ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

桜海老祭り

カテゴリー: 日常

5月3日、毎年恒例の由比桜海老祭りが開催されました。
「漁船乗り場に7時30分に集合ね」郷里の友人達と集合、この日は私が一番のりでした。

桜海老祭り

海と山に囲まれた小さな港町が一年中でもっとも賑わうこの日。
港では「先着◯名様無料で生シラスプレゼント」に長~い行列ができています。
偶然、乗車した漁船の運転手はひとつ年上の先輩でした。
「先輩、船も先輩もかっこいいね~。ありがとうございました。」
テントの下で友人達とビールを飲んでいると、見知らぬ人とも仲良しになり
「どこから来たんですか?由比は初めてですか?」と会話も弾みます。

「あの人、もしかすると◯◯くんじゃないかな?」
仲良しの友人Cが中学を卒業してから一度も逢っていない友人S君に似ている人を発見しました。
みんなでちらちら顔を見て確認します。
「う~ん、似ているような、似ていないような。」
「違うかな。いや面影少しあるかも。う~ん、五分五分だね。」
「よし、だめもとで私が声をかけてみるよ。今、声かけなかったら生涯逢えないかもね。」

声をかけに行った友人Iをみんな少し離れたところからじっと見守ります。
そのS君らしき人の大きな目がさらに大きくなりました。やっぱり!!
小学~中学時代に勉強もスポーツも美術もなんでもできたスーパーヒーローS君でした。
早速S君と従兄弟のI君と同じテントの下に合流です。

S君は大学を卒業後、東京の航空会社に勤め様々な体験をしたそうです。
でも、来月からなんと北海道の最北端に出向される重要な任務に就くようです。
「うわ~寒いね~。静岡県人には堪えるしょ」「運転大丈夫かね~」
S君は私たちには体験できないような様々な話を聴かせてくれました。
私たちは由比の状況や友人達の様子を伝えます。

お酒は由比の地酒、辛口正雪。つまみは駿河湾採りたて生シラスと静岡名物黒はんぺん。
S君はみんなに生ビールや生シラスをご馳走してくれて、和気藹々最高の笑顔です。
きっと相当の苦労をしているのでしょうけれど、彼の口から後ろ向きな言葉がひとつも発せられなかったことが私には印象に残りました。

桜海老祭り

「みんな逢いたがっているから同窓会においでよ~」
「由比に帰っておいでよ~」「優秀な頭を活かして町長になってよ~」
言いたい放題です。桜海老祭りも終了の時間となりました。
(未だ陽がさんさんと射す14時ですが)

友人C「S君がゆりこに謝りたいことがずっとあったんだって」

私 「え~謝りたいこと?」

S君「小学6年生の時に雪が降って授業が休みになり校庭で雪合戦した時があっただろ。」

一同「あった あった~」(静岡では滅多に雪が降りません)

S君「あの時、俺雪の中に泥をいれてゆりちゃんにぶつけちゃったんだよな。
   その晩おふくろにもひどく怒られてなぁ。
   ずっとそのことを謝りたかったんだけど謝れなくて。
   あの時はひどいことしてごめんな。ごめんなさいでした。(深々頭を下げる)」

私 「え~ 雪合戦で楽しかったことは覚えてるけど、そんなことまったく覚えてないし
   気にしていないよ。でも、今言われたらなんとなく思い出したけど。
   私泣いたか怒ったかしただろうね。私もひどいよね。
   子供同志の話を親に言いつけたのかな??ごめんね。全然大丈夫だよ。
   悪いっけね。気にかけてくれてありがとう。」

一同「よかったね~。今日みんなで逢えて、長年気にしていたことが溶けて」
   「北海道に行く前で良かった」(拍手)

一年に一度の桜海老祭り、何も変わらない山と海に囲まれた由比で、またみんなに逢えるといいな。一人ひとり違う人生の旅路、みんながんばろうね。

桜海老祭り

静岡市清水区由比 
皆さんも秋と春の桜海老の季節に、小さな町にのんびりといらしてください。

足湯

カテゴリー: 日常

みなさんこんにちは
待ちわびた春の訪れ、日本列島にやさしい桜の花が咲きました。
お元気にお過ごしでしょうか。

東京ミッドタウンの桜

4月7日六本木 仕事の帰り道

日本橋の桜

4月6日 日本橋 仕事の帰り道

私の方はと~っても忙しくしていましたので、ブログを落ち着いて書く余裕もなく走りまくりの日々でした。
ということで、オンもオフも書きたいことは山のようにあるのですが、少し遡ってご報告します。

