三井不動産のレッツ資産活用部が発行している季刊誌「Let’s Plaza」に、「午後4時のティーブレイク」というエッセイの連載コーナーをいただいています。
その1月号が発行されました。今回のテーマは~「人と人」支えあう意味を考えましょう~
以前から感じている“介護の誤解”を皆さんに伝えたくて書き下ろした内容です。
文中から
(前略)
日本でも様々な介護の形が生まれていますが、支え方の理念は置き去りにされているように感じられます。過剰に手をかけることが「やさしさ」と誤解され、介護の真の目標である「自立を促すこと」を意識していない介護者を多くみかけます。
文末には最も伝えたいことを書きました。
私達は大切な人を介護しながら、実はいつかは必ず訪れる自分の老いの生き方を学んでいます。
1枚のエッセイを書くために、日々自分に問いかけ続けています。
心は何をみているの?
心は何を思っているの?
心は何を伝えたいの?
そして、今おこっている現実をまっすぐに見ます。
読み手の気持ちもや影響も考えます。
それができないと私に文章はかけません。
ものを書くことでこころが整理されるとよく耳にしますけど、ものを書くお仕事があることで、心のアンテナをピンとはるというのは確かにありますね。
そうでないと、日々感じた驚きや喜びや切なさは心にしまいながらぼんやりと過ぎてゆきます。
命は考えるものではなく“感じる”ものです。
皆様にも何かを感じていただけたら嬉しいです。