ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

スタッフのワサビです。

セミナーのお知らせです。
来週9/21(金)-23(日)に日本経済新聞社・公益社団法人 インテリア産業協会主催「リフォーム&インテリア2012」 が 東京ビックサイトで開催されます。

リフォーム&インテリア2012

この度、21日のメインステージプログラムの講師にご依頼いただき、川上さんがセミナーを行うことになりました。
「シニアの優しい暮らしをデザインする~ケアとリフォーム~」と題して、高齢者が自宅で自分らしい生活をしていくために必要なリフォームのポイントをご説明します。

入場は無料ですので、お時間のある方はぜひご来場ください。

■ 日時 : 2012年9月21日(金) 11:40~12:10
■ 場所 : 東京ビックサイト 西2ホール メインステージ
■ セミナータイトル : シニアの優しい暮らしをデザインする~ケアとリフォーム~

詳細はこちら

8/16 読売新聞夕刊に取材記事が掲載されました

カテゴリー: お知らせ

読売新聞

スタッフのワサビです。

本日8/16の読売新聞夕刊の「こころ 健康のページ」に取材記事が掲載されました。

テーマは「遠距離介護」。
川上さん自身も2008年4月からお父様を遠距離介護されており、隔週で東京と静岡のご実家を往復されている身。その体験から来る遠距離介護に対する思いとアドバイスが語られていますので、ぜひご覧ください。

ボサノヴァに癒される時間

カテゴリー: 日常

 3つのお買い物をしました。
良い香りの石鹸1個と、バラの花一輪と、ボサノヴァのCD1枚です。

 「心地よい音楽を聴きたいなあ~」
クラシックもヒーリングミュージックも好きだけど、やっぱり夏はボサノヴァの声とギターの音が聴きたくなります。
遠く出かけたいけど出かけられない夏の一日、部屋の風を入れ替え、元気な花を飾り、赤ワインや冷えたビールを1杯飲みながら、ボサノヴァを聴く。
仕事を抱えた毎日でもこれでとっても楽しい気分が味わえます。

お気に入り

ジョイス・モレーノの「トゥード」大人の女性の声です
緑のジャケットも瞳に優しくて癒されます
「slow music」は夜に「トゥード」は昼下がりに聴くのが好み♪
CDの下に敷いてある布は以前「RIBECO」で購入した麻のワンピース

 情報が溢れる時代、誰かがよいと思ったものを良いと無意識的に選んでしまう人が多い時代となりました。私は自分の感覚で自由に選ぶ素朴な作業が好きです。お気に入りの人や音楽を発見した時は嬉しくなりますね。長年大切にしている日々の習慣でもあります。

 音楽好きの郷里の両親にも、よく音楽をお土産にします。

 母のお気に入りハワイアン、父のお気に入りは沖縄音楽と大学の校歌や応援歌。時々指揮者になり腕が動きます。「音楽はよいね~」我が家の合言葉のようです。支える人も支えられる人も、自然に笑顔になります。夏の暑い時はせせらぎや波の音などもよいですね。

 気持ち良く大切な人を介護するためにも、音楽を活用してみてください。

7月の介護セミナー報告 ~大切なのは対話~

カテゴリー: 活動報告

残暑お見舞い申し上げます

皆さん こんにちは
立秋がすぎたとはいえ、蒸し暑い日が続いていますね。
夕涼みと花火大会、海の音と海の香り、読書しながらのお昼寝、麦藁帽子と入道雲…
どのような夏をお過ごしでしょうか。

向日葵

8月 夏の活き活きとした黄色をいただきました。ふうぅ~
暑い暑い こんな爽やかな向日葵の色は元気がでますね。

 7月は(株)日本政策金融公庫仙台支店様、三井不動産(株)人事部様、三井不動産レジデンシャル(株)健康管理室様での社員向け介護セミナーをご対応させていただきました。

 近年、仕事と介護の両立に悩む人が増え、各企業が支援の方法を模索しています。子育てとの違いは職場では話題にしにくい点でしょう。介護支援制度があっても「どんな制度なのか、どう活用するのか知らない」という方が多いのが実情です。企業は利用を促す為に情報の周知徹底を図ることが求められています。介護セミナーの開催や介護制度ハンドブックの作成配布、イントラネット活用などそれぞれの企業にあった方法で工夫されています。働きながら介護を続けられることは、企業、個人双方にとっての宝物を守ることにつながります。介護は誰にとっても特別ではない、一般の暮らしの中で誰もが介護について考える時代が訪れています。


