ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

三月の風景

カテゴリー: 日常

皆さんお元気ですか?年度末、とっても忙しい季節ですね。
今日はちょっとひとやすみ、私の心にとまった三月の風景をお届けします。

富士山
3月8日、すっぽりと真白き富士の山
御殿場側から撮影、ご無沙汰している先輩が送ってくれました。
私の実家のある駿河湾側からは裾まで白い富士山は見られないので新鮮です。
まるでお嫁さんみたい。

花音が書いてくれた“結人”
この日は姪と甥の16歳のお誕生日。ケーキと歌でお祝いです。
上の写真の文字は姪の花音が書いてくれました。“結人”が元気に歩いています♪
いいね!明るい花音、ありがとう。花音の希望を未来につないでね。

梅の花
3月16日 近所にお散歩。
都会でもポツポツと咲く可憐な梅の花、ほのかに良い香りがします。
梅はごつごつとした枝ぶりも素敵ですよね。

浜離宮庭園の菜の花
マンションから徒歩30分、浜離宮庭園に咲く一面の菜の花。
春ですね。村野四郎さんの「花」という詩の一片を思い出しました。

花の中に町がある 黄金にかがやく宮殿がある
人がいく道があり 牧場がある
みんないいにおいの中で 愛のようにねむっている

東京ミッドタウンの桜
そして、徳光さんとのニッポン放送「いきいきセカンドライフ」生放送を終えた3月29日土曜日。
東京ミッドタウンのガーデンテラスSILINに入ると、なんと窓の外には一面に桜が咲いていました。
開花宣言があったばかりだったのに予想外に咲き誇っていた桜の花にびっくり、とっても素敵です。

東京ミッドタウンの桜
かつて職場があり、よくお散歩した東京ミッドタウンのお庭。
まだ咲いたばかりの夜桜からは元気さと優しさの両方が伝わってきました。

私も少女の頃から“強く優しい人間になりたい”と想い、努力、挑戦を重ねてきました。
振り返ってみると失敗や悲しみの糸と、成功や喜びの糸が折り重なっているようです。
どんなことがあってもあきらめない、人生の糸を織り誰かを包み込めるあたたかい布となるよう結んでいきます。

三人の姪、甥をみていると、活発だったけれど、泣き虫で繊細だった自分を思い出します。
多くの人との出逢いが自分を成長させてくれています。

春風そよぐ気持ちの良い夜でした。
街にも山にも、都会にも田舎にも、季節は巡り春が訪れます。
どんな時も花や月、空や風が近くにいてくれます。
春夏秋冬のある美しい国に生まれたことを幸せに思います。
春は希望と不安の入り混じった季節ですが、新しい爽やかな風を感じながら、また一歩一歩自分らしく歩いて行きましょう。

今年度お世話になりました皆様に心より感謝御礼申し上げます。
また来年度も小さいけれどぴりっとあたたかい“結人”&川上由里子を、宜しくお願いいたします。

3月13日木曜日、渋谷区千駄ヶ谷にある津田ホールにて、公益社団法人日本不動産協会、全日本不動産関東流通センター主催による「暮らしのセミナー高齢社会の住まいと介護を考える」が開催されました。

津田ホール

私は新調した春のワンピースとジャケットを着こみ会場へ向かいました。

ところが、この日は朝から夜まで生憎のお天気。
予定をキャンセルされた方もいらっしゃったようで残念でしたが、まだ冷たい雨の降る中200名近いお客様が集まってくださいました。

津田ホール

今回の私のテーマは「終の住処 どこでどう住まう〜住まいと介護のはなし〜」です。
住まいは暮らしの器、生活の基盤となるものです。
その街や家が不便になったら、ひとり暮らしになったら、介護が必要になったら、認知症になったら、住み慣れた我が家に長く住み続けるためには…。
ご相談者の声を中心に、高齢期の様々な住まい方について実際の事例を交えながらご紹介させていただきました。

