ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

ココペリ祭り2024 まもなく開催!

カテゴリー: お知らせ

2024年11月10日(日)13時、恩師であるネイティブアメリカンフルート奏者、マークアキクサ先生の生徒がガルバホールに集合し、恒例の「ココペリ祭り」ネイティブアメリカンフルートの発表会が行われます。

画像:Mark Akixa blogより

9度目となる発表会チャレンジ、ドキドキワクワクしながら目下練習中です。
今年私が選んだ曲は、マーク先生が2023年8月に出したアルバム「WINDWALKER」の中から「バタフライメイデン」という美しい曲です。
初めての発表会で演奏した曲は「とうもろこしの乙女」という曲でしたが、あれから9年を経て、さて、どんな蝶々がホールに舞うでしょうか。

万年大忙しの私ですが、それでも音楽はかかせません。
今年はいつも通っている「NOAスタジオ」に加え、晴海の公共施設「はるみらい」でも仕事の合間に練習をしています。

「はるみらい」には世界のオリンピック選手が折った色とりどりの折り鶴が沢山!
音楽スタジオ以外にも食、運動、学びなどの場がありちょっと楽しい空間です。

発表会の会場は西新宿のガルバホール、私たちも初めてのホールです。
いつも応援に来てくださる友人たちには心から感謝しています!!
今年は一般にも公開するようですので、お時間のある方は足をお運びください。
フリードリンク、お菓子付きです。
プロではありませんのでお聞き苦しい点もあるかと思いますが、生徒一人ひとりがチャレンジしながら作る音楽、大人の発表会を楽しんでいただけたら嬉しいです。
お祭りの最後の恒例講師演奏も楽しみです♪

子供の頃から発表会やコンクール人生でしたが、大人になっても音楽と過ごせる時間があることに感謝しています。
音楽が大好きです。緊張しながらがんばりま〜す♪

お申し込み等詳細はMark先生のblogをご覧ください。

断捨離にて思うこと

カテゴリー: 日常

猛暑の夏が過ぎ去り、ようやく秋へと季節が移り変わっています。
今年は例年とは異なり、暑かったり寒かったりとなんだかおかしいですね。
それでも、美しい月夜、手元に届いた新米、銀杏と、しっかり秋はやってきます。

私は夏から秋にかけて大きな断捨離を実施し、本500冊を手放しました。
いつかゆりこばあさんになりゆっくりとした時間ができた時、私の知的好奇心を育て、時に励まし時に癒してくれた愛読書を読むことを楽しみにしていましたが、本は重くスペースを取ります。
よって思い切って断捨離することにしました。(断捨離を迫られました)
残すもの、残さないもの、本当に必要なものとそうではないものを選択しました。

本500冊が私の部屋から消え去った晩、寂しいけれどスッキリとした身軽感もありました。
はて、これまで私が最も影響を受けた本ってなんだったのだろうかとお布団の中で考えました。
う〜ん これは結構難しい。そしてハッと思い当たりました。

それは、20代前半に読んで衝撃を受けた精神科医のヴィクトール・E・フランクル(1905〜1977)の「夜と霧」という書籍で、心理学者であるフランクルがアウシュヴィッツのユダヤ人強制収容所に捕えられ、その過酷な体験を記録した本です。
まだ人間の醜さや社会の暗さを知らない私でしたが、人間とは何かという問いをまざまざと突きつけられたのでした。
一人暮らしの私は、その本の存在がとても怖かったことを今でも覚えています。
でも、そのフランクルが生き延びながら残してくれた1冊の本からは、残虐さの中に希望があり、私に生きる意味や志をも考えさせてくれたのです。

収容所の過酷な生活に耐え、希望を持つことで生き延びたフランクルは、解放された時、その希望であった妻、両親、兄妹、多くの家族を失ったことを知り最大の危機を迎えました。
それでも、彼はその後、精神療法医として生き続け独自の「ロゴセラピー」を展開し、どんな人生にもどんな辛い体験にも意味があることを伝え続けてくれました。