【2月大人の小旅行】
さて、ここはどこでしょうか?中央のカウンターにいるのは私と友人。

足湯

冬のプール?ではありません。
実は足湯につかりながら焼きたてのパンを食べることができる伊豆の東府や ベーカリー&カフェです。
2月は幼馴染と伊豆まで足を伸ばしました。
静岡と東京を行ったり来たりしている私にとっては、途中下車の小さな旅ですが、冬空の下、温泉の足湯って予想以上に気持ち良くて驚きました。
春近い冬の広い空を見ながらあったかいコーヒーとパンでひとやすみひとやすみぃ。
空よ~風よ~温泉よ~ありがとう~

東府や

静岡県伊豆市 吉奈温泉
東府や ベーカリー&カフェ

5月には藤が美しいようですよ。
遠方から訪れている方が沢山いらっしゃいました。
箱根にもあるそうです。

幼馴染と

故郷で毎日頑張っている幼馴染とは離れていても仲良し。
温泉につかりながらさまざまな話をします。
故郷の大地に根を張っている彼女。遊牧民のような?私。
全く異なった人生となりましたが、明るいけれど繊細なところ、がんばりやなところ、似ています。
この年齢になれば仕事や社会での責任も高まりますね。
自分とつながるものは自分の責任で選択する。選んだものは逃げないで引き受ける。
自分がコツコツと重ねてきた成果を、今存分に発揮できる年齢でもあります。
お互いの抱えているものを共有しながら、大変でも負けないでがんばろう、と励まし合い、弱気も勇気に変えます。

桜やのうなぎ

大人旅の締めは三島の鰻と三嶋大社参拝でした。
ささやかでも日常から離れる時間や場所、ほんの少しの贅沢時間は大切ですね。
それにしても。私はつくづく友人に恵まれています。
日本の各地で懸命にがんばっているそれぞれ個性的で大好きな友人達、海外で挑戦している友人、離れていても近くにいる大切な友達、みんな私の人生の宝物、いつも心より感謝しています。

子供の頃、祖母が祖母の部屋に飾っていた、詩人、画家の武者小路実篤の素朴なかぼちゃの絵と、「仲良き事は美しき哉 実篤」の文字が思い出されます。

人生フルーツ

カテゴリー: 日常

人生フルーツ

風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
人生、フルーツ。

ドキュメンタリー映画「人生フルーツ」より

 
お正月明けの休日、「ポレポレ東中野」で映画を観賞しました。
津端修一さん90歳と奥さんの英子さん87歳の夫婦の物語「人生フルーツ」です。

「川上さんの好きそうな映画が1月2日から上映されますよ。この映画館、この映画知ってますか?」と日頃お世話になっている方で、よく文学のお話で盛り上がる方が笑顔で私に声をかけてくれました。

「え~ 私の大好きなお二人、いつの間にか映画になっていたんですね。
来月の上映楽しみ!! ありがとうございます。行って来ます~」

かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは建築家。
奥さんの英子さんは、キッチンガーデンで採れる70種類の野菜50種類の果物を料理し、機織り、編み物、刺繍なんでもこなします。
お二人の暮らす空間は、建築家アントニン・レーモンドの自宅兼アトリエをモデルに修一さんが設計した丸太小屋。

「僕らはだんだん美しくなる人生を目指してやってきたんですよ」


コツコツ ゆっくり 風を感じながら 寄りかからずに

齢を重ねるほどに美しくなる人生
私にとって、津端さんご夫妻のような、お金ではなく時をためる暮らしは憧れです。
真に豊かな暮らしと感じるのです。

皆さんはどんな暮らし方が好きですか?
どんな風に齢を重ねたいですか?

