残暑お見舞い申し上げます
皆さん こんにちは
立秋がすぎたとはいえ、蒸し暑い日が続いていますね。
夕涼みと花火大会、海の音と海の香り、読書しながらのお昼寝、麦藁帽子と入道雲…
どのような夏をお過ごしでしょうか。
8月 夏の活き活きとした黄色をいただきました。ふうぅ~
暑い暑い こんな爽やかな向日葵の色は元気がでますね。
7月は(株)日本政策金融公庫仙台支店様、三井不動産(株)人事部様、三井不動産レジデンシャル(株)健康管理室様での社員向け介護セミナーをご対応させていただきました。
近年、仕事と介護の両立に悩む人が増え、各企業が支援の方法を模索しています。子育てとの違いは職場では話題にしにくい点でしょう。介護支援制度があっても「どんな制度なのか、どう活用するのか知らない」という方が多いのが実情です。企業は利用を促す為に情報の周知徹底を図ることが求められています。介護セミナーの開催や介護制度ハンドブックの作成配布、イントラネット活用などそれぞれの企業にあった方法で工夫されています。働きながら介護を続けられることは、企業、個人双方にとっての宝物を守ることにつながります。介護は誰にとっても特別ではない、一般の暮らしの中で誰もが介護について考える時代が訪れています。
■ (株)日本政策金融公庫/仙台セミナー
はじめに:介護ニーズ調査等の報告/女性活躍推進室 室長
1部:介護セミナー「介護の実態と介護知識」/川上
2部:パネルディスカッション
パネラー:介護と仕事を両立させた働く人2名と、ケアコンサルタント(川上)
コーディネーター:公庫職員様
3部:ワークショップ
職員の実態調査のご報告から入った講演会でしたが、職員が介護を身近に考える機会を持ていざという時に役立つことができるように、仕事を辞めずに介護と両立が図れるように、という主催者の気持ちが現れている素晴らしい企画に驚きました。祖母を介護している母の為になど若い方の参加も目立ち、明るく積極的な空気が流れていたことは私にとっても大変嬉しいことでした。
介護と仕事を両立させながら、在宅、病院、施設での遠距離サポートを行った女性の体験、介護休暇を利用しながら前向きに働き続け、その数年間に大学院にも通われMBAを取得された女性から語られたお話は、皆さんにも勇気や感動を与えたことと思います。
■ 三井不動産(株)人事部様主催介護セミナー(日本橋)
2回目となる今回のテーマは是非聴いていただきたい、と「認知症」をご提案させていただきました。このセミナー作成には長い年月という時間と私の想いがこめられています。
セミナー終了後、「今日のお話を聴いて、家族にもう少し優しく接しようと思いました。大切なことをありがとう。」と声をかけてくださった50代の男性、アンケートの内容に現れるお一人ひとりの皆様の声と心、大変印象深いセミナーとなりました。
*三井不動産でのセミナーの様子、アンケート内容をレポートにしてくださっています。
【三井不動産ケアデザイン/情報ひろば】
http://www.care-design.net/report/seminar120725-1.html
■ 三井不動産レジデンシャル(株)の健康管理室主催のセミナー(日本橋)
ご清聴いただき感想やご意見をお寄せいただいた多くの皆様、ありがとうございました。
~アンケートの声を一部ご紹介~
・ 明日はわが身と思って聴いていました。最新の情報が得られて有意義だった。
・ 知らないことばかりで非常に役立ちました。家族と話し合おうと思いました。
・ とても良いセミナーでした。結論は人それぞれない難題ですが参考になります。
ありがとうございました。
・ ケアマネージャー(市区町村)の選定、病院のソーシャルワーカーへの相談等、
知らない内容が多く参考になった。
・ 介護保険による補助はあるものの、介護には相当の労力及び金銭が発生することを
少し体感できた。
セミナーの機会が増えました。
私にとってセミナーは人と人とがつながる大切な場です。大切なのは“対話”。相手と真正面から真摯に対峙すること、親の老いや自分の老いにも真摯に対峙していくこと。私が私と対峙すること。そして対話することです。対話というのはできそうでできない。セミナーに限らずコンサルティングでも、日常の人と人とのつながりにおいて、とても大切なことですね。成長させてくださる皆様との出会いにいつも心から感謝しています。