つまり、詩や物語、絵本が大好きな私ですが、自分がこれまで最も影響を与えた本は、癒される本ではなく暗く怖い印象を与えた静かな書だったことに断捨離を行い気づかされたのです。
人間の残酷さを知った衝撃と、強制収容に耐えながら命をかけて書き下ろした著者の存在が、まだ青い私の全身に響いたのではないかと思います。

さて、私はそんなに大切な本を、なんとうっかり処分してしまったことに気がつき大慌て。
残された本達を確認すると、やっぱりない!(泣)
直ぐに慌てて調べなんと再度購入しました。断捨離中のドジ話です。
購入した本は新版ですが、まあそれでも良いでしょう。
私にとっては手元に置いておきたい大切な1冊です。
フランクルの生き様、人間を思う優しさから学び、私も私なりに人間に向き合う人、困難に向き合う人であり続けたいと思います。

私はこれまでカール・ロジャースの来談者中心療法を学び活かしてきましたが、いつの日かロゴセラピー(logotherapy)をじっくりと学び役立てたいと思うのです。
「ロゴ」とはギリシャ語で「意味」の意、人が自己の存在の意味を見出し、自己の価値の可能性を信じ、自分の人生の責任制を自覚することを援助する治療技法です。

皆さんは本が好きですか?本を持たない人は音楽でも良いですね。
皆さんのライブラリーで自分に最も影響を与えた本は何でしょうか?
最も影響を与えた音楽は何でしょうか?そしてその理由は?
持っているものから自分を知ることができます。
深まりゆく秋に温かい飲みものを飲みながらそんなことを考える時間があっても良いかもしれませんね。

これまで私に影響を与えてくれた本との出逢い、人とのご縁、住み慣れた街に感謝します。

「ゆうゆう8月号」私の介護体験

カテゴリー: ノウハウ, 活動報告

「ゆうゆう8月号」(主婦の友社発行/7月1日発売) にて、「私の介護体験」をご紹介いただきました。
これまでも「ゆうゆう」では読者のご相談に答え、専門家としてアドバイスという機会をいただいてきましたが、今回は初となる私自身の介護について。

ちょうど昨年の夏、主婦の友社からいただいたゆうゆうの最終原稿を確認をしている頃、私は家族の急変対応で病院や実家を走り回っていました。
その後、書き下ろした結人ブログがゆうゆうご担当者の目に留まり、今回の取材依頼をいただくきっかけとなったのです。

自分や家族の状況を公開するのは実はとても勇気がいること、神経を使うことですが、亡き父に寄り添った介護のある暮らし、健康だった母の医療発生から治療、在宅介護の準備、働きながらの行動や気持ち、関わり方のコツなど、家族の驚きや工夫を感じてくだされば幸いです。

全国の書店、主婦の友社公式HP,アマゾンなどで購入が可能です。
他の方々の介護体験もとても参考になります。
ご興味ご関心のある方はこちらからご覧ください。

記事内でも紹介していますが、昨年11月から週に1回、朝9時からの45分は母と理学療法士のリハビリタイム。
入院前のように自立した生活ができるようトレーニングに励む母。

この写真はリハビリ開始4ヶ月後、理学療法士Uさんが、「娘さんに送りましょう」と撮影してくれたそうです。どちらもかっこいいですね。^^
母の頑張りとパワーアップが離れている私にも伝わり拍手喝采。
粋な理学療法士さんです。
東京で忙しく働いている私も「今日はどうだった?」毎回訪問者と母との会話や出来事を電話で聴くことが楽しみです。

介護保険には様々な課題がありますが、担当ケアマネジャー、訪問看護師、理学療法士、地域ボランティア、民生委員など、母を支援するチームがいることで、母にも私たち家族にも安心感が生まれました。
母は要支援2、専門職の力に支えられながら心も体も少しずつ回復しています。
要支援の状態は介護状態になることを予防できるか否か、とても大切なステージです。

7月19日は要介護認定の更新のため2度目の訪問調査。
一年前の苦しみを思い出してきっと母も緊張感を感じていることと思います。
きっと大丈夫、乗り越えましょう。

みなさんにお伝えしたいこと。
今回の掲載記事では深掘りしていませんが、緊急時の対応、救急車を呼んだ時の質問に、即答できることでその後の対応が迅速に運びます。
プロの私でもやはり身内の意識消失にはかなり動揺しました。
でも、日頃のコミュニケーションが生きた瞬間です。

