ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

「個別介護相談会」のお知らせ

カテゴリー: お知らせ

介護個別相談会
~家族のこと 自分のこと 命のことを話してみませんか~

日程: 2016年9月27日(火)
時間: 90分(10:00~11:30、13:30~15:00、15:30~17:00)
定員: 各時間1名(先着順)
料金: 5,500円(税込)
場所: 日本橋(予定)

介護や暮らし、思い困っていることなど話をしませんか。
90分内でお話を伺い、アドバイスさせていただきます。
ご相談いただいた方にはケアガイドを差し上げます。

※簡易コンサルティングとなります。
事前準備、また後日作業が必要になるようなご相談は個人コンサルティングをお申込みください。

富士山夜明けの森の音楽会

カテゴリー: 日常

マークさんの楽譜

昨年12月にインディアンフルートを手にしてから、私の親友は銀の横笛から素朴な杉の樹の縦笛に変わりました。
日本インディアンフルートサークル協会のジャッキーさんのご推薦でマーク・アキクサさんという方にレッスンを受けています。

マークさんはいつも静かで温かでちょっと不思議な方です。
レッスンは、まず楽器を置いて深い呼吸をすることから始まります。
私がこれまで経験したことのない穏やかな時間で、今の私にはとても合っているような気がします。

誰もが吹けるこの笛は、私たちが忘れてしまった大切なものを思い出させてくれる不思議な力を秘めているような気がします。

富士山5合目

そして先日、仕事の合間を縫って富士山五合目(標高2300m)の約2km手前にある「奥庭自然公園」「奥庭荘」に出掛けてきました。
目的はマークさんの富士山夜明けの森の音楽会。
自然の中でマークさんの笛の音と鳥の声を聴きたいという一心で、バスを乗り継いで(東京駅~河口湖駅~御庭)到着しました。

富士山

溶岩の大地、針葉樹林、雨の雫、新鮮な空気。様々な鳥達の声。
なんてなんて全てが透明できらきらしているのでしょう。
私はすぐにこの場所がとても気に入りました。

その晩は、マークさんがとても美しい詩を皆に聴かせくれました。
さっぱり眠れずに朝を迎え、翌朝は夜明け前4時に奥庭荘を出発。
月から太陽に、群青色から青にと地球も眠りから覚める時間です。

夜明け前の奥庭自然公園の展望台

奥庭自然公園の展望台でマークさんの演奏が始まると、鳥達は一瞬静かになったもののすぐに大合奏となりました。
信じられません。鳥も空も樹もみんな喜んでいるとしか思えません。美しい時間でした。

マークさんの演奏

マークさんの神秘的な即興演奏が、富士の大地に響きました。

夜明け後の奥庭自然公園の展望台

私はマークさんに教えてもらったネイティブ・アメリカンのラコタ族の言葉を心の中で自然と何度もつぶやきます。
ミタクエ・オヤシン 全てのものは繋がっている。

ラコタ族の住民は、地球に存在するすべての人々の中にスピリットを感じて生きていたそうです。

鳥を  「翼を持つひとびと」
動物を「四本足のひとびと」
木を  「根っこをもつひとびと」
空気を「風のひとびと」
川を  「流れるひとびと」
人間は「二本足のひとびと」

私自身もそうですが、人間の奢りを捨てて共存していく社会でありますように。

奥庭自然公園

翌日はマークさんとココペリ倶楽部のAさんと、三人で森の中に入りsoloを回すという貴重なレッスン体験も。(感激!)
森の生き物たちも嫌がらずに聴いていてくれたかな~

わずか2日間でしたが、共に過ごした方々とも、穏やかで刺激的な非日常の時間を過ごさせていただきました。
地球への感謝、そして音楽を通じて人の和が広がっていくことに改めて感動した音楽と森でした。
マークさん、Mark AkixaオフィスのKさん、皆さん、ありがとうございました。

【Mark Akixa Offcial Website】

わたしの宝物

シャガールの鳥とインディアンフルートの鳥。
なぜか鳥がたくさんいる私の部屋で、今日も練習に励みます。

亡き父も音楽が好きで、人が集まると、よくハーモニカで「故郷」を吹いてくれたのを覚えています。
もう、あの「故郷」を聴くことはなくなってしまいましたが、先日父の三回忌で家族が集まった時に、私は父の代わりにこのインディアンフルートで「故郷」を吹きました。
心に心が届きますように。希望が空に届きますように、願いをこめて

心のエッセイ

カテゴリー: 活動報告

Let's Plaza

「秘密を書こうね。」小学生の頃、仲良しの友人と交換日記を始めました。
その日記帳には鍵がついていてワクワクしたことを覚えています。
さらに大人になり、私は看護記録や計画、看護研究などを経て、民間企業に就いてからは各方面からケアについて“書いて伝える”仕事のご依頼をいただくようになりました。

書くという作業は、自分の内面を表す作業、なかなか大変な作業ですが、あきらめないでこつこつと続けています。
中でも私がとても大切にしているのはエッセイです。

先日、三井不動産様から長期ご依頼をいただいているレッツプラザ情報誌の連載エッセイ「午後4時のティーブレイク」22回目が完成しました。
今回のテーマは「夜に唄うものの歌を聴く」。
ケアする人が心身ともに健康でケアを続けるために、日々私が提案していることを書き下ろしました。
皆さんはどんなことが大切だと思っていますか?

