先日、森の中に佇むアンリ・マティスのお部屋に遊びに行ってきました。
アンリ・マティスはフランスの画家、素描家、彫刻家。
コンコン
「マティスさん、こんにちは。
お部屋も作品のようで素敵です。女性像がなんともいえず美しいですね。
特に私はマティスさんの赤と緑の色使いと、女性の醸し出す雰囲気がなんとも言えず好きです。テキスタイルも楽しい。」
「あの~・・・私のことも描いてもらえることってできるのですか?」
「え、絵にならない?! そ、そ、そうですよね~。失礼致しました。」
「マティスさん、激動の時代、特に晩年は癌の治療、手術、ベットと椅子での生活となりご苦労されたと思いますが、21歳から84歳で永眠される間際まで、作品の方向を変えながら制作を続けられたなんて、力強い人生ですね。」
「困難があるからこそ自分の彩りを続ける。そんな風に力強く生き抜きたいです。」
「またお邪魔しますね。マティスさんの残した作品、色、これからも楽しませていただきます。」
(小さな声で)
「今日は、実はモネさんに逢いにきたのですが、マティスさんとお話ができてよかったです。ありがとうございました。」
箱根ポーラ美術館
「モネとマティスーもうひとつの楽園」2020年6月1日~11月3日開催