10月31日、霞ヶ関のイイノホールにて、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の主催する「高齢者フォーラム2012」が開催されました。
テーマは「Aging in “DANCHI” ~パートナーシップによる高齢者サービスの展開~」。
私は今年4月よりUR都市機構住宅経営部のシニアアドバイザーとして業務に関わらせていただいています。
1950年以降、日本の住宅不足を解消するために建てられた良質な公団KOUDAN。
現在URの保有する団地は1700団地、76万戸にも及びますが、世帯主年齢が65歳以上の世帯が35.4%にも及び団地に暮らす人の高齢化が進行しています。
そこで、URの豊富な住宅と、民間事業者が展開する多様な高齢者向けサービスを組み合わせて、少子高齢化に対応した賃貸団地の環境を整えようと取り組みが始まっています。
フォーラムでは現在行われているその取り組みの一部が紹介されました。
● 千葉市稲毛区「グリーンプラザ園生(そんのう)」
● 社会福祉法人 生活クラブ / (株)生活科学運営との連携
URの賃貸住宅団地立替で生じた敷地を民間に譲渡し、サービス付き高齢者向け住宅、
介護事業所を整備。