(株)日本政策金融公庫/仙台セミナー

はじめに:介護ニーズ調査等の報告/女性活躍推進室 室長
1部:介護セミナー「介護の実態と介護知識」/川上
2部:パネルディスカッション
   パネラー:介護と仕事を両立させた働く人2名と、ケアコンサルタント(川上)
   コーディネーター:公庫職員様
3部:ワークショップ 

 職員の実態調査のご報告から入った講演会でしたが、職員が介護を身近に考える機会を持ていざという時に役立つことができるように、仕事を辞めずに介護と両立が図れるように、という主催者の気持ちが現れている素晴らしい企画に驚きました。祖母を介護している母の為になど若い方の参加も目立ち、明るく積極的な空気が流れていたことは私にとっても大変嬉しいことでした。

 介護と仕事を両立させながら、在宅、病院、施設での遠距離サポートを行った女性の体験、介護休暇を利用しながら前向きに働き続け、その数年間に大学院にも通われMBAを取得された女性から語られたお話は、皆さんにも勇気や感動を与えたことと思います。


三井不動産(株)人事部様主催介護セミナー(日本橋)

 2回目となる今回のテーマは是非聴いていただきたい、と「認知症」をご提案させていただきました。このセミナー作成には長い年月という時間と私の想いがこめられています。

 セミナー終了後、「今日のお話を聴いて、家族にもう少し優しく接しようと思いました。大切なことをありがとう。」と声をかけてくださった50代の男性、アンケートの内容に現れるお一人ひとりの皆様の声と心、大変印象深いセミナーとなりました。

*三井不動産でのセミナーの様子、アンケート内容をレポートにしてくださっています。
【三井不動産ケアデザイン/情報ひろば】
http://www.care-design.net/report/seminar120725-1.html


三井不動産レジデンシャル(株)の健康管理室主催のセミナー(日本橋)

 ご清聴いただき感想やご意見をお寄せいただいた多くの皆様、ありがとうございました。

~アンケートの声を一部ご紹介~
・ 明日はわが身と思って聴いていました。最新の情報が得られて有意義だった。
・ 知らないことばかりで非常に役立ちました。家族と話し合おうと思いました。
・ とても良いセミナーでした。結論は人それぞれない難題ですが参考になります。
  ありがとうございました。

・ ケアマネージャー(市区町村)の選定、病院のソーシャルワーカーへの相談等、
  知らない内容が多く参考になった。

・ 介護保険による補助はあるものの、介護には相当の労力及び金銭が発生することを
  少し体感できた。
                  


 セミナーの機会が増えました。

 私にとってセミナーは人と人とがつながる大切な場です。大切なのは“対話”。相手と真正面から真摯に対峙すること、親の老いや自分の老いにも真摯に対峙していくこと。私が私と対峙すること。そして対話することです。対話というのはできそうでできない。セミナーに限らずコンサルティングでも、日常の人と人とのつながりにおいて、とても大切なことですね。成長させてくださる皆様との出会いにいつも心から感謝しています。

恒例 八幡神社の夏祭り

カテゴリー: 日常

皆さんこんにちは、梅雨も明け急に夏らしくなりましたがお元気でしょうか。
四季が巡るのは嬉しいけれど・・・暑さはなかなか堪えますね。
水分をこまめにとり、栄養、休養、心がけて元気に爽やかにお過ごしください。

毎年恒例の地元八幡神社の夏祭りに行ってきましたので、一足早い夏をお届けしますね。
今年は百合の浴衣にしました。
上の写真はカメラマン母の一押しショットだそうです。

母の力作

2012.7.14 由比本陣にて
(着付け・撮影 川上薫)

花火

 

gooヘルスケア

先日【gooヘルスケア:認知症高齢者の症状と接し方・心構え】が配信されました。
2008年より定期寄稿させていただいていますが(バックナンバーはこちらから)、今回のテーマは前回に引き続き「認知症」です。
記憶や判断力が低下する認知症という状態は、誰にとっても身近な問題です。
医療や介護の現場でケアをしてきた私は、認知症について最も怖いのはその病気ではなく“無知と無理解”だと感じています。
皆さんは認知症という言葉に何を感じますか?

