働きながら介護する、簡単なことではありませんが、前向きに備え支えることで両立は可能になります。
秋は最も企業様からのご依頼が多い季節。
10月は都内を飛び出して、遠方に足を運びました。
昨年の秋、東京都産業労働局様主催のシンポジウムに登壇したことがきっかけで、静岡県庁様からお声がけをいただきました。
今年、職員様のライフプラン研修に、初めて「介護」を導入予定とのこと。
偶然にも大好きな故郷の皆様のお役に立てることに感激しながら準備に励みました。
ご挨拶させていただきましたご担当の皆様も静岡の風を感じる素敵な方々です。
静岡県庁は私が育った中部地方の静岡市内に位置しています。
ナースとして勤務していた静岡県立総合病院も近くにあり、静岡駅から県庁までの道のりも懐かしく高校生時代を思い出します。
あの頃はできることが少なかった私でしたが、「困っている人の役に立てる人間になりたい」という希望を持ち、何度も転び何度も立ち上がり、学び体験し、今日があることに感謝です。
地域の事情はそれぞれ異なります。
今回のご依頼により静岡県内の事情も調査し、様々なことが見えてきました。
東京や神奈川県など関東地方とは地域事情が大きく異なります。
まずは皆様にご自身やご家族様の地域の情報を地域包括支援センターで得ること、そして、一人で抱え込まずに相談しサービスを活用することで、様々な知恵や助けが得られることを、実例を交えながらお伝えしました。
介護と仕事の両立のお話ではありますが、尊い命のこと、支える支えられるということに、関心を向けていただけましたら幸いです。
10月は日本生命様が開催されました福利厚生セミナーでも、多くの法人企業様にお伝えさせていただく機会をいただきました。
アンケートの結果やご担当者様の姿勢や言葉に、毎回勇気や励ましをいただいております。
また、東京都様からの介護仕事の離職防止に関する調査にも、ご協力させていただいております。
制度を作る方と制度を利用する方、その双方に接することで、多くの学びを得ています。
関わらせていただきました皆様、ご清聴いただきました皆様に心より感謝御礼申し上げます。
様々な人の力がつながって、超高齢社会を前向きに乗り越える知恵に変えていきたいですね。
結人の気持ちを大切に、活動を続けます。
皆様どうぞ宜しくお願い致します。