対象者の今の呼吸や意識など状態、救急車を呼ぶことになった経緯など落ち着いた口調で次々と質問が投げかけられます。
親の住所、連絡先、かかりつけ医療機関、内服薬、既往歴、現病歴、血液型などは必ず答えられるよう記録保管しておきましょう。

もしご両親がスマートホンをご利用ならば、iPhoneでは「メディカルID」、Androidでは「緊急情報サービス」に上記の情報や緊急連絡先を登録しておくことで、万が一外で一人で倒れて意識がない時などに、スマホがロックされた状態からでも救急隊員が内容を確認することができます。
ご両親に情報を確認しながら登録しておくことをお勧めします。

→【参考リンク】「スマホの設定が命の危険を救ってくれることも? “実はそんなに手間じゃない”緊急情報の登録方法【iPhoneもAndroidも】」(文春オンライン)


そして、瞬間的な衝動で大きな決定をせず、仕事を続けながら支える道を探しましょう。
詳細は本誌をご覧ください。

ゆうゆうご担当者様、書く力をお持ちのライター様、これまでにお読みいただき心からの感想をお寄せいただいた皆様、そして協力してくれた母、ありがとうございました。

まもなく梅雨も明け、蓮の開花も楽しみな季節です。
激しい雨や落雷に注意しながらも夏の始まりをお楽しみください。
共に頑張りましょう。

2024初夏の活動報告

カテゴリー: 日常, 活動報告

皆さんこんにちは 
桜舞う季節から、ハナミズキ、つつじ、菖蒲、紫陽花、向日葵と季節が、風が動いています。
お元気でしょうか?

大好きな紫陽花 撮影地 静岡

5月から6月にかけては研修やセミナーが一気に多くなる季節。
2ヶ月の間にNSFエンゲージメントや公的銀行、UR都市機構などで約550名の方に「仕事と介護の両立」、「認知症」などをテーマに大切なことをお伝えさせていただきました。
伝えることの難しさを毎回実感する私ですが、それゆえに情熱を傾け準備をしています。
2024年4月、6月第9期介護保険法が施行、認知症基本法、新薬の治療もスタートしています。

先日は20代の新入職員約100名に認知症に関するセミナーを実施することができ、(ばんざ〜い)びっしりと書かれたアンケート内容に感動しました!

日本橋、品川、横浜、目黒、長年通い続けている場所。
どの街に足を運ぶ時も貴重な機会をいただいたことに感謝し心を原点に戻します。
私は何故伝えるの?何を伝えたいの?どうなって欲しいの?そして私はどうなりたいの?
知らなかった、では済まされないことが人生にはたくさんあり、特に生きること老いること、支えること支えられることは人にとって最も尊く大事なこと。
誰にも幸せになってほしい。
早足で街を駆け抜け抜ける時、亡き父が好きだった「一期一会」の言葉が浮かびます。

先日は、数年前に受講された職員から、「あの頃セミナーを繰り返し聴いていて良かったです。問題を抱えた高齢者への接し方が変わっていた自分に気がつきました。」とのメッセージをいただき胸が熱くなりました。
成果は目には見えにくいものですが、一粒の種を蒔き続ける日々です。
毎回、受講中の表情や終了後のアンケートからは多くの学びや励ましをいただきます。
対面で、オンラインで、ご清聴いただきました皆様ありがとうございました。


ここからはオフのお話。
6月、友人Rと日本橋の薬膳火鍋屋さんにて延期となっていたお互いのバースデーのお祝い会。
きのこ、ニンニク、豚肉たっぷり、薬膳スープの味が体に染み渡り寿命が伸びそうです!
お互いの暮らしを伝え励ましあえる一時、訪問調査員の仕事を通じ人との出逢いを大切にしているRちゃん。
彼女の明るい笑い声から元気をもらいました。

そして、小田原城の紫陽花が見頃を迎えた頃、要支援2の母のプチ冒険がありました。
小田原三の丸ホールへの旅です。
恩師のマーク・アキクサさんが先日の由比LIVEの御礼に母にコンサート招待状をプレゼントして下さったのです。
迷いなく「私行くわよ!」(母)

