい空間づくりを心がけるなど、工夫することで、次第に自分らしさを大切した介護の発見につながります。
どんな時も自分らしさ探しをあきらめないで進みたいですね。
周りで介護中の方がいたら声をかけてあげるきっかけにもなるかと思います。

残念ながら、この冊子の販売はしていないそうですが、冊子を読んでみたい方はベネッセスタイルケア様(お客様窓口0120-165-134)までお問い合わせください。
介護を学びたい方、備えたい方、知ってみたい方にはお役に立つ1冊かと思います。
情報や知識をきちんと得ることができると、次の行動につながりますよね。
ご依頼いただきましたベネッセスタイルケアの皆様、共にわかりやすく心ある情報発信を考える貴重な機会をありがとうございました。
大切なことが、必要な人に届きますように。

風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
人生、フルーツ。ドキュメンタリー映画「人生フルーツ」より
お正月明けの休日、「ポレポレ東中野」で映画を観賞しました。
津端修一さん90歳と奥さんの英子さん87歳の夫婦の物語「人生フルーツ」です。
「川上さんの好きそうな映画が1月2日から上映されますよ。この映画館、この映画知ってますか?」と日頃お世話になっている方で、よく文学のお話で盛り上がる方が笑顔で私に声をかけてくれました。
「え~ 私の大好きなお二人、いつの間にか映画になっていたんですね。
来月の上映楽しみ!! ありがとうございます。行って来ます~」
かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは建築家。
奥さんの英子さんは、キッチンガーデンで採れる70種類の野菜50種類の果物を料理し、機織り、編み物、刺繍なんでもこなします。
お二人の暮らす空間は、建築家アントニン・レーモンドの自宅兼アトリエをモデルに修一さんが設計した丸太小屋。
「僕らはだんだん美しくなる人生を目指してやってきたんですよ」
コツコツ ゆっくり 風を感じながら 寄りかからずに
齢を重ねるほどに美しくなる人生
私にとって、津端さんご夫妻のような、お金ではなく時をためる暮らしは憧れです。
真に豊かな暮らしと感じるのです。
皆さんはどんな暮らし方が好きですか?
どんな風に齢を重ねたいですか?
上映期間は延長されていますので、ご興味のある方は公開しているお近くの劇場にお出かけしてみてくださいね。
爽やかな風がきっと体の中を吹き抜けることと思います。
誰もが忙しい毎日を過ごしていることと思いますが、いい映画や本、音楽、人に出逢うと心があったかくなりますね。
皆さん、今年も感性を大切に過ごしていきましょうね。

ききがたりの本も素敵です。
お二人のそれぞれの生き方に魅力を感じます。
さて、どう生きましょうか。
私も自分を生きられるよう、まずは風を感じ雲を感じ、月を見上げたいと思います。

皆様 明けましておめでとうございます。
お正月、いかがお過ごしでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって明るく輝く一年となりますようにお祈りしています。
今年も除夜の鐘を聴きながら八幡神社に初詣へ、そして早朝からはホットカイロを靴とポケットに入れて海辺にでかけましたので、結人ブログをご覧いただいています皆様にも、感動をお届けしますね。



6時57分 静岡市清水区興津から駿河湾の向こう、伊豆半島から昇る初日の出、
太陽の力強い輝き、刻々と変わる海の青さに感動しながら新しい年の始まりです。
平成29年酉年、今年は益々様々なものが繋がっていくような気がしています。

西の方向を向くと、左端に雪化粧した富士山です。
海風を受けながら日の出を待つ時間、青森の総合病院で夜勤中の看護師長友人から「明けましておめでとう」と連絡がきました。
大晦日から元旦の夜勤、彼女は自宅に外泊できない患者さんを守っています。
遠く離れた青森に、静岡の初日の出の風景とエールを送ります。「がんばってー」
病棟で患者さんのケアをしていたことが懐かしく思い起こされます。
現在でも現役臨床ナース、その体力と気力、本当に立派です。
お正月は家族集合し賑やかに過ごしました。
一昨年、介護疲れがでていた母も、今年は八幡神社の階段を頂上まで一気に昇りきれました。
凄い!(昨年は自宅待機)
大学生となり静岡を離れ頑張っている姪、甥も帰省。だいぶ大人びてきています。
恒例の母担当のお煮しめやお雑煮を食べ、姪二人にインディアンフルートを教えたりと、穏やかにすごしました。
初めてインディアンフルートを吹けてどきどきしながらも嬉しそうな高校2年生と大学1年生の様子に私の気持ちも和みます。
きつつきの精霊、求愛の笛の伝説も伝えました。
それから、とても楽しみにしていた読書の時間。
長年のヨーガ恩師、赤根彰子先生の新刊「ことばのヨーガ」(アノニマ・スタジオ社)をこたつに入って読みながら過ごしました。
ヨーガ、心、知足、三昧、光輝、慈悲など、ヨーガの言霊が深く心に響く、素敵な本です。
サンスクリット語も書かれていて大変勉強になります。
イラストはカルディコーヒーでお馴染みの井上リエさん。
水色と金色がなんともいえず美しい本です。
赤根先生の想いが叶って、私もとても嬉しい気持ちで頁を開きます。

おみかんと本

大好きな赤根先生には今年もヨーガをご指導いただきます。
仕事の為、欠席してしまうことも多い私ですが、ヨーガ、瞑想の時間は心がからっぽになり本当に気持ちが良いのです。
コツコツと続けます。どうぞよろしくお願いいたします。
【赤根彰子公式HP】
あ~時間に追われない生活っていいですね。最高!
ほんの3日だけ郷里でほっこりしました。
さて、明日からまた自分との闘いが始まります。
でも、社会の幸せの為に忙しいのはありがたいことですよね。
ONとOFFでガンバリマス!
皆様、健康を大事にしながら共にがんばりましょう。
どうぞよろしくお願いします。


