ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

2025年12月 心の風景 冬を数えて

カテゴリー: ご挨拶, 日常

冬の季節に産まれた私は、毎年冬を数えます。
そして世を思い、人を想い、今の自分に問いかけます。

今年2025年様々なことがありました。
ビックニュースはなんといっても自分の本をまとめ、私なりのエールを多くの人に伝えられたこと。

クリスマスの夜、仕事から帰宅し食事を終え、故郷の母に電話を入れました。
母の友人は長く施設に入所していた99歳のお母様を最近看取られたそうです。
その友人Hさんから
「いただいた本を読んでいたおかげで、母の最期の時間に足を運ぼうと思えたの。
おかげで何度も施設に通うことができ、自分でも納得して、落ち着いて母を送ることができ感謝です。本を読んでいて本当によかった、ありがとう。」との言葉をいただいたと嬉しそうに話してくれました。
母からの電話は、この本で伝えたかったことが届いたことがわかった瞬間でした。

母の担当Aケアマネジャーは、「由里子さんの本、直ぐ購入しいつもカバンに入れて持ち歩いていますよ!とっても参考になり助かっています。」

BAY FMラジオで私の声を偶然耳にし、この結人ブログを読み、本を購入してくださった合気道部I先輩も、熱いメッセージを届けてくださいました。
偶然にもお父様の急逝を体験し、その後お母様の介護に直面することとなった先輩、介護や命への向き合い方に大きな影響があったようです。
微力ながらもお役に立ててよかった⋯。
しかし、先輩の私の合気道部時代の印象は“歌”だったようで、「お前の越冬燕は伝説だ〜」。これにも泣けました。

大好きな中学時代の先生に謹呈させていただくと、長い感想と「由里子すごい ブラボー!」と喜びを届けてくれました。
その熱に私の心も癒されました。
大人になるってどう言うこと?自分らしさってなんだろう?
繊細で小さかったおかっぱ頭セーラー服姿の私を思い出します。

Amazonに丁寧な感想をお届けくださった方々にも熱く御礼申し上げます。
何よりも、猛暑の中、ひとりひとりに手渡ししてくれた母(本年米寿)に感謝の一年でした。

何かを新しく産むということは情熱や時間を必要とし決して簡単なことではありませんが、その分得られる尊いものがありますね。
具体的に何か出来る大人になりたくて懸命に走り続けています。
見たことのない景色を眺めたくて自分にチャレンジしています。
できないこと、苦手もたくさんある人間で凹むことも多いのですが、生きている限りあきらめないで自分の願いを星に繋ぎます。
でも、体調管理も等しく大切な課題ですね!
その他、ここには書ききれませんが、お世話になった皆様に心より感謝申しあげます。

さて、今年嬉しかったことの一つに登山しました!
季節は晩秋、伊豆の低山ですがゼーゼー言いながら見下ろす駿河湾の青、空の青、気持ち良かった〜。

そして、もちろん音楽の時間ですね。来年も吹きます。

今年の締めは、友人からの体験型のプレゼントでマイアロマフレグランス作り。
年末、仕事を納めた後に表参道に向かいました。

作りたいイメージに合わせてフレグランスを数種類鼻で選び、プロが調合。 

何度も調整しイメージの香りに近づけます。結構難しい。
日頃使わない感覚で楽しい!
鼻のストレスを緩和するために、コーヒー豆の香りを嗅ぎリセット。
その過程面白いですよ。

完成し自宅へ。森の雨上がりをイメージした爽やか&深い香り。
私は普段はハンカチにアロマの天然の精油を1、2滴機垂らしているためフレグランスは使いませんが、この香りはお休み前や寝具やカーテンに使えます。
この香りに、Yuri 2026 とネーミングしました。

本年もお世話になった皆様、NSFエンゲージのメンバー、UR都市機構グループの皆様、ART NEXT社、オーキャンの皆様、本作りに熱く協力してくれた石橋亮一さん、この小さな結人をご覧いただいている皆様、家族、友人、そして結人メンバーのワサビさん、ありがとうございました。

戦争や災害、犯罪、病や介護、貧困、社会や人の変化に心を痛め不安を感じることは多々ありますが、来年が明るく豊かな一年となりますように、小さな幸せを分かち合える社会となリますように、人と人の心をつなぐために、私の命を使えますように。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

ミタクエ オヤシン 
私につながる全てのものへ感謝を込めて
2025年12月31日 川上由里子