上映期間は延長されていますので、ご興味のある方は公開しているお近くの劇場にお出かけしてみてくださいね。
爽やかな風がきっと体の中を吹き抜けることと思います。

誰もが忙しい毎日を過ごしていることと思いますが、いい映画や本、音楽、人に出逢うと心があったかくなりますね。
皆さん、今年も感性を大切に過ごしていきましょうね。

さきがたり ときを貯める暮らし

ききがたりの本も素敵です。
お二人のそれぞれの生き方に魅力を感じます。
さて、どう生きましょうか。
私も自分を生きられるよう、まずは風を感じ雲を感じ、月を見上げたいと思います。

Flute Gathering 2016

カテゴリー: 日常, 動画

Flute Gathering 2016

街の葉が色づく11月の日曜日、二子玉川の「KIWA」にてインディアンフルートの合同発表会が行われました。

インディアンフルートはまだ初心者で思うように吹けない私ですが、今年の1月から毎月マーク・アキクサさんのレッスンに通い、一日一回は笛を吹いてきましたし、「1回のステージは100回の練習よりも大切だ!チャレンジしよう!!」と、1部の合奏と2部の独奏で舞台に上がることを決意しました。

大人の緊張、そして大人の感動、演奏終了後は涙が出そうでした。
演奏は反省多しでしたが、思いを込められたことが嬉しかった。
様々な人の顔や心が浮かびました。

結人をご覧いただいていますやさしい皆様にも、今の私の音をお届けします。
曲は私の先生であるマーク・アキクサさんとギタリストの太田光宏さん作曲の「トウモロコシの乙女」。インディアンにとっての大切な穀物に感謝した美しいメロディーです。

曲の最後の言葉は、発表会の2日前の晩に、「お伝えさせていただいてよいですか?」と相談して受け入れていただきました。

会の最後にはお楽しみの講師演奏で、どの講師も素晴らしかったのですが、やはりマークさんの神秘的なチェロキーのモーニングソングの演奏は感動でした。
人間とは思えないような空気感が会場を包み込みました。

当日足を運んでくださった皆様、会の運営を行ってくださった皆様、ココペリ倶楽部の共にチャンジした皆さん、そしてマークさん、ミナさんありがとうございました。
自分らしさを探しながらまた練習に励みます。

マークさんブログ 「Flute Gathering 2016」

Flute Gathering 2016

杉(奥)と胡桃(手前)、2本のインディアンフルートにもありがとう。
これまで関わった全ての人に、感謝と祈りをこめて

穂高養生園日記 2016初秋

カテゴリー: 日常

穂高養生園2016

皆さんこんにちは。
厳しい暑さもようやく終わり、虫の音が美しい季節となりました。
今年も新宿からあずさ号に乗って、森深い安曇野の穂高養生園に出掛けてきました。
ホリスティックリトリート穂高養生園
結人ブログをご覧いただいている皆様にも感謝をこめて、森の秋をお届けします。

穂高養生園2016

今回は念願であった2014年に完成した「新棟リトリート」での宿泊です。

穂高養生園2016

受付をすませ木の扉をあけて中に入ると、プ~ンと木の良い香りがします。
まずはデッキでごろん。森の空気を胸いっぱいに吸い込みます。
からだの声を聴いていますか?今年も穂高養生園の秋が私に語りかけてきます。

穂高養生園2016

ここは木の中にお家があるような作りです。
この土地で育った木を自然の形そのままに活かして建てた柱、漆喰の白い壁、廊下の窓でさりげなく光る美しいステンドグラス。
家の中にいながら森林浴ができるように大きな窓がたくさんあります。
私は柱に手で触れながらご挨拶。「こんにちは~どうぞよろしく。」木も嬉しそうです。

穂高養生園2016

穂高養生園2016

ここは食堂。
なが~いテーブルも勿論無垢の一枚板、木や布好きな私にはたまりません。
このテーブルはどんな樹木だったんだろう。

穂高養生園2016

穂高養生園2016

静かなお部屋です。聴こえるのは虫の音、雨音、風の音。テレビはありません。
小さなデスクと灯りがあり読書も書物もできます。

穂高養生園2016

温泉で森林浴。大きな窓から森を眺めながらゆっくりと温泉に浸かりました。

穂高養生園2016

一日2食、マクロビオテックをベースとした玄米ご飯や、菜園で採れたての野菜を使った菜食料理をいただくことができます。
どの料理も丁寧に作ってくださっていて本当にありがたい!
お食事前後に手をあわせて感謝。「いただきます。」「ご馳走さまでした。」
この晩は栗ご飯。おかわりしました^^
滞在中は何度も「ありがとう」を繰り返します。