私は現代を生きる人々の“心のメッセージ”を感じます。
病気になる前に、介護になる前に、早い段階から知ってほしいことです。
皆様がほんの少しでも本当のことに近づいていただけましたら幸いです。

● 認知症高齢者を理解するために
http://health.goo.ne.jp/column/healthy/h002/0168.html
● 認知症高齢者の症状と接し方・心構え
http://health.goo.ne.jp/column/healthy/h002/0174.html

いつもお読みいただいております読者の皆様、ありがとうございます。
今回も介護体験者の声をヒアリングしながら溢れる情報をコンパクトにまとめました。
こんなことで困っているなど、何かリクエストがありましたらお声掛けください!

さて、明日は仙台で介護講演とパネルディスカッションです。
働く方々へのメッセージを鞄につめて、東京発はやぶさ3号で東北へ行ってきます。

7月25日は認知症、30日は介護入門編のセミナー(企業従業員向け)講師を、日本橋で行います。一歩ずつでも前へ進みます。

読売新聞掲載のご案内

カテゴリー: お知らせ
読売新聞

シゴトON×OFF/ハンドブック 介護に備える
※17月6日、雨降る横浜の桜木町駅で購入。

読売新聞の生活情報部の記者さんから取材を受けました。
7月6日(金)から、4回に渡って働く人の介護について連載されます。
働く人の介護相談を受けて13年。
シンプルですが私の発見したことで皆様のお役に立てる内容を伝えています。
皆さんご覧ください。

掲載紙面はこちらをご覧ください。
→ 【7/6掲載分】(PDF:740KB)
→ 【7/13掲載分】(PDF:949KB)
→ 【7/20掲載分】(PDF:991KB)
→ 【7/27掲載分】(PDF:965KB)

東京都含む首都圏380万部発行  
7月6日、13日、20日、27日 金曜日夕刊

※ YOMIURI ONLINE 生活と仕事「ハンドブック」に転載されました。
介護に備える1 まず親の生活状況を把握 (7月17日)
介護に備える2 家族の時間を上手に使う (7月24日)
介護に備える3 休業法や支援制度を活用 (7月31日))
介護に備える4 相談し仕事との両立探る (8月7日)

 

小さなケアの相談

カテゴリー: ノウハウ

 相談業務の責任者として声をかけられてから試行錯誤しながら作成した介護相談は、1999年の無料対応から出発し、現在ではとても高額な相談料となりました。ご相談内容から問題点を明確にしアセスメント、支援の目標をきめ、相談者が自ら判断選択できる為のサポートを行い、フェイスtoフェイスで問題解決に共に望みます。相談にみえた方が理解しやすい言葉で資料に整え、その方の暮らしにそったオリジナルを提出します。

 こちらが大きな相談だとすると・・・・私は最近よく小さな相談対応をしています。

 先日、故郷での母と私の会話です。

母 

「昨日○○さんにあったら、おばあさんの介護でとっても忙しいのに図書館で一日中勉強していたそうよ。おばあさん、ひどい便秘らしいの。認知症のお姑さん抱えて大変そうだわ。何とかならないのかしら。」

私 

「便がでないんだ、それは大問題、本人も家族も相当困ってるね。排泄問題って最も大切なことだものね。その悩みって担当のケアマネジャーやデイサービスのナースや介護士に話したのかな?」

母 

「さあ、話してないと思うわよ。どうして?」

私 

「そういう時こそケアマネジャーの出番なんだよ。○○さんにそう伝えてみて。」

母 

「あら、そうなの。そんなこともケアマネジャーに相談していいの?」

私 

「話していいの。排泄のコントロールってとっても大事だけど難しい。特に排便は健康に直結するし、そもそも体内の水分量や筋肉が減り腸の蠕動運動っていう運動が弱くなる高齢者には便秘で悩む方がとっても多いの。どこに問題があるのか、どんな方法で解決できるのか、専門的な知識も必要だから、家族だけで考えずにプロの力も同時に使ったほうが早道だよ。
・・・・最近、おばあさんは何か排泄で失敗して怒られたりしたかな?」

