ワサビです。
次回の川上さんのラジオ出演は9月21日(土)です。
放送局:ニッポン放送1242
番組名:徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー
コーナー名:いきいきセカンドライフ
時間:朝6:15~頃
【第3回】テーマ:高齢者の旅行をサポートしてくれるサービス
[audio:https://yuito.jp/wp-content/uploads/2013/09/130921_radio.mp3]
(スマホ・タブレット用)
ワサビです。
次回の川上さんのラジオ出演は9月21日(土)です。
放送局:ニッポン放送1242
番組名:徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー
コーナー名:いきいきセカンドライフ
時間:朝6:15~頃
【第3回】テーマ:高齢者の旅行をサポートしてくれるサービス
[audio:https://yuito.jp/wp-content/uploads/2013/09/130921_radio.mp3]
(スマホ・タブレット用)
8月28日、郷里の静岡新聞に、先日取材いただいた記事が掲載されました。
記事全文はこちら(pdf)をご覧ください。
この他、神奈川、京都、神戸、熊本、宮崎日日、河北、秋田さきがけ新聞等
数十社の新聞で掲載されました。
お読みいただいた皆様、ありがとうございました。
そして取材いただきました静岡出身の共同通信社K.S記者さん、
大切なことをお伝えいただきありがとうございました。
新聞を送ってくれた幼馴染みの千恵美、第一発見者の井出ちゃん、
清水区三保でNIEを情熱的に推進している高校教諭の兄
ありがとう(^-^)v
※NIE = Newspaper in Education 教育に新聞を
http://nie.jp/
介護はいつまで、と先が見えません。
良い方法や考えを学べる時間や機会も得にくいものです。
葛藤、怒り、混乱、様々な感情と向き合うことの連続です。
「ケアする人のケア」
私が大切にし続けているメッセージが
ケアする人の心に届きますように、
重い気持が少しでも軽くなりますように
そして、悲しい事件が少しでも減りますように
願っています。
ワサビです。
次回の川上さんのラジオ出演は8月24日(土)です。
放送局:ニッポン放送1242
番組名:徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー
コーナー名:いきいきセカンドライフ
時間:朝6:15~頃
ぜひ今週末早起きして聴いてみてくださいね。
【第2回】テーマ:敬老の日の贈りたいサービス
[audio:https://yuito.jp/wp-content/uploads/2013/08/130824_radio.mp3]
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暦の上では立秋を迎えましたが、まだまだ厳しい残暑が続いています。
いかがお過ごしでしょうか。
今年の暑さは1000年に一度の酷暑とか!?
熱中症対策は誰にとっても共通する夏のテーマとなりましたが・・・
浴衣で花火、入道雲と川遊び、夏野菜と冷えた生ビール
鈴虫の音とスイカ、涼風を感じながらのお昼寝などなど
夏の楽しみは様々です。
介護や看病が必要な家族を抱えていると、なかなか外出もできません。
限られた狭い行動範囲の中で過ごす時間は、心や体の動く機会が少なくなりがちで
気分転換が難しくストレスもたまりやすいものですね。
介護中、闘病中のあの人、どうしているかな?
自分の時間、少しはとれているかな?
逢いにいきたくても行けない方に、お葉書1枚で心を届けることできます。
パソコンの普及により「書く」機会は減少してきましたが
いつの時代も手書きのお便りに添えられた心は嬉しいものです。
でも、ちょっと構えてしまう「書く」こと・・・。
お気に入りの葉書があると心が動きます。
私がよく利用するお気に入りの木版画葉書は、橋創業100年を迎えた日本橋の有便堂で購入します。ひとつひとつ丁寧に創られているのが伝わってくる季節のお葉書です。
こちらは伊豆を訪れた際に海の色をおみやげにと購入したポストカード。
青く深い海の色や光、スイスイと群れをなして泳ぐ魚達、
私自身も部屋の白い壁にぺたぺたと貼って、海底を悠々と泳げる魚になった気分で涼をとります。
海の青さをじっとみていると、心までも青く染まりそうな気持ちになります。
葉書にお見舞いの言葉を添えて送ります。
どんなものを見て、
どんなものを食べて、
どんなことを聴いて、
どんなことを感じるか、
その毎日の積み重ねがその人らしさを創ります。
その人の感性を創ります。
それでは皆様に
まだまだ厳しい残暑が続きそうですが
体調に気をつけて、暑い夏を乗り越えましょう。