とても暑い新幹線ホームでこだま号を待つ母

逢いたい人がいる、聴きたい音楽がある。
100メートルしか歩けない母の足と心を動かし奇跡が起こった1日。
マークさんの笛の音と三の丸ホールの響き、小田原城に感動しながら由比の帰路の足取りも軽やか。善き一日でした。
昨年の夏で終わっていたらこの日はありません。
生きてこその体験です。

さて、私の休日は幼馴染と横浜イングリッシュガーデン、スカイビル29階レストラン、渋い温泉へ足を運びました。

初めて訪れたイングリッシュガーデンには、みたことのない紫陽花が咲き乱れ、いつもとは違紫陽花たちにびっくり。
緑のカーテンとまるで綿菓子のような白く大きな紫陽花が印象的です。

通い慣れた桜木町駅で下車、その後いつもとは反対方向へ。
初の大観覧車と2度目のエアキャビンに乗り、高い位置から横浜の街や海を眺めてみると、あ〜気持ちいい!
異国情緒漂う横浜港町、お見事です。
大声で笑うと心が晴れますね〜。
遠くでも、近くでも、非日常の場所は心を解き放ちます。
この日の歩数は13,800歩。よく歩きました。
蒸し暑い雨の季節ですが皆さん体調管理に気をつけて健やかにお過ごしください。

感動!Mark Akixa Live in 由比

カテゴリー: 日常

桜吹雪舞う季節、私の師匠であるネイティブアメリカンフルート奏者、マークアキクサさんのアルバム「WINDWALKER」リリース記念の演奏会が我故郷の由比で行われ、私はオープニングアクト=前座を務めました♪
ユニット名は「ブルーバード」、友人の阿部ちゃん(村上裕子さん)と大空を羽ばたきながら飛んでまいりました。

会場は静岡市内由比の地持院(臨済宗妙心派)地蔵菩薩さまを本尊とする庭園と襖絵が美しいお寺です。

Markさんのライブで生徒演奏は初めて、というプレッシャーの中、スタジオに何度も足を運び練習を積み上げてきました。
本番というのは何が起こるかわかりません!
この日、演奏前にマイクスタンドが折れる、開始後音源が突然止まる、リバーブがかからないなど様々なアクシデントが!
それでも、それでも私達吹き切りました!
ありのままの姿を結人からお届けします。
結人をご覧の皆様も、どうか温かい眼と耳でお聴きください。


初ブルーバード、精一杯頑張りました。
想いを素朴な笛の音にのせ、皆さんに、そして自分自身に届けることができました。

そして、見たことも聴いたこともないマークさんの奏でるフルート演奏と、北米先住民族の暮らしを知るトークに多くの方が魅了されたことでしょう。
会場は一つになっていました。

私はご縁があり東京での暮らしが長くなりました。
志を胸に懸命に努める日々です。
由比は旧東海道の宿場町。
漁業農業を中心とする空と海と山に囲まれた素朴なまち、穏やかな空気が流れています。
生まれ育った由比、両親が大切にしてきた故郷、そしてそこで暮らす人たちを愛しています。
その故郷に心を届けたいと思って生きてきましたが、まさかまさか、大好きな恩師の前座という形で故郷と繋がれるとは思ってもいませんでした。
由比、そして由比のみならず各地(静岡以外にも東京、千葉、神奈川、福岡)から足を運んでくださった100名もの皆様と音楽を通じて繋がりました。
ありがとうございました。

終了後にホッとして 
見守り地蔵様にもありがとう 合掌

昨年、銀杏の葉が黄色く染まる頃、由比演奏企画の話を耳にした私は演奏会場探しに母と何軒か巡りました。
由比のカフェ「ねぎぼうず」さんの扉を叩くと、「そんな素敵な方ここでは勿体無い、地持院さんが良いですよ。」
地持院を尋ねると、「どうぞどうぞ〜何人でも入りますよ。」と初対面の鮎川ご住職からあたたかなお言葉。
本当に由比でできる?でもなんだかできそう。できたらいいな♫
そんな思いでのスタートだったのです。