穂高養生園2016

森のお散歩で秋を拾ってきました。いたるところに落ちている栗とどんぐり。
栗を沢山ほおばって、小さいお猿さん、大きいお猿さんが家族単位で興奮しています。

穂高養生園2016

今回、運良く福田俊介代表による森のティーセレモニーでジャーナル・ライティングというセラピーを受けることができました。
ジャーナル・ライティングとは、心理学者のカール・ユングの弟子だったアイラ・プロゴフが考案した、書くことで自分を見つめるワークです。

小さなノートと鉛筆を渡されて、各自思い思いに自分をノートに書き出す時間。
「これまでの人生で自分の大きな影響を与えたと思えるものを書き出してください。」
聴こえるのは雨音と沢の音と鉛筆の音。皆それぞれに自分の内に向き合います。
ほんのわずかな時間でも、書くことで導かれるものがあるので不思議です。
頭では分かっていてもなかなか日常ではとれない時間です。

福田代表は世界各地を旅し、人間の自然治癒力を引き出すことを目的に穂高養生園を30年も運営されている方。一度お逢いしたかった方です。
セラピー中、一人ひとりのどんな話にも、急かしたり調えたり意見したりすることなく、じっくり穏やかに耳を傾けている姿と瞳の深さが印象的でした。齢の重ね方を考えさせられます。

穂高養生園2016

森の雨は天然のシャワーのようで気持ちがよい・・・でもあまりにも降り続けています。
2日目の晩には大きな落雷、停電もあり驚いたのなんのって!
自然の恐ろしい力を感じた時間にもなりました。

穂高養生園2016

森を散歩し、ヨーガをして、体に良い食事をいただいて、何もしないでと心地よい時間。
さらに、今回の目的のひとつはインディアンフルートの練習でしたが、幸運にも「木と人のカフェ」の2階、森のホールをお借りすることができました。
ここは最高の練習場所です。杉でできているインディアンフルートもたくさんの仲間に逢えて喜んでいるようで響いていました。

穂高養生園2016

すでに少し肌寒い朝。
朝のヨーガが終わった後に、森の素敵な住人が暖炉に火をくべてくれていました。
パチパチ パチパチ 聴こえてくる音、目に映るもの、全てが優しくて心地よい時間です。

穂高養生園2016

すっかり素顔で過ごした数日。
改めて、自然の力の大きさと人間のやさしさを感じた秋の日でした。
今年も春から沢山の講演や研修などなど、願いを込めながら頑張りました。
明日からまた自分らしく、頑張りましょう。
また来ますね、ありがとう安曇野の森、スタッフの皆様、穂高養生園さん。

最期に、今回の旅では僧侶である野口法蔵さんの「人間の頂(PHP研究所)」という本をリュックに詰め込みました。
この本の文末に、ネイティブアメリカンの「ミタクエオヤシン」全てのものは繋がっているという考え方を癒しの言葉として文章化されたものが紹介されています。
病んだ人や苦しんでいる人にこの言葉を語って聞かせているそうです。
美しい言葉ですので皆様にもご紹介します。

細胞の一つひとつを目覚めさせてあげましょう。
細胞は本来すべてを知っているのですから。
細胞は生命の息吹である風です。また生命の源である水でもあります。
生命の燃える炎の太陽でもあり、生命の食物である地球でもあります。
また鉱物でもあります。
太陽の光線、キラキラと輝く日の光のような金でもあります。
また、強さや勇気、忍耐力を表すような鉄の魂でもあります。
月のように輝く銀でもあるのです。
星は地球の毛布です。母なる大地、母なる地球をやさしく包み込む毛布です。
星の毛布は大地を覆います。
星は私たちの祖先です。私たちの前を歩いてくれた人々です。
そして星は私たちの子孫でもあります。
私たちの歩いた道についてきてくれる人々なのです。

 「人間の頂(PHP研究所)」より引用

穂高養生園2016

なんと、偶然にも野口法蔵氏は過去にこの穂高養生園で、スウェット・ロッジの中の子宮回帰として紹介されたインディアンの癒しの言葉についても出版されています。
「ホーミタクヤセン インディアンの癒しの言葉」 語り:マリリン・ヤングバード 監修:野口法蔵
私は、この本の言葉を時々声に出して読んでいます。
人を治す治療の言葉、ご興味のある方は御覧くださいね。

それでは、皆様も雨の日晴れの日と、日々様々なことが有ることと思いますが、
本当の自分の体や心の声に時には耳を済ませながら、実り多い秋をお迎えくださいますようお祈りしています。

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