そして、夏の思い出をたくさん作ってください。
立秋 川上 由里子
先週帰省した際にちょっと脱水傾向がみられた父(88歳)。
高齢者にこの暑さは堪えます。
昨日、気遣いながら郷里に電話をかけてみると・・・
「凄い暑さだから、熱中症に気をつけなさいよ」
おっと、おっと 久しぶりに聴きました。
川上先生(医師)の力強く、懐かしい声でした。
先を越された私でしたが、
「そうね、水分をこまめに摂って気をつけるね。ありがとう。」
人間は心配されるよりも、誰かを心配して気遣いできることが生きる力に繋がりますね。
遠方の娘を心配できる状態にまで回復していて安心しました。
とはいえ、日頃からの脱水対策や予防は大切です。
先日も「素人でも脱水かどうか見分けることができるのかな?」
こんな質問をいただきました。
今年は周囲でも「まさか自分が…」と若い人でも脱水状態となり熱中症にかかっています。
脱水症であるかどうかは、本人の身体状況と環境要因この二つの側面から見てください。
【身体の状況】
<全身をよく観察しましょう>
□ いつもより元気がなくぐったりしている
□ 皮膚がカサカサしている 唇、舌、腕、腋下など
□ 皮膚の弾力性がない
□ いつもより身体が熱い
□ 顔色がすぐれない
□ 意識が朦朧としている
□ 頻脈
<会話からも情報を得ます>
□ 食事や水分をとっているか
□ トイレの失敗や億劫などという理由から水分を控えていないか
□ 何かをする気力が落ちていないか
□ 喉が渇いているか(高齢者の場合自覚がなくなりやすい)
□ 嚥下障害がないか
□ 高圧利尿剤など服薬中の方は適切にできているか〔飲みすぎていないか)
□ 下痢や嘔吐などをしていないか
□ in(飲食)とout (排泄、汗など)のバランスの不均衡がないか
【環境要因】
<室内の様子を五感で感じましょう>
□ 室内の気温、湿度
□ 光や風の動き
□ 扇風機やエアコンが直接当たっていないか
□ 水道や冷蔵庫までの動線 が確保されているか(自分で動ける場合)
□ 介助者の知識や理解、及び体力低下などはないか
日頃から室内を涼しく整え、お茶やミネラルイオン飲料やスポーツドリンクを少しづつこまめに取るようにしましょう。
水はわたしたちの体の源。
高齢者であってもちびちびとこまめにたっぷりと、一日1,000~1,500cc程度は必要です。
郷里の母は塩と砂糖を調合した命の水を、たっぷりと冷蔵庫に常備しています。
水分を好まない場合にはスイカや桃などの果物、ゼリーなど水分を多く含む食品からも摂取できます。
発熱、下痢、夏場の脱水症状時の水分、電解質補給に適した経口補水液(参考:経口補水液 OS-1)なども市販されています。すでに脱水の傾向がある方の改善にむいています。
飲み込みが難しい方には、水分にトロミをつけ飲みやすくするトロミ剤なども活用できます。
また、手軽にいつでも水分を撮れるカップや水筒などの工夫も必要です。
ワンタッチでストロー付きの水筒なども便利ですよ。
吸湿、吸汗効果の高い木綿やガーゼ素材などの天然素材、アロハシャツや甚平など、ゆったりとしていて通気性の良いデザインの服を選びましょう。
高齢者でなくとも体内の水分が不足すると血液がどろどろになり、脳梗塞や心筋梗塞をおこしやすくなります。
先日、40代の息子と同居していた両親が熱中症で亡くなるという悲しい事件を耳にしました。
日頃から声をかけあい、何だかおかしいと感じたら近くにいる専門家に早めに相談しましょう。
この夏も美味しい水をたっぷりと取ってくださいね。
近所の花火大会より
ワサビです。
川上さんのラジオ出演が決定しました。
毎月最終土曜日、今月7/27日(土)が第1回目です。
放送局:ニッポン放送1242
番組名:徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー
コーナー名:いきいきセカンドライフ
日時:毎月最終土曜 朝6:15~頃
5分程のコーナーで高齢期の暮らしに役立つ情報をお伝えする予定です。
ニッポン放送が聴ける地域の方はぜひ早起きして聴いてくださいね。
【第1回】テーマ:自己紹介&介護サービス・介護機器の紹介
[audio:https://yuito.jp/wp-content/uploads/2013/07/130727_radio.mp3]
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大切な人の笑顔が見られなくなってくると、とても寂しい気持ちになるものです。
だからこそ笑顔が見られた時、笑顔は宝物だということを心から感じます。
「NEWSアンサー」での短い時間の放送の中に父の笑顔が残りました。
東京から静岡へと足を運ぶとき、私は父と母の楽しみを何かひとつ贈り物を持っていくように心がけています。
だからいつも想像します。
父の好きなこと、楽しめることは何だろう。
母がリラックスできるのはなんだろう?
