ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

結人 10th Anniversary

カテゴリー: ご挨拶

2011年春、企業を退職独立し結人の活動をスタートして今年で10年目を迎えました。
わお!うそ~のような本当の話です。
組織に属さずに何ができるのかできないのか、やってみなければわからない!
不安と期待を抱ながら無我夢中の10年でしたが、多くの皆様に支えられて今日があること、やりたいことを自分の責任で、という想いでチャレンジできた喜びや困難に、今心より感謝しています。
信頼してくださった皆様、心をよせてくださった皆様、応援してくださった皆様、
結人の仲間、本当にありがとうございます。

この結人公式ブログからは、業務報告のみならず、日々の暮らしのこと、思うことなどささやかなメッセージを仲間とともに伝えてまいりましたが、ブログを通じての感想や励ましにも支えられ、結人は皆様に育てられてきました。

この人、看護師でもなければケアマネジャーでもない?何してる人?と思われた方もいらっしゃるのではないかと思いますが、多くの方の相談に耳を傾け、共に考えることができたことは、私にとっては何ものにも変えられない幸せです。

先日、とても深いお困りごとを抱えたご相談者から、相談終了数日後にメッセージをいただきました。
「川上さんへの相談の後、驚くことに事態は好転。川上さんが魔法をかけたとしか思えません。本当にありがとうございました。」
私にとっては感動の「結人 10th Anniversary」で涙が出ました。
感動した理由は、ご家族の生命が大切にされる方向に向かったこと、ささやかでも私自身にできることがあることと、相談者の前に進む勇気と覚悟です。

小さいけれど、心をこめて、積み重ねて10年。
これからも結人は苦しいときも嬉しいときも世を想い、人を想い、道なき道をこつこつと歩み、人間を元気に応援してまいります。

泥水は人間が生きていく中での苦しみや悲しみ。
そして美しく咲く蓮の花は私達ひとりひとりの姿です。
どんな人生にも、どんな状況でも、幸せの瞬間があり、人は咲きます。
感じられるか感じられないかは自分次第。
誰もが予想もしなかったコロナ感染の拡大。
でもここから私達は大切なことを学びながら、
思い上がることなく前に進んでいきましょう。
どんな人生にも価値があると信じています。

2021年(令和3年)4月 結人 代表 川上由里子

「福利厚生情報 2021 Vol.1」寄稿

カテゴリー: 活動報告

日本生命保険相互会社の法人営業企画部・法人営業開発室様が定期発行している冊子「福利厚生情報」へ寄稿させていただき、その冊子が私の手元に届きました。
「支える人を支えるための介護情報」というシリーズ記事の第1回と6回(最終回)を、「仕事と介護の両立/実例ケース」というテーマで私が担当させていただきました。

これまでの第2回から5回までは介護福祉士・社会福祉士・ケアマネジャーの石橋さんが、介護の知識や実態、コロナ禍における介護への影響について情報発信されています。

第5回「コロナ禍における介護や介護サービスの現況」石橋亮一氏

特に、第5回のコロナ禍における介護サービスの現況寄稿は、高齢者や家族に与えている影響、制度や介護サービスへの影響などリアルな現況を調査され、私も大変参考になりました。

最終回、ではどうやって仕事と両立すればよいのか?という視点で制度、両立実勢例、仕事と介護の両立をした人の声などをまとめ発信させていただきました。
情報をまとめてみることで、自分はこの相談者の実態から何を伝えるべきなのか、を問われます。

日本生命法人営業部の皆様、また、お目透しいただきました多くの企業の皆様、貴重な機会に心より感謝御礼申し上げます。
執筆は大変時間のかかる作業ですが、今回もチャレンジし学ぶことの多い時間でした。
長期に渡り定期的に編集発行しているご担当者のご苦労を拝察いたします。
ありがとうございました。

最終回文中より

親や家族を支えることはライフプランの一つとして訪れる尊い時間です。
企業・団体には、その仕事と介護を両立するための支援が求められています。
石橋氏、筆者共に仕事と介護の両立を懸命に実践した当事者としても、この6回の記事が皆様の真の支援のため、お役にたてますことを願っております。 ~完~

今年も季節行事

カテゴリー: 日常

例年の確定申告の季節となり、無事に令和2年の青色確定申告が終了し、昨日担当税理士の先生より「決算報告書ファイル」一式が届きました。「あ~今年も無事に終わった~」

令和2年は誰もが予想しなかった新型コロナの影響により、個人事業主の業務には大きな影響がありましたが、決算報告書を手にした時、不安を乗り越え無事に新しい春を迎えることができたことに改めて感謝しました。