無事演奏会が終了し、ようやく辿り着いたひと息タイムは川上家お薦めの由比宿場町旧東海道沿いあるお蕎麦「由のや」さん。
旬の郷土料理、生桜海老やかき揚げを素敵な古民家にて堪能しました。
マークさんチームもココペリ倶楽部友人も同級生もリラックスした笑顔。
丁寧にご対応いただきありがとうございました。

この演奏会では何よりも多くの人に一人ひとり演奏会、マークさん、ブルーバードについて伝え結んでくれた心あたたかい私の母に感謝です!
演奏会のおかげで要支援から自立になったのではないかと思うほど大活躍でした。
来場者へのお茶100本贈り物もありがとう。
当日、緊急事態対応や送迎など各地を走り回りココペリ倶楽部スタッフになった弟にも感謝!
共に緊張し励ましあい、アンサンブルにチャレンジしたナース仲間横須賀出身のあべちゃん、ありがとう!!
また一歩、大人のチャレンジができたよね♪

🍀感 想

  • 「見た目は素朴な楽器に見えますが色々な表現ができることに驚きました。帰りの富士山の風景が素晴らしかったです。桜海老のかき揚げ、美術館なども楽しませていただきました。」50代男性 バイオリン奏者
  • 「お腹の子供がずっと喜んで動いていました^^」30代女性 音楽仲間の娘さん(妊婦さん)
  • 「ゆりちゃん 眠くなる薬を飲んでいるのに眠くならず2時間起きていられたわよ〜良かったわ」95歳ご近所さん
  • 「とっても素敵な音楽でリラックスできたよ。マークさんもトーク力もすごくて飽きないで楽しめ感動した♪」20代姪 ひかる
  • 「男性なのか女性なのかわからなかったけれど、話し始めたら男性だった素晴らしかったです。」70代女性
  • 「私もホピ族に逢いにマークさんについていきたい〜。演奏会終わって家に帰りすぐに笛を吹いてみたよ〜」幼馴染 12名も集客してくれたちえみ
  • 「子供達に聴かせてあげたいよね。そしたら将来ホピ族に逢いたいと思うよ、きっと」同級生 忍
  • 「般若心教とのコラボが素敵でびっくり。素晴らしく心に響いた。住職の喝も最高でしたね」70代女性
  • 「マークさんの長くて白い指と白足袋が最高!また由比に来て欲しいね。」CDを購入しサイン、握手をゲットしたちえみ 井出ちゃん 忍 めぐちゃん
  • 「川上先生(川上医院の院長=父)が話に出てきて全てが繋がった。良かったよ。」60代男性
  • 「最初の伴奏が消えるアクシデントで会場の緊張が取れ和み、とても良かった」企業管理職、弟、他多数
  • 「ブルーバード、良かったよ!」前日転倒し負傷にも関わらず最後まで聴いてくれた教諭の兄

由のやさんからの帰り道、空を見上げると繊細な三日月が輝いていました。
微笑んでいるかのようなお月様です。
ネイティブアメリカンフルート(インディアンフルート)は、北米先住民族に伝わる木製の縦笛。青年が求愛する時に吹いた笛です。
何故私がクラシックのフルートから民族楽器に持ち替え、音程の合わなさに耐えながらも吹き続けているのか、それが、この日またさらにわかったような気がしました。

私は音楽もケアも人と人の心を繋ぎたい、これまでもこれからも。
ミタクエオヤシン 私につながる全てのものへ感謝と祈りを込めて

グリーフケアの学びを得て

カテゴリー: 活動報告

皆さんこんにちは 長らくご無沙汰してしまいました。
冬から春へと季節は廻り、色とりどりのお花が美しい季節、お元気でしょうか。
年齢を重ねても忙しさが増すばかりの川上ですが、お部屋のお花に話しかけながら元気に走り回っています。^^

今日「グリーフ専門士」認定賞が私の手元に届きました。
汗と涙の資格認定証です。

仕事でもそれ以外でも、喪失体験の哀しみを抱える人が周囲に増えています。
災害、死、老い、障害、私たちは生きている限り別れという哀しみに遭遇します。
人が大切な人やペットとお別れした時に、その哀しみを和らげるために何ができるのか、漠然とした想いや知識を人に差し出せる力となるよう学び直したい。
それは、家族との大きな喪失体験を経験してきたわたしの強い願いの一つでした。