私の贈り物は時には癒しの音楽であったり、美味しい人形焼きであったり、いい香りのアロマオイルであったり、聴く耳であったり、マッサージであったり、笑顔であったりします。
テレビ取材当日、慌ただしく準備をしながらマンションの部屋にあった詩集を1冊かばんに詰めました。
文学が好きだった父。
私の朗読を聴くと表情が変わりました。
そして父自ら高村光太郎の「道程」を見事に読み上げたのです。
これには私も母も感動、周囲からの拍手喝采を受けて父の笑顔。
この瞬間が番組の中で放送されています。
人は誰もが齢を重ねます。
肉体は小さくなっても人生を回顧し豊かさを感じてほしい季節です。
「親を大切にする」「家族と助け合う」当たり前のことを大切にするためにも一人で抱えこまずに、一人だけに押しつけずに、少しの思いやりを持ってみんなで支えていきましょう。心の窓を思い切って開きましょう。
私もまだまだ介護のある暮らしを発見していきます。
テレビ東京「NEWSアンサー」の暮らし特報コーナーにて、私自身の遠距離介護の一日が放送されました。テーマは「遠距離介護 安心!を得るカギとは」。
取材依頼のご連絡をいただいたのは5月の連休中でした。
え?私の介護!? 戸惑いの気持ちを持ちながら考えること数日。
「介護は辛いとか、重いとかだけの報道ではなく、視聴者にとって、こんな風に工夫できるというような希望が持てる番組になりますか?」と電話で尋ねた私に、「勿論、私もそんな番組にすることが希望です。是非、宜しくお願いします。」と答えた女性ディレクターさん。
その明るく前向きな声に取材を受けることを決めました。
ある調査によれば介護の期間の平均は4年9ヶ月だそうです。
核家族化が進む中、これまでの生活スタイルを介護により変えることは難しく、遠距離介護で悩む方は今後ますます増えることと思います。
離れて暮らす親を支える、私も当事者としてあれこれと模索しながらも丁寧に介護のある暮らしを整えてきました。そのノウハウを少しでもお伝えできればと思ったのです。
とは言え、家族の内情を公開する。今回の取材を受けることは大変勇気のいることでした。
その上、この取材で必要だったのは“ケアコンサルタントとしてのプロとしての言葉”ではなく、“娘としてのわたしの言葉”。
何か役に立てたのだろうか…?
放送後そんな思いでいると数々の反響が届いてきました。
「介護保険は使っていたけれど、ネットワークを組む意識は持っていなかったので参考になった。自分も行なってみます。」
「まもなく遠距離介護が始まりそうで不安を抱えていましたが、具体的にイメージができて少し勇気がでました。」
「介護もコーディネートが大切なのですね。緊急連絡先をまとめて書き出すことだけでもチーム体制がみえてくるのですね。」
「入院中に拝見しました。車椅子生活で痛みも強く不安な日々でしたが、人々に希望を与える姿や気持ちに深く深く感動しました。新時代のモデルケースですね。」
「お父さんの笑顔、家族の関係が印象に残りました。」
「今だけではない昔からのご家族の関係が現れているというのが感想です。」
先輩ケアマネジャーたちからは「偉いぞ川上!よくがんばった。まだまだ介護保険の申請すら知らない人がたくさんいる。大事だ。」
大変を覚悟で出演を決め、私の背中を押した母からは
「改めて自分が多くの人に支えられていることを感じたわ。」
放送をご覧いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
皆様の心に、何か届けられるものがありましたら幸いです。
ディレクターのYさんとカメラマンKさんには大変お世話になりました。
お二人の真剣な仕事の様子からも大変刺激を受けました。ありがとうございました。
また青い海の由比へ遊びにきてくださいね。
放送を見逃した方はこちらからご覧になれます。
■テレビ東京 NEWアンサー/暮らし特報 「遠距離介護 安心!を得るカギとは」
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/life/post_41377/
5月末、東京駅からのぞみ号に乗りトヨタ町まで出かけてきました。
今回の講演のご依頼テーマは「~介護と仕事の両立のために~認知症と遠距離介護」。
私自身の抱えている大切なテーマでもあります。
長寿化が進み認知症を患う高齢者が増えています。
認知症は、なんらかの原因で脳の神経細胞の働きが悪くなることにより、慢性の記銘力低下が起こり、“生活上の支障をきたす”状態です。年齢相応のもの忘れとは異なる「病気」です。