私が個人で立つなど、全く考えていなかった人生ですが、その上このようなピンチに遭遇しこれから生きていけるのか~わたし大丈夫か~と揺れた一年でした。
閉店失業、生活困窮など多くの方々が不安を抱えお困りになったことと思います。

本年もお仕事のご依頼をいただきました皆様、応援いただきました皆様、給付金申請の際にご指導いただきました税理士の先生、家族、友人、皆心からありがとうございました。

人生におこる良いこと悪いこと、全て受け入れていく覚悟と勇気、それでも上を向いて歩き続けることが大事だと強く感じた一年。
そしてシンプルな生活の中で、自分にとって欠かせないものが何かを実感した一年。

誰もが抱えた不安や緊張を少し緩めて、自分に声をかけ、褒め、癒やしてあげてほしいと感じます。
深呼吸しましょう。花や空を見上げましょう。

夕暮れの散歩道、一面の桜とお月さまからは「大丈夫、大丈夫。一人じゃないよ。」という声が歩く度に聴こえてきます。

3月弥生、植物や動物が動き出す気配を感じる季節です。
都内大手企業様からのご依頼で、お客様のライフプランニングのコンサルティングを行っているコンサルタント様へ、セミナー講師を努めさせていただきました。

人生のライフイベントに欠かせなくなった介護。
介護や介護保険という言葉を耳にしていても、その実態は経験してみなければ実感として感じにくいものです。
今回ご用意させていただいたのは「実例から学ぶ介護の実態~介護の悩み・介護にかかる費用」。こちらも結人オリジナルの力作です。
介護保険制度と介護ノウハウをまとめた「やさしいケアガイド~介護保険編~」も用いながら制作しました。

当日は会場でご参加いただいた数名の皆様と、オンラインで遠隔の店舗からご参加いただいたFP(プロのコンサルタント)の皆様。
120分もの時間をいただけましたので、標準的なケースと個別性の高いリアルなケースを用いながら、介護のお悩みや費用など実態をたっぷりとお話させていただけました。
終了後いただいた感想ご質問から、私もコンサルタントの皆様の実態を学びました。
高齢期の暮らしは介護、医療、お金、住まいなど皆関連しつながっています。
ライフプランを考え、備える上で、複合的総合的なニーズへの対応が望まれる時代と感じています。
専門職も自分の領域の幅を少し広げて学ぶことが大切ですね。

ご清聴いただきました優しく深い瞳の部長様より、セミナーの構成が大変わかりやすいとの感想をいただき、とても嬉しい時間でした。
フリーランスの仕事は、企画制作、実施、反省評価を一人で行うため、わかりやすいのかわかりにくいのか、伝わっているのかいないのかなど、気になるものなのです。
(サラリーマンだったころとの大きな違いです)

毎回セミナーデザインを担当してくれる結人スタッフのセンス、社会への愛情にも感謝です。
顧客の人生に責任を持ち向き合うコンサルタントの皆様とは、少し同じ香りを感じます。
私からの情報、メッセージがお役にたてましたら幸いです。
貴重な機会をいただきありがとうございました。
超高齢社会という新しい時代を乗り越える為、共にがんばりましょう!

コロナ禍で改めて感染症対策を学ぶ

カテゴリー: 日常

友人の石橋亮一さんから今役立つ素敵な本が届きました。
石橋さんは介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、福祉の現場や人材教育、執筆等、長年ご活躍されています。

福祉現場のための感染症対策入門」中央法規出版。1,800円(税別)

本の監修は、最近NHK等でもよくおみかけします感染症の専門家松本哲哉先生。
執筆者は看護師や社会福祉士などの7名。
石橋さんは第3章~主な感染症の知識~
     第5章~福祉現場で感染症予防のためにできること~
を執筆されています。

ご家族の暮らしをサポートしながらの執筆作業、さぞ大変だったことと思いますが、難しい内容を解りやすく、文字の大きさ、イラスト、デザイン、言葉のかけ方など現場で働く人への心遣いが伝わってくる書籍です。
私も早速拝読しましたが、感染症の基礎知識から新型コロナウイルス対応まで、そしてインフルエンザやノロウイルス、B型C型肝炎、結核など、改めて感染症について学ぶ良い機会をいただきました。

石橋さんはご自身の感染症対策体験やアイデアをご紹介しながら自己覚知の大切さも伝えています。
今日の心身のコンディションを自分自身に確認しながら仕事に向かう姿勢は、同じだなあ・・・と感じました。

人はわからないことに対しては不安や恐怖を感じます。
福祉現場で働いている友人にも早速プレゼントしました。
ご関心のある方、特に現場で働く方は是非ご覧になってください。

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