ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

春の休日、新橋のアトムCSタワーにてネイティブアメリカンフルート奏者マーク・アキクサさんと、∀KIKO(アキコ)さんのコラボライブが開催されました。
∀KIKOさんは北海道余市市生まれの女性画家。
現在は山梨県にお住まいだそうですが、ご自分の描かれた絵にあわせて自作の詩を朗読するARTGIPSY ARTSHOWなどの活動を行っています。

以前から何度か訪れていたこのアトムCSタワーには、∀KIKOさん常設展示nociwギャラリーがあり、今回はそのクロージングイベントでした。

∀KIKO(アキコ)さんからいただいた自作のカード

詩や朗読が好きな私は、マークさんの音楽の世界とのコラボはいったいどのようになるのかと、休日の午後一人でバスに乗って出掛けたのですが、コラボの世界は勿論、とびっきりナチュラルな世界観の女性に出逢え、とてもとてもハッピーな1日となりました。

∀KIKOさん(左)とマークさん(右)

マークさんが、∀KIKOさんの朗読と絵に合わせて風のような大地のような音楽を奏でます。
驚いたのは∀KIKOさんの声の深さ美しさ。
特に狼の遠吠えのような声に、私はぐぐっと引き込まれました。
いったいどんな女性なのでしょうか。

∀KIKOさんの伝えたいこととマークさんの伝えたいことには、共通している何かが流れています。
平和を祈る、自然や動物からのメッセージを受け取り伝える。
そしてお二人ともちょっと人間離れしている?ような…。

Mark Akixa’s Blog “Wind Walker” 「ARPA at ATOM」

思わず購入した∀KIKOさんの画集「Simple Site」。
絵、言葉、受け取る私の心が動き、そんな自分に、私も私らしさを確認。

∀KIKOさんのサイトより

平和のために人間がまず最初にできること

それは自分を幸せにすることだと思います。

一人一人の心の中に幸せが訪れて、そしてその波が世界に広がり、

やがて地球がすっぽりと愛に包まれる日がくることを祈って

私は私に与えられた時間を精一杯、楽しく生きていこうと思います。

春分、満月、すべてのものはつながっている。
早速、数日後のレッスンでマークさんに、そして∀KIKOさんにはメールで、
「またコラボライブ行ってくださいね」とお願いしました。

自分らしさってなんだろう、私らしさってなんだろうって中学生の頃から悩み考え、あちこちぶつかりながら生きてきました。
人はみな異なる魅力や役割を与えられて生まれてきます。
人と比べず自分らしく生きるって素晴らしいことだと齢を重ねるにつれ感じています。
私ももっと自分らしく生きたいです!うお~~~(遠吠え)

∀KIKOさんは毎月第3日曜日に高幡不動で開催する「ござれ市」にブースを出しているようです。
お天気の良い日に伺って、一度ゆっくりお話ししてみたいな~と思っています。
お世話になった心優しき皆様、ありがとうございました。

さて、嘘のような本当の話で驚きなのですが、なんと恩師マーク・アキクサさんが我が故郷、小さな海沿いの街にてライブを行います。
これはまったくの偶然で平成最後の大事件ですが…私と母が引き寄せたのかもしれませんね。
何度かマークさんのライブを聴いている母は、「みんなにマークさんの演奏を聴いてもらいたい!」となんと15人も集客しちょっと自慢げです。
とっても楽しみにしています♪

お近くの方はお越しくださいね。
季節の桜えびのかき揚げや美味しい鰻もいただけます♪

・蒲原の味処 よし川 Tel:054‐385-2524
Mark Akixa オフィシャルサイト

Flute Gathering 2018

カテゴリー: 日常

11月4日(日)天王洲アイルのKIWAにて、2018インディアンフルート発表会「Flute Gathering 2018」が行われました。

今年、私が選んだ曲はアメイジンググレイス。

アンサンブルは、レッスン中にマークさんから手渡されたカントリーロードの下パート。

どちらも講師のマークさんアレンジです。
当日の演奏は緊張あり、失敗あり、笑いあり。
恐る恐る映像を観てみると、まるで私の人生のようです。
遠く離れている皆様にもお届けします。お聴き下さい。

今年の曲は、特に呼吸を大切にしました。
繰り返し笛を吹き、当日の演奏が終わった瞬間、私自身がこの広い自然界の風の通り道なんだ、と感じました。
それが、今年の私の一番の成果&ご褒美でした。

生徒を思う講師、先生に感謝する生徒。
皆の演奏はそれぞれ個性的で素晴らしく、1人ひとりの物語と感動を感じた一日でした。
頑張ること、楽しむこと、続けること、チャレンジすること。
そして感じること、いつまでも大切にし続けたいですね。

ご指導いただきました講師のマークさん、マネジャーのミナさん、ココペリ倶楽部の仲間、応援してくれた家族や友人、お忙しい中足を運んでくださった皆様、羽のアクセサリーを制作してくれた友人、主催者のジャッキーさんご夫妻、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
音楽は生涯の友、また来年もチャレンジします!