母 

「そうそう、先日大きな失敗をしてついつい怒鳴ってしまったみたい。」

私 

「そう・・・それでお水を与える量を控えてしまっている可能性もありそうね。おばあさん自身も萎縮して控えてしまっているかもね。」

母 

「わかったわ、それじゃあ明日早速ケアマネジャーに相談するように伝えてみるわね。」

私 

「うん、それが良いよ!話してみてね。
あ、待って。その時にこの情報を伝えるとよいよ。今メモするね。」

  【 MEMO 】

  1. 排泄日誌の記録を
    排便、排尿のあった時間帯、飲水の時間、量、食事を観察して数日間メモしてください。できる範囲でよいので。(水分は一日1,000CC以上は必要、水分がとれなければ果物でもOK)

  2. おばあさんが以前から便秘を解消できた食物はありませんか 食物繊維を含む食品など活用を

  3. おばあさんの過ごしている部屋からトイレまでの通路・トイレ内の環境の確認
    歩きにくくないか、動きやすいか、暗くないか、安全か等の確認 
    トイレにいきやすい環境を

  4. おばあさんの着ている洋服や下着orオムツは、着脱しやすいか、衣類と動作の確認

  5. ホットタオルで温湿布 お腹を「の」字に時計回りにゆっくりマッサージ

  6. 一定時間に目覚め 適度な運動を

  7. 本人がリラックスして排泄しやすい気持ちとなるように心がけて

私 

「2、3日の排便、排尿、食事がわかると、どこにどんな問題があるかわかりやすいのでケアマネジャーや介護スタッフも対応を考えやすくなるからね。これがないと生活状況がみえないので下剤を処方されて終わりとなってしまうこともあるから。あと、からだだけでなく、周辺の環境も大事なんだよ。それでもだめなら、私が直接訪ねるからまた声かけてね。」

母 

「OK!」

・・・それから数日後 嬉しい便りが私に届きました。

母 

「○○さんに会ったら大きな声で私を呼ぶの、川上さんあったのよあったのよ便が。あのメモで確認したら水分を控えていたことがわかったから少し試してみたの。その他もメモどおり確認したの。そうしたら長く苦しんでいた便秘が解消されてもう嬉しくて。何よりも本人が一番楽になって喜んでいるの。助かったわ、本当にありがとうございました。由里子ちゃんにお礼を伝えておいてね。」

 初夏、両親が大切にしてきたちいさな町での小さなケアの相談、私もとっても嬉しくなりました。
様々なことが自分の力ではできなくなってしまうことの多い高齢期。私たちは当事者の気持ちに変わることはできませんが、私たちにもできることがあります。この町で暮らす人たちにケアからケアを伝えましょう。周囲に便秘の方がいたら、さりげなくご家庭で試してみてください。

 日本コンチネンス協会では排泄に係る相談を行っています。心強い味方です。私も以前、排泄で困っている方の力になれる為にとコンチネンスアドバイザーの研修を受けましたが大変参考になりました。研修の事前宿題には自分でオムツをつけ排泄を試みるなども。

ホームページはこちら↓
【NPO日本コンチネンス協会:http://www.jcas.or.jp/-profile.html
相談窓口 TEL:03-3301-0725  FAX:0761-23-7307

夏が来る前に

カテゴリー: 日常

静かな海にいってきました。
繰り返す静かな波の音、遠くに浮かぶ船と白い雲
素足に伝わる海の感触、磯の香りとどこまでも続く海の青さ… 
上を見ても下を見ても、ぐるりと一周見渡しても私の好きなものばかりです。
ハイスピードの毎日だからこそお休みの嬉しさは倍増します。
海からの贈り物は耳に残る波音と小さな貝殻と石ころの一片
マンションに持ち帰り並べます。

海の贈り物海の贈り物
伊豆の海の底にいた貝殻やきれいな石ころ
北海道大空町の杉で作った手作りのお皿に並べて

独立一周年 春のご報告とご挨拶

カテゴリー: ご挨拶
独立一周年 春のご報告とご挨拶

結人yuito 1歳の春 幸せの種を蒔き続けます

 拝啓 新緑の候 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 昨年、桜の季節にフリーランスとして活動を開始してから、季節が一巡りし早一年が過ぎました。皆様のご支援のおかげで大変充実したスタートがきれましたことを、心から感謝御礼申し上げます。