近年は複数の学び場が選択できるようになりました。
私は一般社団法人 日本グリーフ専門士協会による「グリーフケアスクール」に何か惹かれるものを感じ、運よく代表者ともほんの少しお電話でお話しができ、ここで学びたい!と申し込み。
1月から3月末日まで、毎週土曜20時から23時オンラインスクールにて学びました。
前後の動画視聴やレポート課題もありなかなかなスケジュールでしたが、全講義を無事受講。
どの学びも今の私の心に深く刺さり、目から鱗の連続。
知識の習得はもちろんですが、最も響いたのは代表と講師、受講者5人の姿そのものでした。
人間って弱く強くそして暖かく素晴らしい!

一般社団法人 日本グリーフ専門士協会

協会代表理事 井手敏郎
「大切な人を亡くしたあなたに知ってほしい
5つのこと」 自由国民社

公認心理士の井手代表がこれまでに米国等で得た学びと、人の心に寄り添う思いがどの講座からも感じとられます。
これからどのように活かしていけるのかは私自身の課題ですが、私ができることは、哀しみを抱えた人に対し、何かをしなくてはと焦らず気負わずに、相手を敬いながら寄り添い、聴くことができるのではないかと感じています。
少なくともこれまで以上は。

スクールの多くの時間は自分自身を知ることのワークでした。
これまでも専門職として看護学や心理学、そしてカウンセリングを学んできましたので、人の支援をする上で自己を見つめる大切さ、自己覚知は感じてきましたが、それでも人間は常に変化しています。
知っているようで知らない今の自分自身。驚きの連続でした。
この3ヶ月間のスクールで得た気づきや発見は、未来の自分自身に大きな影響を及ぼすことと感じています。

哀しみは人生に“いのち”を吹きこむ
GRIEF INSPAIRES LIFE

私は日々不安や問題を抱えた方々のご相談を伺っています。
具体的な情報やノウハウを提供し共に問題解決に向き合うことが多いのですが、気持ちに寄り添うこと、敬うことをグリーフに限らずこれからも大切に進みたいと思います。
どうか、哀しみや苦しみを打ち明けやすい社会となりますように。
そのために私ができることがある人生でありますように。

もしも関心がありましたらこのグリーフ専門士協会の扉を開けてみてください。
哀しみを抱えた人の集いやカウンセリングも行っています。
ますます日本社会に必要とされる団体でしょう。
貴重な学びの機会を与えてくださった(株)NSFエンゲージメントにも心より感謝いたします。

認定証が届いた日は東京でも桜が満開でした。
咲く花はそれぞれ、人間ができることもそれぞれですね!
みなさん、心細さも哀しみも抱えるのが人間ですが、それは悪いことではありません。
哀しみを抱えながらも自分の力を最大限に発揮し楽しめる人生であるよう共に頑張りましょう。

1/28 読売新聞「日曜の朝に」掲載

カテゴリー: お知らせ

ワサビです。

1月28日(日)読売新聞朝刊<全国版>の生活面のコラム「日曜の朝に」に川上さんが取材受けた記事が掲載されました。
読者会員の方はこちらからご覧になれます。

新年のご挨拶

カテゴリー: ご挨拶

新しい年、2024年が始まりました。新年のご挨拶を申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

元旦の夕刻に発生しました「令和6年能登半島地震」により亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げます。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

多くの人々が不便な生活を強いられ不安や悲しみを抱えていることと思います。
令和6年の始まりは、「当たり前」の暮らしへの感謝を忘れてはいけないことを突きつけられました。
阪神、東北の震災発生時、私はボランティアを志願し現地に向かいましたが、今の私は気持ちは環境的にも体力的にも現地に向かうことはできません。
残念ですが、それでも今、自分ができることはたくさんあります。
1月からは長年学びたかった「グリーフGRIEF」=「喪失体験による悲嘆反応」についても専門的に学びます。
被災者、被災地の暮らしの復興を応援して参りたいと思います。
そして、医療者、介護者など多くの支援者をも応援したいと思います。

