明けましておめでとうございます。
昨年中も大変お世話になりました。
皆様にとって幸多き一年となりますように、心よりお祈りいたしております。
今年の干支“巳”と、新年の気持ちを元気に描きました。
あたたかく強い太陽のように
自由でさわやかな風のように
慈しみ潤いのある雨のように
希望を胸に今年も動き続けたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
川上 由里子
明けましておめでとうございます。
昨年中も大変お世話になりました。
皆様にとって幸多き一年となりますように、心よりお祈りいたしております。
今年の干支“巳”と、新年の気持ちを元気に描きました。
あたたかく強い太陽のように
自由でさわやかな風のように
慈しみ潤いのある雨のように
希望を胸に今年も動き続けたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
川上 由里子
12月、静かに誕生日を迎えました。
この日、最初にすることは遠方にいる両親に電話をかけ感謝の気持ちを伝えることです。
それから、空に向かっても感謝を伝えます。
私の希望は “アンチエイジング”ではなく、“するめエイジング”
噛めば噛むほど味が出る、するめのようなちょっと面白い味のある大人になることです。
しわやしみを気にするよりは、心の襞ができているかどうかを気にかけたいと思います。
整ったきれいな手は美しいけれど、それよりもしわくちゃになった年輪のあるあたたかい手に包まれるのが好きです。
残念ながら体力、瞬発力、記憶力など衰えるものは多く、自分の得手不得手もより明確になってきます。しょんぼりすることも勿論あります。
それでもやりたいことはまだまだ沢山。困難は私たちに工夫する機会を与えてくれます。
人生は大変なことだらけですから、大変なことになんか負けていられません。
歳の重ね方には個人差があります。その人らしい大人を見つけると嬉しくなります。
私の周囲にはそんな先輩が居てくれて、いつも刺激をいただきます。
多くの高齢者に接していて思うことは、より硬くならず、より柔らかに年齢を重ねたいとうことです。
この日は日本橋の路地にある小さなお店で
ワサビさんとレモンさんが熱々のチーズフォンデュランチをご馳走してくれました。^^
あたたかな心をいただきました皆様、ありがとうございました。
人の役に立てる自分作り、さらに元気に面白く続けてまいります!
寒い朝となりました。いかがおすごしでしょうか。
大学病院に勤める臨床看護師だった頃、毎年クリスマスイブの夜は大忙しでした。
患者さん一人ひとりにメッセージを添えた手作りのクリスマスカードをナース全員で作成。
深夜患者さんの枕元に忍び足でそっと置き、翌朝の反応を楽しみに過ごしました。
視力障がい者の多い病棟でしたから、カードに音のなる鈴をつけたり、色をあざやかにしたりと、患者さんの状態にあわせ工夫。
朝カードをみて笑顔の方、涙を流してくださる方、
なかなか発見してくれない方など様々でした。
自宅に帰れない方、
命が消えかかっている方、痛みを抱えている方、
家族のいない方、
共に過ごすクリスマス、
私はこの日のちょっと大変な勤務が好きでした。
今朝はそんなことを思い出しながら職場に向かっています。
Merry Christmas
世界中の誰にも
幸せが訪れますように。
今日は良く晴れた秋の休日でした。マフラーを首に巻き、ショートブーツを履いて自宅マンション近く勝どきから月島、佃川沿いをお散歩しました。街には私の大好きな落ち葉だらけです。川面はきらきらと揺れながら輝いています。
9月、10月、11月とハードワークが続き乗り越えられるのか不安でしたが、周囲の皆様のおかげでひとつひとつ丁寧にご対応させていただくことができました。出張先での嬉しい出逢いも数々ありました。人に逢えるのは幸せなことですね。
茜色に染まった葉を1枚、また1枚と拾う度に あの人にありがとう、 この人にありがとう 、あの言葉にありがとう、 あの時間にありがとう、あの場所にありがとう ・・・拾い集めた葉はこんなにたくさんになりました。
帰り道はもう夕暮れです。歩いていたら勝どき橋が点灯、夜の始まりです。右手にはかつてナースとして奮闘していた職場「聖路加レジデンス」遠く前方には東京タワー、振り向くとスカイツリー。大きな空にむかって話しかけます。
「お~い 明日も明後日も良い日になってね~」
10月から日本橋、名古屋、大阪、大宮と企業向けの介護講演のご依頼にご対応させていただきました。ありがとうございました。
私の介護講演の後のワークショップでは主役は皆さんに移ります。
職員自身が“ワークライフバランス”介護と仕事の両立を自分のことに置き換えて考える時間です。
「バランスなんて想像できないです。」
「最初から職場の皆さんには報告し理解を求めました。そうするしかなかったです。」
「こんな制度があったなんて知りませんでした。」
「介護休業はどの時期にとったらよいのでしょうか?」
「これも介護ならばなるほど自分でもできることがありそうです。」
様々な意見が飛び交います。
各企業も組織で働き続けられる職場環境を模索しながら前向きに取り組まれています。
歓迎いただいた皆様に心より感謝御礼申し上げます。
郷里のお墓参りの帰り道、空を見上げました。
秋の夕暮れです。
この日は珍しく父もお墓参りにでかけることができました。
一緒に手を引いて歩きました。
父はほんの数十メートルですが坂道を私につかまり歩くことができ、父の頑張りに拍手喝采です。
お空のおばあちゃんやおじいちゃんがこの美しい雲をみせてくれたのかな?
