ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

ベネッセスタイルケア主催「東京介護相談会」

カテゴリー: 活動報告

ベネッセスタイルケア主催「東京介護相談会」



こんにちは たんぽぽです。

海の日らしい、夏の太陽が降り注ぐ2011年7月18日(月)、ケアコンサルタントの川上由里子さんのセミナーをお手伝いしてきました。当日の様子を簡単にお伝えします。

(株)ベネッセスタイルケア主催のセミナー「東京介護相談会」が渋谷エクセルホテル東急で開催されました。

渋谷駅で待ち合わせて、まずは腹ごしらえ!スタミナいっぱいの美味しいハンバーグを頂き、いざ会場へ向かいます。

相談会は2部構成で、最初にエッセイストの安藤和津さんが、ご自身のお母様を介護された体験を中心に、介護中の心の葛藤や介護は家族だけでは難しいなど、体験談を交えてお話されました。

川上さんは、『~お金のこと・住まいのこと~もしも家族に介護が必要になったら』をテーマに、伸びる寿命や高齢化率などのデータを中心とした「高齢期の現状」や、ますます複雑になっている「高齢期の生活の場」などの全体像をオリジナル資料やエピソードを交えて分かりやすく説明。

ベネッセスタイルケア主催「東京介護相談会」


そして、突然やってくる病気やけが、要介護状態になった時にどんな事が起きるのか?

実際に川上さんが対応したコンサルティング事例を使って、介護が必要になっても自宅で暮らし続ける場合と自宅以外の住まいを選択する時、それぞれかかる費用や利用できる制度、必要な知識や生き方の秘訣など、安藤さんの体験談にリンクする様な高齢期の暮らしのヒントを丁寧に伝えていました。

40~50代の方を対象とした相談会でしたが、60~70代の方や男性の参加者も思ったよりも多く、熱心に話を聞いていらっしゃいました。

講演終了後、川上さんの著書「介護生活これで安心」(小学館)を販売。
川上さん直筆のサイン・イラスト入りです。最近、イラストの太陽に風も仲間に加わってさらに可愛らしくパワーアップしています。

特製サイン入り

ご購入くださった皆さま、有り難うございました。
当日のセミナーの様子が、7月30日(土)朝日新聞に掲載されています。
こちら(pdf)もご覧ください。

ベネッセスタイルケア 『介護相談会』
http://kaigo.benesse-style-care.co.jp/lp/tokyokaigo/?xadid=go1000873

yuriyuri birdの新たなる旅立ち 2011.春に

カテゴリー: ご挨拶

Photo by KEN osawa

 

皆さんこんにちは、川上由里子です。
緑芽吹く春から盛りの夏へ、今年も風鈴の音色が美しい太陽の季節となりました。
いかがおすごしでしょうか。

今年3月、私は長く勤めた企業を退職し新しい出発をしました。
これまで勤めた企業とは業務委託というパートナー契約へ、引き続き日本橋にある研究所にお世話になっています。
これは、自分の活動の方向性や範囲を自分で決めたい、広げたいという私の希望でした。
しばらくはフリーランスで自由に活動を行う予定でいます。
初めてで大きな転換には勇気が必要でしたが、いざスタートをきると、私にはあっていたのか今穏やかな気持ちでいます。

幼少時から看護師になることを志し、医療機関の現場でナースとして人の生命に向き合いすごした13年、民間企業で高齢期の暮らしに関する相談事業を中心とした業務についた12年3ヶ月、医療の世界だけには限定されない人々の苦しみや希望を知り、共に感じることのできた時間だったように思います。

12年前、戸惑いながら一般社会に活動の場を転換した私ですが、今、私は、看護や介護というサービスを提供するのではなく、高齢期の暮らしにおいて、看護や介護の知識をベースに“ケアのある暮らしをサポートする仕事”をしています。

私たちの住む日本は、世界的に類のない超高齢社会に向かい多くの課題や問題を抱えています。平均寿命や健康寿命は全世界トップですが、一人ひとりの豊かさは決して高いものとは思えません。
歳を重ねることや孤独や貧しさはマイナスと捉えられ、誰にとっても迎える人生の最期のステージに目をそむけてしまっている方が多くいます。
自分らしく年齢を重ねる、私達には何かあたらしい視点が必要です。不要なものと本当に必要なものは何でしょうか?
捨てる覚悟も、継続する忍耐も、新しく取り入れる勇気も必要だと考えます。

川面の青い翡翠(カワセミ)はどこに向かうのでしょうか。
持ち物をもたずに空を自由に飛び唄う鳥が好きです。
悲しんでいる人や弱っている人がいたら、いつでも飛んでいける強い羽と心をもちたい。
どんな困難があっても、心の歌を青空に向かって唄い続けたい。
大きさや豪華さを求めるのではなく、小さくても響きがあること、どれだけ心をこめたか、そんなことが私の大事にしたいことです。
空の太陽や月や星、木や風の優しさがいつもカワセミのほっとする友達です。

これまで、皆様からいただいた貴重な体験や思いを胸に、自然体で、毎日を丁寧に。
皆様、これからも共に宜しくお願いいたします。
私のケアコンサルタントとしての活動は他にモデルがない私流のデザインです。
介護を中心とした高齢期の暮らしに係る相談やオリジナル講演、執筆活動を行っています。
心で話すこと、心で聴くこと両方のできる人でありたいと思っています。
ここでは日々の活動や感じたことを仲間と共に発信していきます。