今年の干支は天に昇る龍です。今年も干支を描きました。
少し可愛すぎる龍となってしまいましたが、今年の干支に願いを込めて筆を持つ時間は私の習慣です。

幼馴染千恵美が先生のご指導を受けながら己書で描いた龍のカレンダーはとても素晴らしく龍らしい!「え〜ん 真似すればよかったな〜」
「一笑一若  一怒一老」の言葉と共に私の実家の玄関を照らしてくれています。

母がサッサっと生けた郷里玄関のお花、紅い千両は母のお友達のご自宅で育った貴重な1本です。
フラワーデザイナーの講師資格を持っている母。
こちらも清々しい気持ちを得る事ができます。
手作りはやはりその人の思いや道が表れ良いですね。

恒例のマイ初日の出は、元旦6:45。やはり駿河湾を望む太陽に礼拝です。
どうか今年も善き事の為に一歩一歩と進むことができますように。
どうか世界中に平和を。
そして自分らしく生きる事ができますように。

美しい自然、光の道です。

田子の浦港ではシラス漁船が祝いの出港、何層もの船がぐるぐると円を描き始めました。

富士山の青、空の青、元旦ブルーですね。
静岡には自然が身近にあります。そのことにも毎年感謝します。
元旦は家族が集合しリハビリに励んでいる母の気持ちの入ったお雑煮、お煮しめを食する時間に幸せを感じました。
家族のため、誰かのためにできることがあるのは幸せなことですね。

それにしても年末年始は仕事も家事も大忙しです。
集合した同級生女性4人も全員仕事をしながらのお正月です。
「早く仕事に戻りたいよ〜」との声、まるで男性の会ですね。
でもでも、大変さも話してみれば感謝に変わる、皆の明るさで笑い飛ばしました!

東京に戻ると人、人、人、そしてこんなに大きな龍が・・・
銀座4丁目交差点、白い龍。

2023年の新たなチャレンジを2024年に繋げていきたいと思います。
私につながるすべての人、モノ、目に見えないものに感謝し、まあるい心、笑顔で進みます。
年齢的な課題にも直面してきました。健康が基本です。木の根っこです。
心身の声にも耳を傾けながら頑張ることが課題です。
皆様、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

皆様お一人ひとりの2024年が、明るく幸多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

人生の記念日のお祝い

カテゴリー: ご挨拶, 日常

よく晴れた12月の休日、ワサビさんとレモンさんに心温まる特別なお祝い会をしていただきました。

「どんなところが良いですか?」とのありがたいお声がけに
「そうだね〜。東京らしい高いところに行きたいなあ。初めて東京に来た時に建物の高さにうんと驚いたので、その始まりを感じたい。」と言うと
私よりもだいぶ若いお二人に、都心のホテル52階、見事な眺望、ピアノとコントラバスの生演奏、ランチビュッフェというなんとも素敵なお祝いをしていただきました。(涙)

パークハイアット東京から眼下を望む
右手に広がる緑は明治神宮
生演奏はJAZZ
さりげなく食事に添った大人の音楽、好みです

いつも応援してくれて励まし支え合えるわさびさん、レモンさん、お祝いをいただき本当にありがとうございました。
私はとても恐縮しながらも嬉しく、
「だいぶ先だけど、二人のお祝い会はこの場所でしよう。今日と同じ生演奏と眺望つきだよ♪」
その頃収入はあるのかないのか全くわかりませんが、感謝の気持ちを必ず返そうと心に誓いました。

プレゼントは暖かいメッセージカードと、憧れていたアルネ・ヤコブセンの置き時計!!
カラーは珍しいグリーンでレトロ感万歳。大切に使わせていただきますね。

気づけばワサビさんとレモンさん、それぞれに築地のオフィスで出逢ってから15年以上が経過していて驚きます。
二人との長く深くなったお付き合い、心の交換が嬉しく、今日のこの日を生涯忘れないことでしょう。

ワサビさん、レモンさん、それぞれに大変忙しい中、人生の節目のお祝いをしていただきありがとう。
これからも自分らしさを大切に、そして多くの人の苦しみを少しでも和らげることができる人になれるよう頑張ります。
共に困難を乗り越え、明るい方向を見ながら進んでゆきましょう。
必ず道は開けます。まだまだ先が長い二人の未来も心から応援しています!