雲や風や空や雨や花、
太陽や月や海や川には不思議な美しさがあります。
田舎ではそれらが近くにあります。
森羅万象が与えてくれる恵みにいつも感謝しています。
10月31日、霞ヶ関のイイノホールにて、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の主催する「高齢者フォーラム2012」が開催されました。
テーマは「Aging in “DANCHI” ~パートナーシップによる高齢者サービスの展開~」。
私は今年4月よりUR都市機構住宅経営部のシニアアドバイザーとして業務に関わらせていただいています。
1950年以降、日本の住宅不足を解消するために建てられた良質な公団KOUDAN。
現在URの保有する団地は1700団地、76万戸にも及びますが、世帯主年齢が65歳以上の世帯が35.4%にも及び団地に暮らす人の高齢化が進行しています。
そこで、URの豊富な住宅と、民間事業者が展開する多様な高齢者向けサービスを組み合わせて、少子高齢化に対応した賃貸団地の環境を整えようと取り組みが始まっています。
フォーラムでは現在行われているその取り組みの一部が紹介されました。
● 千葉市稲毛区「グリーンプラザ園生(そんのう)」
● 社会福祉法人 生活クラブ / (株)生活科学運営との連携
URの賃貸住宅団地立替で生じた敷地を民間に譲渡し、サービス付き高齢者向け住宅、
介護事業所を整備。
今回のセミナーでは(株)デアマイスター社代表取締役の佐藤文三様と(株)リハブインテリアズ社代表取締役の池田由里子様にご協力いただき1枚の写真をお借りいたしました。北欧の高齢者の居室の写真、私はこの風景がとても好きです。
人はお気に入りの椅子や空間があることでベッドから離床し、毎日が自然体のリハビリとなります。
以前、高齢なお父様へ椅子のプレゼントをご検討されている姉妹のご相談に対応させていただいたことがあります。(株)デアマイスターではマイスターファニチャーという寝たきりにならない生涯椅子を提案されています。北欧のデザイン、色も明るくあたたかく素敵です。ホームページも参考になりますのでご覧になってください。
理学療法士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザーの池田由里子さんのご活躍も素敵です。
五感を大切にした暮らしは豊かな感性を磨きます。
せっかくこのようなセミナーをしましたので、私にとっての居心地の良さを考えてみました。
なんといっても私の好みは“天然素材”です。
小さな部屋ですが、気がつくといつのまにかテーブル、本棚、衣装ケースなどの家具は全て無垢の木材。(北欧、日本、インドネシアなど様々ですが)
何にでも使うテーブルと椅子は青山のnoen無垢の木で作る家具の店で10年ほど前に作ってもらいました。
栃の木です。いつも呼吸していて気持ちがよいです。
カーテンやシーツなどのリネンも麻や綿の天然素材です。
ヨーガンレールとリベコを繰り返しお洗濯して使っています。
少し高額ですが肌触りがよく長く使っています。
部屋には音楽と読書と灯りがあります。
特に好きなのは詩集と物語です。最近はお仕事の本も沢山あります。
絵があります。
シャガールの緑の絵とバングラデシュで購入してきた赤いノクシカタの刺繍が飾ってあります。
寒い季節には好みの香りのアロマを焚きます。
すぐに散らかすので毎週土曜日の午前中はお掃除をしてマンションの部屋に風を通します。
そうすると心もすっきりします。
植物を飾ります。植物に水を上げます。
10代から側にある銀のフルートと大人になってから作ってもらった竹のケーナがあります。
玄米と新米と野菜があり、ル・クルーゼの鍋と友人のお父さんが作ってくれた8角形のまな板があります。
野菜をたくさん入れたスープは忙しい生活でも健康を作ってくれます。
私の部屋ではテレビなど電化製品は小さくなっています。
この空間で思考したり希望したり、笑ったり泣いたり、見つめたり整理したりしています。
この嗜好は私がおばあさんになっても変わらないでしょう。
皆さんの心地よい空間はどんな空間ですか?