認知症は原因も症状も対応も一人ひとり異なります。
認知症の中でも最も多いのがアルツハイマー型認知症。
残念ながら現在の医学では完全な予防や治療法はありません。
発症の時期がはっきりせずに徐々に進行すること、おかしいと感じた家族の対応が遅れること、行動を正そうとすることで逆に進行させてしまっていること、周囲の偏見や誤解が多いことなどで、残念ながら様々な悲しい問題が起こっています。
アルツハイマー型認知症の次に多いのが脳血管型認知症で、脳梗塞や脳内出血などを原因とした認知症です。こちらは高血圧や高脂血症など、日常生活習慣を整えることで予防ができます。
セミナーではどうしたら参加者の方々が前向きに理解しやすいかを考え、全体の流れ、伝える言葉、画像など、最後の最後まで工夫します。
知識を得るというよりは、自分のこととして感じていただきたいと思っているので、頭だけではなく心に伝わる表現をとても大切にしています。まず心が動かなければ体は動きません。
また、世界中で効果を認められてきた大切なノウハウなど、セミナーの為には多くの引き出しが必要です。
私も実際のケアに携わると共に、これまで数々のセミナーや研修に参加してきました。
杉山孝博先生、静岡の増田未知子さん、インゲ・ダ-レンボルグさん、永田美智子さん、クリスティーン・ブライデンさん、みなさん心深くあたたかく、貴重な知識とともに多くの感動と勇気をいただいてきました。
セミナーでは私自身の体験もお伝えさせていただきました。
認知症を患っても心は生きています。こちらが癒されたり励まされたり学ぶこともたくさんあります。
周囲の接し方やケアで症状の進行を緩和し穏やかに過ごすことができる、ということを知っていただきたいと願いながらお話をさせていただきました。
講演後は多くのご参加者から切実なご質問を頂きました。
あらためて働く人にとっての介護の現状を知ることとなりました。
現在、制度やサービスを使ってさまざまな工夫ができる時代です。
運動、食事、記憶を刺激する学習など認知症の予防も研究が進んでいます。
元気なうちからさりげなく情報を得る仕組みが求められていることを感じました。
終了し外に出るとすっかり陽は落ちていましたが爽やかな風が吹いていました。
ういろうを買って新幹線に飛び乗り、今日一日に感謝しながら無事帰路につきました。
ご依頼頂きました日本生命保険相互会社、トヨタパーソナルサポートのご担当者様、駆け付けてくださったトヨタマーケティングジャパン(トヨタ福祉車両ラクティス広報)のご担当者様、長時間に渡りご清聴いただきました皆様、ありがとうございました。
心あたたかい皆様に私も励まされました。働く皆様、ご家族の皆様の暮らしにひとつでもお役にたてることがありますようにと願っています。
認知症になっても問題なく支え合っていける地域や職場、家族や友人で助け合える社会を目指して、今日できることをひとつでも行い続けます。
※参考 gooヘルスケア 認知症関連記事を3回連載で執筆しています。
是非のぞいてみてください【13~15回 https://yuito.jp/media#goo】
※誰でも参加できる「認知症サポーター制度」はお勧めです。
http://www.caravanmate.com/whats.html
冬が過ぎて春がきて、
街に緑やお花が溢れる季節となりました。
嬉しいですね。
様々な形の葉や花が、
それぞれに生き生きと笑ったり話したり踊ったりしているようです。
最近、東京の生活圏で出会った緑をご紹介します。
良くお散歩する皇居
見事な枝に青い梅がたわわに実っているのを発見しました。
なんだか嬉しい
茶畑の緑もよいですね 新茶飲みました。食べました。
中央区晴海に咲く薔薇 少し珍しい形、明るい色
元気を与えてくれます。
こちらは フローレンス.ナイチンゲールという白い薔薇。
気品と優しさの両方を感じますね。
さて、私が考える大人の条件は、
どんなに忙しくても困難があっても、自分を整えることだと思っています。
自分の心を整える為の引き出しはなんでしょうか。
皆さんはどんなもので自分を整えていますか?
巡る季節の中で出逢う緑の息吹、
季節に沿い必ず咲く植物の強さ美しさを感じる時間は
静かに自分の心の声を聴き整える時間を持たせてくれます。
焦っていたり奢っていたり偏ったり怒ったりしてしないかな?
それでも、私は私でありますように。
私達は美しい季節を感じる国に生まれました。
緑の息吹を感じてたくさん深呼吸をしましょう。
皆さんも私もどんな時も自分を整えて、
自分らしくありますようにと願っています。