さて、今年も残すところわずか2日となりました。
2023年、世界は大きく動き、私たちの生活にも様々な影響を及ぼしました。
結人にとっても大変化の一年でしたが、形を工夫しながら今日に至ることができました。
人と人の心を繋ぐ、その原点は何も変わっていません。
毎年違う課題が与えられ乗り越えることで学びを得て、絆も深まり、人間への愛情も深まります。
多くの人々の心からの声や母の回復力も私の力になっています。

小さな結人を応援いただきました皆様、このblogをお読みいただきました皆様に心より感謝申し上げます。

2024年、令和6年が皆様にとって明るく幸多き一年となりますように心よりお祈りいたしております。
どうぞ良いお年をお迎えください。

2023年12月29日 帰省前東京にて  結人 川上由里子

秋の仕事・初冬の北陸旅

カテゴリー: 日常

晩秋から初冬へ。
私の好きな12月となり早くも年の瀬です。

この秋、私は初の動画制作、出演という機会をいただき、これまでとはまた異なった情報発信、伝え方にチャレンジすることができました。
完成した動画を確認しその動画が人の手に渡り繋がった時の喜びは大きなものでした。
一人ではできないこと、メンバーの力、想いに感謝です。
この動画が多くの人のライフプラン、働きながら介護することに役立つことを心から祈り、また一歩一歩と歩みます。
NSFエンゲージメントの素敵な皆さんありがとうございました!!

11月、中目黒発表会で緊張した後は、ちょっと一息、故郷の幼馴染と北陸新幹線に乗り金沢、加賀温泉へ足を運びました。
金沢駅にて下車し、街の様子を見ながら徒歩20分で市場へ。

近江町市場内で蟹やお魚を見ながらワクワク嬉しい私。
知らない土地の空気は楽しいですね♪
金沢の人は気さくに声をかけてくださり親切な人が多いというのが二人の印象。
この日はテレビ番組の撮影を行っていました。

その晩はほっこり温泉に浸かり、旬の蟹に舌鼓。
石川県では11月からカニ漁が解禁です。

幼少時からこれまでの自分自身を振り返ったり、今の自分を感じたりと二人の会話は時間を旅します。
私たちの会話も年齢を重ねるごとに変化してきていますが、共通点は同じ故郷、小、中、高校、12月生まれ。全く違う人生になったけれど、お互いのことが好きで尊敬しあえ、自分ではできない体験を聴きながら自分ごとのように喜んだり悲しんだり。
お互いにありのままで飾らないところが仲良きことの秘訣なのかもしれません。

旅行費用は友人が管理してくれている毎月のささやかな積立です。
それにしても、自分でコツコツ稼いだお金で行ったことのない土地に友と旅ができ、その土地の食や文化を味わえるのは幸せなことです。

作家さん制作のアクセサリーをお揃いで購入

昔ながらの街並みが残る金沢の茶屋町では雅な加賀伝統工芸品に触れ、石川県立美術館では古の暮らし、文化に想いを馳せ、二人の誕生月12月にケーキでまた乾杯。
行ってみたかった輪島の白米千枚田は残念ですが次回、春から秋の季節のお楽しみに。

人生の旅路が長くなるにつれ、背中に背負ったリュックの荷物も増えていきます。
その重さは大切ではあるけれど、時にはその荷物を一度置いて、小さなリュックで旅に出かけ何もリュックに詰まっていなかった自分に戻ることも必要ですね。
忙しい毎日で大きな旅はなかなかできませんが、これからも知らないところへ出かけ胸いっぱいに新しい空気を吸ってみたいと思います。

さて、私はマフラーと傘、友人Cは帽子を落とすというアクシデントもありながら、(後日しっかり戻ってきました〜^^;)私は母に金箔少々入りのネックレスを、彼女は輪島塗のネックレスをプレゼントに選び、お孫さんや家族にも楽しいお土産を抱え、新幹線でお弁当を食べながら静岡へ、旅も終了です。
いつも近くにいてくれる家族にも感謝です。

北陸旅物語、千恵美ありがとう!

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