ワサビです。
待望の川上さん三冊目の本「介護のゴングが鳴ったら 1週間でやる8つのこと」が6月27日に発売となります。
介護が始まって右往左往している方、介護のため仕事を辞めようと思っている方、孤独に介護をされている方、会社で育児・介護休業法介護問題に取り組んでいる方、ビジネスケアラーの方にぜひ読んでいただきたい内容となっておりますのでぜひ手に取ってみてください。
出版:ART NEXT
2025年6月27日発売
192ページ
定価 本体1,650円(税込)
ISBN 9784910825298
⬤介護は「始まり」がすべて
介護は突然始まります。
始まりのゴングの音が大きい場合もあれば、 小さい場合もあります。
本書は、始まりのゴングを聞いたら、まずはこれだけやる8つのことを紹介します。
何が起こるか、何をしなければならないかがわかると落ち着いて、介護に臨めます。
⬤介護は「社会で」が基本
2030年には約318万人がビジネスケアラーとなりその損失額は9.1兆円と試算されています。
育児・介護休業法が改正され、2025年4月から段階的に施行されます。
2025年は介護の分岐点。
本書は新しい介護のナビゲーター。「仕事も介護も」の時代に必携です。
【目次】
第0章 介護が始まる前に
第1章 介護のゴングが鳴ったら1週間でやる8つのこと
第2章 小さな音で鳴っているゴングを聞き逃さない
第3章 介護を無理なく継続させるために
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【川上さんのコメント】
皆さま こんにちは
大変ご無沙汰してしまいました。
雨に打たれる紫陽花が美しい季節となりました。お元気でしょうか。
「川上さん、本を作りませんか」
2025年、ー冊の本作りにチャレンジする機会を頂きました。
そして、6月、3冊目となった私の大切な本が完成します。
私が支える人側に寄り添い、介護の相談を受け始めたのは、介護保険制度が始まる前年の1999年のことでしたが、25年経った今でも、あの頃と同じように介護に遭遇した人の混乱や不安の声を聴き続けています。
誰もが等しく年齢を重ねるにも関わらず、私たちは病気や障害、老いには目を背けたいものです。
制度やサービスがあっても、そこに結びつくことの難しさを感じ続けています。
この本ではもっと多くの人にわかりやすく届けるために、を意識して、工夫しました。
介護のゴングが鳴ってからすぐに行うべきこと、8つのポイント、ゴングが鳴る前から備えること、そして、終了のゴングが鳴る前に、大切にして欲しいこと。
私の心の思いは「はじめに」と「おわりに」からお届けします。
著者のみならず、出版や編集、デザインなど、制作に関わる人たちの力が結集していることは本を手にしていただければわかると思います。
短期間で仕事をしながら奮闘した汗と涙の結晶です。
介護は人の命が循環するその過程。
読み終えて頂いた時に、明日から行動する勇気と、介護という枠に留まらず、人間の人間らしい営みにチャレンジするということを感じていただければ幸いです。
私は私のできる方法でこの社会を守り育てていきます。
これからも、支える人と共に悩みながら、そして宝物を探しながら。
皆様、是非本を手にとってみてくださいね。
今日は父の命日、きっと大喜びでしょう。
故郷に帰省し父と母に報告ができ善き1日でした。
2025年 水無月 川上 由里子