 ケアデザインプラザの立ち上げから13年に渡りお世話になっています三井不動産ケアデザイ室様では、引き続きお客様からのご相談に真摯にご対応させていただきました。お一人ひとり異なる介護の形、年々相談内容は広さと深さを増していますが、ケアを通じて人と人との深い関わりをもてたことに感謝しています。その他、講師、執筆など社内部門や三井グループ会社様他からのご依頼にご対応させていただきました。たったひとつの情報で暮らしが大きく変わることを日々実感しています。介護を中心とした高齢期の暮らしについて、良質で客観的な情報を、体験から得た真の思いを、と心がけご対応させていただきました。

 夏から秋にかけては、ベネッセスタイルケア様の「介護相談会」でのセミナーを3回に渡りご対応させていただきました。女優の安藤和津さんとの構成セミナーという機会もあり、賑わいを増しました。セミナー終了後のお客様との会話は何よりも楽しいものです。繋がる、共感するという嬉しい時間となりました。一般の暮らしに馴染みやすいセンスで行われた「介護相談会」は、ホームを訪れた時に受ける印象と通じる明るさや快適さがあり、接客、会場作り、情報提供の仕方など、毎回学ぶものがありました。ありがとうございました。

 秋、日本生命保険相互会社、法人営業企画部様主催の「福利厚生セミナー」では、講師、パネルディスカッションのコーディネーターという大役を務めさせていただきました。ワークライフバランスの観点から介護支援制度に関する調査、各企業への訪問、ヒアリングなど、長期間かけて準備に奔走、東京大学高齢社会総合研究機構の辻哲夫教授、先進的な介護支援制度の取り組みを行う各企業の代表者様、という素晴らしい皆様とご一緒の機会をいただき、多くの学びを得ました。本セミナーは本日に至る流れを作るきっかけにもなり、始終不慣れなわたしを愛情深く支えてくださった日本生命のご担当者様には心より感謝いたしております。隔月発行の「福利厚生情報」執筆も大変ではありましたが、ご担当者様のお力添えでまとめられました冊子を手にする度に感動の一年でした。

 冬には西武ホールディングスグループ人事部様、日本政策金融公庫様からのご依頼でワークラフバランスに関する業務にご協力させていただきました。介護問題によるうつや離職、退職者が急増しています。介護問題は、決して一人では越えられません。私自身も介護と仕事の両立にチャンレンジの日々ですが、親の人生も、自分の人生もバランスをとりながら大切にできるようにと願いをこめ、介護情報をご提供させていただきました。福利厚生に関する企業支援は今後も業務の柱のひとつとして継続して参りたいと考えております。

 その他、医療法人内ケア専門職様への接遇(2011年8月28日ブログ「富士市、医療法人広見会様で接遇のセミナーを行ないました」参照)、青色申告会女性部様など、数々の楽しく意味あるセミナーのご依頼をいただき、ご担当者様はじめ皆様に大変お世話になりました。貴重な機会をいただきましたこと、心より感謝御礼申し上げます。

 ニッポン放送、ラジオケアノートでは4年に渡り介護相談にご対応させていただきました。日夜放送業界の激務をこなしているプロの皆様からは、長期に渡りお世話になりました。ラジオの前でお聴きいただいた皆様にも心からの感謝の気持ちをお伝えいたします。

 Webサイト、「gooヘルスケア」では2008年より継続し介護コラムを寄稿させていただいております。毎回大変お世話になりましたご担当者様、ありがとうございました。今年訪れたデイサービスセンター「夢のみずうみ村」の理念には大変感銘しました。高齢者の介護の未来に新しい希望を感じさせていただきました。

 その他、いつの日も大切な友人、家族、皆様方に支えられました。ありがとうございました。

 昨年は大きな出逢いもありました。この4月からは三井不動産ケアデザイン室様の業務に加え、UR都市再生機構、住宅経営部、シニアアドバイザーとしてのお仕事もさせていただくことを悩んだ末決意いたしました。少子高齢化が進む日本の住まいのあり方には、様々な問題が生じています。住まいという暮らしの大切な器にもハードのみならずソフトサービス、ケアの視点、やさしさを、それが私の希望です。またまた新しい環境へのチャレンジとなりますが、大切なことに係わらせていただける機会に感謝し、元気と情熱を持ってのぞみます。

 今後とも従来同様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を心より祈念いたします。

敬具

平成24年4月吉日
川上 由里子


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