皆さんこんにちは
ようやくようやく秋らしい気候となってきました。お元気ですか?
月夜の晩に鈴虫や松虫がころころと鳴く音は秋の楽しみ、なんともいえず耳に心地よいですね。
9月21日金曜、公益社団法人インテリア産業協会と日本経済新聞社が開催した「住まいと暮らしをスマートに・リフォーム&インテリア2012」でのセミナー講師に出かけてまいりました。
会場は東京ビックサイト。リフォームやインテリア関連企業展示と豊富なシーン展示で紹介するエンドユーザー向け展示会です。
関連企画として、リフォーム成功の秘訣や、耐震、コミュニティ、収納等の最新トレンドをテーマに、会場内に設置されたステージで連続セミナーが開催されました。
私はメインステージプログラム初日の2番手、日頃のセミナーとは異なるオープン会場の中で、この日の為に制作した新作「シニアの優しい暮らしをデザインする~ケアとリフォーム~」をご来場の皆様にお伝えさせていただきました。
先日も新聞社の意識調査で“高齢期に希望すること”の上位にはリフォームがあげられていましたが、住まいは大切な暮らしの器。高齢期だからこそ自分らしく居心地のよい住まいは必要ですね。
ところが、意外に多い家庭内事故。住環境がからだや心に与えている数々の影響。また、何からどのようにしたら?大切な資金をどのように活かせばよいのかと実行に移せない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
高齢期の暮らしのリフォームには、ケアの視点も必要です。住まいを知る、自分を知る、暮らしを知る、ことから始めましょう。そして、住まいに体をあわせるのではなく、からだの変化にあわせて住まいを変えることが大切。これらをしっかり考えたリフォームは生活を広げ自立を助けることにつながり、介護のある暮らしでは介護する人の負担も軽減します。そして、何よりも自分流を持つその人らしい暮らしを継続することにも繋がります。QOL(生活の質)を高めた生活です。
私自身も両親のリフォームでその効果を実感しています。
インテリア産業協会の事務局長様から今回のご依頼をいただいたとき、私の頭に浮かんだのは「紙芝居のような明るいセミナーを作ってみよう」でした。
ワサビさん協力のやさしく明るいイラストにより皆様が住環境や福祉用具の活用による暮らしをイメージすることをお手伝いできたのではないでしょうか。
セミナーの一部を動画でご紹介しますね。
日頃はクローズドの講演が多い為、一般顧客に向けたセミナーは久しぶりでしたが、熱心に耳を傾けてくださる皆様のニーズを感じられる貴重な時間でした。
本セミナーは基本的な内容が中心となっているものでしたが、終了後、ご質問に並んでくださった方々から、私にとっては当たり前となっている基本的な情報も届いていない、ということを教えていただきました。役所や地域包括支援センターなどに行けば得られる情報ですが、一般の方々の情報を求める足や意識の第1歩は、まずそこには向きにくいのかもしれませんね。
福祉でも介護でもない、もう少し手前の段階で住まいと暮らしをデザインする、このことが大切なことと改めて私も認識した時間。いつものことながら、セミナーを作る、伝えることによって私も贈り物をいただきます。
貴重な機会をいただきましたインテリア産業協会の事務局長様、お忙しい中足をお運びいただいた皆様、応援にかけつけてくださった皆様、ご質問やあたたかいお声がけをいただいた皆様、そして深夜に及ぶ作業に遠隔から共にチャレンジしてくれたワサビさん、心より感謝御礼申し上げます。ありがとうございました。
言葉で伝える、目で伝える、心を伝える 一期一会を大切にしています。
スタッフのワサビです。
セミナーのお知らせです。
来週9/21(金)-23(日)に日本経済新聞社・公益社団法人 インテリア産業協会主催「リフォーム&インテリア2012」 が 東京ビックサイトで開催されます。
この度、21日のメインステージプログラムの講師にご依頼いただき、川上さんがセミナーを行うことになりました。
「シニアの優しい暮らしをデザインする~ケアとリフォーム~」と題して、高齢者が自宅で自分らしい生活をしていくために必要なリフォームのポイントをご説明します。
入場は無料ですので、お時間のある方はぜひご来場ください。
■ 日時 : 2012年9月21日(金) 11:40~12:10
■ 場所 : 東京ビックサイト 西2ホール メインステージ
■ セミナータイトル : シニアの優しい暮らしをデザインする~ケアとリフォーム~
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