セミナー風景

また、今回はUR都市再生機構が展開する団地での新しい住まい方についてもご紹介させていただきました。
私が特にご紹介したかったのは、● MUJIなど民間との新しいコラボレーション ● 医療福祉拠点の整備や地域との連携 ● 団地の暮らしを守る「生活支援アドバイザー」と昨年から営業センターにおかれた高齢者相談窓口の高齢者相談員(ケアマネジャーや社会福祉士、看護師)という人の存在です。

講演中

両親が暮らす家の住環境や介護の様子なども、写真を使って少しだけお伝えさせていただきました。
要介護4の父と介護者の母が暮らす住環境は、介護する人たちも(ホームヘルパーや理学療法士、看護師など)楽しんだり癒やされたりする空間となっています。
重くなりがちな介護生活を明るくする為には、福祉用具や家具、照明、音楽、香り、外とのつながりなど様々工夫できることがあります。

終了後、不動産業を経営しているという女性からは
「今日の内容は仕事に関係するから知らないではすまされなくて、勉強したいと思ってきました。介護と住まいの2つのテキストがわかりやすくて助かるわ。」

40代男性からは「介護保険を支払っていてもホームにこんなに費用がかかるなんて…」

建築士の女性からは「ご両親の暮らす住環境をもっと聴きたいです。」

セミナー資料

スタッフと情熱をかけて制作したセミナー資料
ご来場者の皆様に配布されました。

日本人の寿命は伸び、家族の単位は小さくなり、私達はかつてなかった時代を生きています。
齢の重ね方や住まい方、そして“幸せ”を自分なりに考えることが必要な時代になりました。

人生の秋から冬の深く美しい季節、どこで、どうやって暮らしますか?

2部安藤和津さんの介護体験のご講演からも、様々なヒントや知恵をいただきました。

不動産協会様、不動産研究所様、貴重な機会をいただきありがとうございました。
足元の悪い中ご来場くださった皆様、ご意見感想をお寄せくださった皆様、何かひとつでもお届けできるものがありましたら幸いです。
ありがとうございました。

3/29(土)いきいきセカンドライフ

カテゴリー: ラジオ

ワサビです。

次回の川上さんのラジオ出演は3月29日(土)です。
今回も9時30分頃の出演となります。
ぜひ聴いてくださいね。

放送局:ニッポン放送1242
番組名:徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー
コーナー名:いきいきセカンドライフ
時間:朝9:30頃


(スマホ・タブレット用)

日本アイソトープ協会公開セミナーのご報告

カテゴリー: 活動報告

春の気配を感じる2月22日(土)、秋葉原コンベンションホールにて公益社団法人 日本アイソトープ協会様主催の公開講座「認知症かな?と思ったら」~早期発見が重要です~が開催されました。

日本アイソトープ協会セミナー

当日は定員150名を大幅に超え、200名ほどのご参加者が足をお運びくださいました。
これには主催者側も驚きだったようです。認知症への関心の高さがうかがえます。

日本アイソトープ協会セミナー

1部は日本医科大学武蔵小杉病院神経内科 認知症センター教授、北村伸先生による「知って役立つ認知症の話」。認知症のなかでも最も多い原因疾患となっているアルツハイマー病を中心に症状や原因、治療対応など大変わかりやすいお話をいただきました。
また、印象に残ったのは川崎市の「街ぐるみ認知症相談センター」の活動です。認知症の早期発見、市民、行政、介護職、医療職との連携促進がはかられていることをご紹介くださいました。
居住地域にかかわらず無料で利用できます。場所は日本医科大学武蔵小杉キャンパス南館1階。
病院ではないので「最近物忘れが増えてきて心配だわ」という時に、気軽に相談することができます。
これまで来場された方の中で半数以上の方になんらかの疾患が発見され、早期の対応、予防ができているようです。このような拠点がこれから日本には増える予定ですから、心配から逃げずに前向きに対応するためにも味方にしたい存在ですね。