マーク先生の評価はこちらです。【マーク・アキクサ公式ブログ

去年(2017年)の様子はこちら
一昨年(2016年)の様子はこちら

インディアンフルート課外レッスン 2018

カテゴリー: 日常

一昨年昨年は富士山の奥庭荘で行われたインディアンフルート課外レッスン。
今年は恩師マーク・アキクサ氏とココペリ倶楽部の皆さんと武蔵御嶽神社に向かいました。

普段は東京のスタジオで練習をしていますが、恩師は森羅万象に宿るスピリットと共鳴を体感することを大切にしてほしいと生徒に願い、課外レッスンを開催しています。
しかし、これが結構ハードな為、私は「参加できる?皆さんに迷惑かけない?集団行動大丈夫?」と自分自身にいったん問いかけ心配したのですが、「とにかく行きたい!自然が、鳥が、私を呼んでいる!」と今年も参加することを決めました。

新宿から青梅方面に向かうホリデー快速に乗車し御嶽駅下車。
ケーブル下までバスに乗車し、滝本駅へ。私は一番乗りで皆の到着を待ちました。
そこからケーブルカーに乗車し御岳山駅までは約6分。
高く広く緑と大地と空色が360度広がります。

早速、川のせせらぎを聴きながら森林を歩く歩く。
写真は御岳山のロックガーデンです。先頭で指をさしているのが私。
ガイドをしているのではなく、「え~あんなところまで行っちゃったよ~無理~」と、天狗岩にするする登ってしまった人間とは思えないマークさんを指さしています。

輪になって水辺でのレッスン。即興演奏では皆の音によく耳を傾けます。
それぞれの短い即興のフレーズがつながり、気がつくと皆でひとつの曲になっていきます。
隣の人、また隣の人へと音がつながっていくと、人も次第につながっていくので不思議です。

「わ~滝だ~」勢いのある滝の音。目的地、綾広の滝は神秘的な聖地でした。
激しい滝音をバックに「チェロキー族の水を讃える歌」を全員で合奏。
インディアンフルートは自然と共鳴できる楽器なんだな~と全身で感じます。
こんな体験はなかなかできません!!笛と自然が大好きな私。
マークさん率いるココペリ倶楽部のメンバーであることにあらためて感謝感激の瞬間でした。
動画がマークさんのインスタグラムに上がっています。ご興味のある方は御覧くださいね。

宿坊に泊まるのは初めて。
昨年の山小屋はお風呂がなく雑魚寝でしたが、宿坊「蔵屋」は貸し切りで、この晩はゆっくりとお風呂に入り整えられたお布団で眠ることができました。
その晩は眼下に広がる関東平野の灯りと、頭上のお月さまを眺めながら、明日の奉納演奏の成功を祈ります。
宿坊では「チェロキーのモーニングソング」を練習する笛の音が夜遅くまで静かに響いていました。

翌朝、昨年と同様お天気に恵まれました。
早朝7時からの奉納演奏の為、また330段の階段を黙々と昇ります。
足腰も勿論ですが、深い呼吸で心肺機能が鍛えられますね。
きつ~ 一歩一歩 がんばれ~と自分を応援!

標高929メートルに位置する天空の御嶽神社
そこは、さらに素晴らしい関東一円の眺めで圧巻でした。
祀られている「大口真神」は日本狼です。

境内に和太鼓の力強い音が鳴り響きました。
お祓いを受け、1人ひとり丁寧に玉串拝礼を行った後、マークさんの美しい笛の音が響きました。
この時点で相当感動したのですが、感動している場合ではありません。
アンディーさんのネイティブ・アメリカンドラムの音に続き生徒も一緒に奉納演奏開始です。
心を無にして静かに笛を奏でました。身も心も浄化されたような気持ちの良さ。
インディアンフルートはネイティブアメリカンの楽器ですが、日本の篠笛や龍笛に近い楽器のように思います。
不思議と私自身が日本人であることを真に感じ、感謝の気持ちに溢れた時間でした。
「ここに来れてよかった。神様ありがとう~」心の中で泣き叫びます。