お天気に恵まれた12月3日、楽しみにしていた「結人Cafe」を開催しました。
場所は六本木の駅近く、大きな窓からやわらかな冬の陽射しが差し込む明るいお部屋。
お集まりいただいた皆様と和やかなカフェタイムを共有させていただきました。
まず第一部は私川上から、認知症に関するお話を。
認知症サポーター養成講座の研修は、キャラバンメイトという研修を受けた講師により様々な講座が全国で開催されています。
講師は介護職や看護師、医師や当事者など、認知症の正しい理解や望ましい接し方を中心に、講師の特徴がそれぞれ表れている内容となっています。
私も私の伝え方や言葉を心がけています。
認知症を患った当事者の方の軌跡やメッセージを伝えること、私自身のコンサルタント(支える側からの相談を受け問題解決のための具体的支援)として、そして家族としての体験を実例から伝えることを大切にしています。
どんなこともそうですが、理解することのみなならず、自分ごととして感じられた時にはじめて体や心が動くのではないでしょうか。
認知症になっても心が生きている、そう感じながら寄り添える人が一人でも増えてほしいと願いながらの講座です。
日頃の私のセミナーと比較すれば、だいぶ穏やかなお話となりましたが、今回お集まりいただいた皆様にもあたたかくご清聴いただくことができました。

川上由里子オリジナル資料より
40代に始まった遠距離での家族支援、事例紹介は私自身の在宅介護のケースも交えて

家族の心の声
2部は山崎洋子講師(ケアマネジャー・介護福祉士・介護予防運動指導員)によるミニ認知症予防体操の時間。
山崎講師は日頃多くの高齢者に介護予防や認知症予防運動を指導しています。
単純なのに結構難しい体操にちょっとどきどきわくわく。
私も徐々に固まりつつある脳をほぐしていただきました。(笑)
山崎洋子講師、場の空気の作り方が流石ですね。
実際に体と指と心を動かし、参加者全員からの笑顔が溢れる時間となりました。
楽しく明るく役立つ体操をありがとうございました。

脳は意識的に鍛えることができる時代となりましたが、一人で行うよりカフェでみんなで楽しく、というのはやっぱり良いですね。

カフェタイムではあったかいコーヒーとお菓子でリラックス。
こういう時間がとっても好きです。
ご参加者の皆様はそれぞれ介護の経験や思いを持ってカフェにお越しいただきました。
母親の介護、戸惑う父親の支援に丁寧に直面している友人はご姉妹で。
元介護職、現在オフィスレディ、お二人もの先輩の看取りを体験され、ご自身も遠く離れて暮らすお母様を穏やかにしっかりと支援している女性。
民間企業から転身、デイサービスで働く介護職の男性からは、離職が多い介護職の現状を。
また、突然に夫の親介護をすることになった女性からは、嫁としての戸惑いや思い、私にはまた体験のできない世界の思いをうかがいました。
それから「今の段階で聴いておけてよかった。多くの人に聴いていただきたい。」と率直な感想をお話してくださった親支援に備える働く女性。
自分史を提唱しながら介護と仕事との両立を支える女性は、10月東京都庁でのシンポジウムをきっかけにご参加してくださったとのこと。ご自身が書かれた「親ブック」を紹介してくださって、まさに親のことが描かれている素敵な親ブックを皆でほ〜とのぞきこみました。
結人スタッフからは、40代で夫の介護に直面という言葉にもできないような体験を、その間の心の機微を自身の言葉で丁寧に語ってくれました。
ケアに感心を持っている方、実際に行っている心のあたたかい方々との結人カフェの時間となりました。
大切な誰かを支える方法や思いはそれぞれ異なりますね。
もっともっと皆さんのお話を聴きたかった、というのが私の正直な気持ちです。
ご参加者の皆様、いかがでしたでしょうか。きっと話し足りなかったのではないでしょうか。
未だまだ運営も不慣れで、ご来場の皆様にも十分なご満足をご提供できなかったことと思いますが、皆様本当にありがとうございました。
結人カフェでゆるゆるとケアの話をしませんか?
自分の心の声に耳を澄まし穏やかに見つめる時間。
お逢いできる日を楽しみにしています。

オレンジリングをつけた認知症サポーターが誕生しました。
人の幸せの為に、今日からできることを共に。

できることを持ち寄って。どんな時も強くあたたかいスタッフの涼子さん、講師の洋子さん、オレンジケアケアチームお疲れ様でした。運営撮影はワサビさんです。

カフェ終了後は帰り道に東京ミッドタウンの庭の青いイルミネーションでホッと一息。
「ご参加者は楽しめたかな?役に立てたかな?」
「忙しいスケジュールの中でどうなるかと思ったけれど、とにかく良い時間だったね。」
明日も明後日も、来年も、結人はコツコツと、人と人の心を結び続けていきたいと思います。
皆様にとって2016年はどんな一年でしたでしょうか。
関わってくださった全ての皆様、結人をご覧いただき応援してくださった皆様、心より感謝いたしております。ありがとうございました。
皆様にとって来年もやさしく輝く年となりますようにお祈りしています。
故郷の八幡神社から大晦日の夕暮れをお届けします 。
駿河湾を包み込むような薩埵峠。
ゆく年くる年 皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。