2部は東海大学医学部専門診療学系画像診断の准教授、橋本順先生から早期発見のために大切な診断方法をご説明いただきました。MRIや核医学検査SPECT、PETなど、実際にどのように画像をみて診断するのか詳細を知ることができました。
先生は普段専門職や医師や看護師を目指す学生などに向けてご講義をされていらっしゃるそうで、専門性が高い内容を美しい画像でわかりやすくご説明いただき、私は「へ〜 ほ〜 そうなんだ〜」の連続。(学生時代からは格段に進歩されている分野だと思います)大変参考になりました。
適切な診断を受け、認知症であってもなくても早期に対応することは大切ですね。
また先生は私の看護教育の原点である東海大学医学部付属病院(伊勢原)にいらっしゃいますので、新人ナース時代が大変懐かしく思い出され、巨大マンモス病院の今のお話を楽しくうかがわせていただきました。

日本アイソトープ協会セミナー

さて、3部の出番です。
大先生方に続きましてケア職を代表し「実例より学ぶ 家族が認知症になったら 私たちができる介護」を川上よりお伝えさせていただきました。

認知症という疾患のみにとらわれずに認知症の人を理解してください。
理解、判断能力は落ちても心は残っています。
そして本人も、家族も心理的ステップをたどります。
戸惑い混乱し、怒りを抱えることも受容までの大切なステップです。
どうぞそんな自分を責めないで、一人だけで抱え込まず誰かに相談し
サービスを活用し共に寄り添っていきましょう。
わたしたちにはどんな時もできることがあります。

このようなメッセージをこめて、現在行われているケアの方法や家族の接し方をご紹介させていただきました。

日本アイソトープ協会セミナー

終了後、様々なメッセージをいただきました。

・ とてもわかりやすい講座だった 三部構成が素晴らしい。
・ これまで知らなかったこと、曖昧だったことが理解できた。
・ アイソトープ協会や核医学検査が暮しの近くにあることを知った。
・ 資料がありまとめられていて家族にも説明ができ嬉しい。
・ 私は今「家族のたどる心理的ステップ」のステップ2で葛藤していますが、
  今日の講演を聴いてとても安心しました。(会場で終了後に)
・ 今日は気持ちが温かくなったよ。
  (同級生 現看護学校教員 お父さまとご来場、現在お母さまの介護中)
・ 介護の仕事についたばかりです。勉強になりました。自分も介護がんばりたいです。

私は認知症の方のケアを専門に行う業務に従事しているのではありませんが、この認知症の講演は、何十年にも及ぶケア(臨床での看護や介護と相談)という専門職としての経験と、家族が認知症に…でもできることを探していこう、という自分自身の家族としての体験から皆様に知っていただきたいことを考え、ひとつひとつ作っています。

講演の最後にお伝えしたいこととしてこの言葉を選びました。
どんな状況であっても、笑顔を届けましょう。笑顔はわたしたちの宝もので相手に届きます。

不十分な点も多々ございましたが、ご来場いただきました皆様の暮らしに、一つでもお役にたてることがありましたら幸いです。
足をお運びいただきました皆様、本当にありがとうございました。
貴重な機会をいただきました日本アイソトープ協会の皆様、ありがとうございました。

自宅で
ご来場者に配布された1冊のノートと桃の節句、お雛様

日経新聞

 

本日3/1(土)の日本経済新聞朝刊のW面に介護体験取材記事が掲載されました。

総務省の調べによれば、介護を理由に離職、退職している人の8割が女性です。
仕事と介護のバランス、働き続けるためには大切なテーマです。

2年間に渡り職員様の介護セミナー、ワークショップを担当させていただいております日本政策金融公庫、女性活躍推進室様からご紹介いただき取材の機会となりました。

記者は河野氏、静岡県富士市出身の方でした。
おまとめいただきありがとうございました。

記事のpdfを送ってくださった福岡の博子さんありがとうございました!

取材を受けることにより、足早に過ぎていく日々の暮らしの中で、自分自身を振り返る機会になります。