夜に生きるもの達の美しい声に耳を澄ますこと、
深い呼吸を繰り返し、息を吐き切って新しいものを取り入れること、
そして自分自身の心の声を聴き自分を大切にすること。
また、私の心のエッセイが1枚になりました。

誰かの勇気や元気に繋がることを願いながら、これからももがきながら書き続けます。
エッセイのご依頼と、ご協力をいただいてます皆様に心より感謝しています。

エッセイ

モンゴル音楽と着物ショーに出演

カテゴリー: 日常

静岡市のグランシップ大ホールにて、モンゴル音楽と着物ショー【静岡県・モンゴル国ドルノゴビ県友好提携5周年記念「草原の輝き」】が開催されました。
母が8年前よりこつこつ通っている着付け教室「るいの会」の講師、川村節子先生のプロデュースによる華やかなイベントです。

一部は馬頭琴、ヤトガ(琴)、口琴、ホーミー(一人で2つの音を同時に歌う)などによるモンゴル音楽の演奏です。
草原や大地、風や雨、そして哀しみや喜びの情景を感じるような美しい音楽。
どの曲もとても心にやさしい音楽で驚きました。特に「青い雨」は、振り続ける雨が、こころに沁みます。

モンゴル音楽と着物ショー

二部は川村先生のお弟子さんが着付けた、生徒や学生による華やかな着物ショーです。
川勝静岡県知事もお見えになり、最後まで最前列でご覧頂きました。

そのショーになぜ私が出演することになったかと言いますと・・・

母「足首が痛み歩行が少々困難ので、残念ですが、ショーには出られません。」
川村先生「川上さん、お嬢さんを東京から呼びましょう。それなら大丈夫でしょう。」

数日後

由里子「え~ な、な、なんで私が出るの?!」

というわけで、生徒でもない私が普段着慣れない着物を着て、ぐるぐる巻かれて母をアテンドすることになりました。
「私のほうが転びそうなんだけど・・・。ま、いいか」

広いステージを歩く母と私

母の手をとり舞台の袖から広い舞台に二人で進みます。最初で最後の親子での着物ショーです。
ここグランシップ大ホールは、数年前に父と母が警察友の会で表彰された場所。
母は父との晴れやかな思い出のあるステージに、あの日と同じ着物を着て立ちたかったようでしたので、母の楽しみを応援するために、なんとか私も奮闘です。
(え〜と歩行は小股内股、ステージを八の字八の字、遅すぎず早すぎず・・・)

私は夏の浴衣が大好きですが、毎日仕事で大忙しの日々、優雅に着物を着る時間はなかなかとれません。
でもこの日、皆さんの着物姿とそのエピソードを拝見できた上、私も母が昔々に作ってくれた着物に袖を通すことができ、とてもワクワクした一日でした。
日本の色、形、伝統文化はやはり素敵ですね。

モンゴル演奏家の皆様と記念写真

「着物を着れるって楽しい!」
終了後にモンゴル演奏家の皆様と記念写真です。

この日、母の足首もなんとか持ちこたえました。
「みんなに迷惑をかけるから」という気持ちがありながらも、母が楽しみを諦めないで良かったと思います。

自分以外の誰かの為に自分の時間を使うこと
一緒に体験し、どきどきし、一緒に笑うこと。
きっと忘れられない思い出になることと思います。

この日、会場にはきっと父が来ていたように思います。思いがけない春の楽しい一日でした。

モンゴル・タイ・インドネシア・ドイツなどの学生も振り袖を着て大喜び。

モンゴル・タイ・インドネシア・ドイツなどの学生も振り袖を着て大喜び。

「第1回 結人Cafe」のお知らせ

カテゴリー: お知らせ

第1回 結人Cafe
~ケアの話をしませんか~

日程: 2016年7月9日(土)
時間: 13:30~16:00
対象者:ケア職の方のみ
定員: 10名(先着順)
料金: 1,000円(税込) お茶菓子付
場所: 六本木(予定)

「結人Cafe」はケアに向き合っている方々が集って、
日々思っていることなどを様々な視点でお話ができたらいいなという会です。

第1回目はケア職についている方を対象としました。
ぜひあなたの大切にしているケアへの思いを聞かせてください。

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