無事に奉納演奏も終え、安心し朝食を摂った後に最後のレッスンへ。
再び森の中に出掛け即興演奏練習は続くのでした。
譜面を読み演奏する練習とは異なり、即興演奏は何度やっても違う難しさがあるのですが、音やメロディー、リズムに人柄が出るので面白い&怖い。
言葉はなくともその人が見えてきます。

レッスン終了後はわずかな自由時間で私は単独行動。
山小屋でマスターがたてるコーヒーとランプの灯りにほっと癒やされた時間でした。
この日はお天気も良いため、色とりどりの山愛好家が訪れ賑わっていました。

お土産物屋さんで熊よけの鈴をひとつ買いマイザックにつけました。

帰路は青梅から都内方面へ、立川、新宿を抜けて約3時間。
距離は近くですが、なんという達成感でしょう。
山登りの魅力がほんの少しわかったような気がしました。
今度は一人でもふらっとおにぎりを握って出掛けられそうです。
紅葉の季節や、森の妖精といわれるレンゲショウマの咲く季節に訪れてみたいものです。

東京に帰宅後、マーク先生、マネージャーのミナさん宛に早速、感謝のメッセージを送りました。
共に時間を共有してくださった皆さんも、楽しい時間をありがとうございました。

帰宅したその晩から休むことなく大急ぎで仕事に戻りましたが、サクサクと捗りました。
明日からまたパワーアップして様々なことを頑張れそうです。
大自然とつながれる時間、同じ目的を持つ人とつながれる時間は宝物です。
私の今年の夏の小さいけど大きなチャレンジでした。

木でできているインディアンフルート(楽器)も、ご縁があり奉納演奏ができたこと、山深い森林にいけ、鳥の声を聴き、風を感じたこと、さまざま喜んでいたように感じます。
人間は自然の一部です。自然の中に身を置く時間をこれからも大切にしたいと思います。
武蔵御嵩神社様、皆様、私につながるすべてのものへ、
心よりありがとうございました。

これで、私の夏の課外レッスン記はおしまい。
最後に、電車の中で読んでいた本の中からネイティブ・アメリカンの言葉を3つ皆様にお届けします。

もし この世界に歌がなければ
鳥も人間も みんな死んでしまう

人間も動物も 森も河も そして海も自然の大学なのだ
学ぶべきものが すべてそろっている
そして与えてくれている

大地とは 魂のやすらぎを与えてくれる
生きる勇気を与えてくれる場所
また 大樹を育ててくれるところ
だから 年老いたインディアンは
土の上に座り 横たわり 考える
大地は 生きる不思議を教えてくれる

「ネイティブ・アメリカンのこころがよろこぶことば/塩浦信太郎」(東京書籍)

                              
それぞれの美しい秋をお楽しみ下さい。

真夏の夜の夢!?

カテゴリー: 日常

8月の週末、故郷の静岡市清水区ライブレストラン「もでらあと」にて、高校時代の友人で音楽家として活動している、水本みゆき(クラリネット、歌、サックス)のライブが開催されました。

私は、彼女のクラリネットも歌も昔から大好きで、新宿での講師業を終えて、急ぎ応援&楽しみにかけつける予定でしたが、ひょんなことから1曲だけ友人とのアンサンブルでステージに立つこととなりました~。出演が決まったのは5日前です。まじですか!

インディアン・フルート演奏

二人で選んだ曲は恩師、ネイティブ・アメリカンフルート奏者マーク・アキクサ作曲の「大地のチャント」。北米の大地と精霊が掛け合う神秘的な曲です。
この場の素敵な空気感だけは壊さないように、と願う私達でしたが…
ふ~~~~♪ な、な、なんとかフルートの精霊に助けられたようです。

記念写真

ネモッチ(高校時代からのニックネーム)こと水本みゆきさんの音楽、歌はとても素晴らしかったです。様々なジャンルの曲に挑戦し、あの頃と同じようにがんばっている彼女の姿、深みを増している音楽は感動的でした。

演奏メンバーのパーカッション担当者は同じく吹奏楽部のひとつ後輩の杉浦邦弘氏。
彼も音楽家として大活躍中で、森山直太朗さんの2018オリンピックコンサートのオケアレンジも担当とのこと。
共にコンクールに出場した彼のドラムもまた懐かしく健在でした。
こつこつと音楽を続けている友人達を、心から尊敬し嬉しく思った夜でした。
この日は、幼馴染が応援にかけつけてくれ、高校時代の恩師や先輩後輩にも出逢え、思ってもいなかった喜びを得られ、会場には音楽と笑顔が溢れました。

