走り抜けた夏でした。ちょっとひと休み 私の秋休みです。
洞爺湖からニセコの山荘に向かう山道の脇に、静かな森がありました。
自然の音、自然の色、自然の成長、かさかさと落ち葉を踏む感触がとても好きです。
ニセコから余市へ。
山の木々の美しい色づきに思わず車から降り足を止めました。
秋の色です。自然の美しさ、大きさの前に立つ時、人間の小ささと大きさを私感じます。
余市の果樹園畑を通り抜けて、北へ。 みえてきました、秋の海です。
背中に砂浜のあたたかさを感じながら、透明な空を見上げます。
波のやさしい音と海鳥の鳴く声しか聴こえません。
空はいいね~海はいいね~雲はいいね~ そっちからこっちの世界が見えますか~
森の中から連れてきた落ち葉、とてもよい香りがします。落ち葉好きは子供のころから変わっていません。
一枚一枚ちがう葉の色、形・・・。私たちの住む地球がくれた優しさのひとかけら。
友人の子供、小学生のまこちゃんにもプレゼントです♪
毎日の仕事ではパソコンや書物にむかうことが多く、知らず知らず大切にしている五感を使わなくなっています。人のケアに係る仕事をしている自分自身に大切にしたいものは、今も昔も感受性。
遠くを想う時、近くを想うことができます。
人には旅が必要です。遠くにいけなかったとしても、心の旅ならいつでもできます。
そうして私達は、雨の日も風の日も思い通りにはいかない人生を工夫しながら旅しています。
今、どこを旅していますか?
大人の休日は短いけれど、良い空気をいっぱい吸み、秋の美しさを存分に感じました。
明日からまた希望を持って仕事をしたいと思います。秋休みさんありがとうございました。