ライブ終了後、多くの人からインディアンフルートについて様々な質問を受けたのですが、私が何よりも嬉しかったのは、インディアンフルートという楽器を通じて交流が生まれ、なんだかみなさんがとっても幸せそうだったこと。
素朴な笛の音や伝説に驚き興味を持たれたようです。
この笛にはそんな力があるのだと、やっぱり実感した真夏の夜の夢?いや現実でした。

終了後は緊張も解け、奇跡のような一日に感謝しながら健康ランドに宿泊。
温泉と食事、少々のお酒でゆるみました。
「一部の休憩の後にステージで何か吹いてね」と無謀な依頼をしてくれた明るいネモッチ(水本みゆきさん)、きっかけを作ったアンサンブルパートナーのあべちゃん(現 村上祐子さん看護教員)、仕事終了後にかけつけてくれ感想をたくさんくれた幼馴染のちえみ、いでちゃん、素敵なドラムを再び聴かせてくれた杉浦くん、ピアノ、ベース演奏者のみなさん、偶然にもインディアンフルートをお持ちだったハイカラなオーナーさん、皆様お聴きいただきありがとうございました。
インディアンフルートの世界にご興味ご関心をもたれ方は、マークさんのサイトを是非覗いてみてくださいね。

駿河湾

翌朝、健康ランドのカーテンを開けると、窓の外は一面の海。駿河湾です。
横浜市在住のあべちゃんが、遠回りになるにも関わらず一人暮らしの母を訪ねてくれました。
「二重奏を聴いてもらおうよ~」と、彼女も由比の家に高校時代以来の来訪です。
母は30年以上を経ての再会、彼女の成長にも大喜び。優しい気持ちに感謝です。

私は音楽が大好きです。そして、音楽に日々助けられています。

とってもとっても緊張して感動して、はじけて飲んで食べて(2㌔太った)
笑った真夏の奇跡でした。神様、こんなに楽しい時間をありがとう!!

2018夏の風景

カテゴリー: 日常

今年は台風か猛暑、という驚異的な夏となりました。皆様お元気でしょうか。
こう暑くてはからだもグッタリとしそうですが、負けてはいられません!
よく学びよく働きよく遊ぶ!水分を摂りながら夏の季節も元気に過ごしましょう。
私の夏のホッとひとやすみ風景をお届けします。

飯田八幡宮の夏祭り

恒例の故郷、飯田八幡宮の夏祭り。
櫓の上には選ばれた小学6年生が上り、太鼓をドンドンと元気いっぱい叩いています。(いいぞ~がんばれ~)
おじいさんやおばあさん、家族がお孫さんの応援にかけつけています。
小さな田舎のお祭りですが、盆踊りを踊る人、見る人、焼きそばやかき氷を作る人、人と人が集う風景に心和みます。
子供の頃、私は盆踊りの女王と言われていました。(笑)
中心になって踊りまくっていた遠い日の自分が懐かしく思い出されます。

正雪紺屋

実家から徒歩2分、東海道広重美術館の向かい、由井正雪の生家「正雪紺屋」。
夏祭りの日の夕方、蝉の声が響いています。
母がお散歩中に撮影してくれました。
浴衣と下駄と団扇、子供の頃と変わらずにご機嫌状態となります。
身につけるものも季節らしさを、大切ですね。

向日葵

お世話になったAさんが、目黒区のご自宅に元気に咲いたひまわりの写真を送ってくださいました。青空に堂々とむかう大輪の向日葵、きれいです。
植物の生きる姿も、私達に勇気を与えてくれます。ありがとうございました。

ワサビさんは介護中のお母様にSONYのaiboをプレゼントし、遠く離れたお母様に思いがけない元気を届けられたようです。aiboの活躍の様子に私もビックリ&ほっこりです。
誰かを想い、贈ること贈られることも、また楽しみのひとつですね。

aibo

大忙しの毎日ですが、だからこそ仕事一色にしない工夫が必要です。
がんばりすぎて体を壊しても、健康管理ができない自己責任となってしまいます。
介護と仕事のバランス。仕事と生活の調和。
難しいけれども私の周りにも上手に行っている人がたくさんいます。
無理をしすぎないで疲れたら休みましょう。
辛くなったらぽろっと話してみましょう。
ちいさな楽しみをこまめに入れましょう。

この夏のとびっきり元気が出るニュースでした。
自分なりのバランスをとりながら、今年の夏も元気にお過ごしください。

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