ケアコンサルタント 川上由里子公式ブログ

3月弥生、植物や動物が動き出す気配を感じる季節です。
都内大手企業様からのご依頼で、お客様のライフプランニングのコンサルティングを行っているコンサルタント様へ、セミナー講師を努めさせていただきました。

人生のライフイベントに欠かせなくなった介護。
介護や介護保険という言葉を耳にしていても、その実態は経験してみなければ実感として感じにくいものです。
今回ご用意させていただいたのは「実例から学ぶ介護の実態~介護の悩み・介護にかかる費用」。こちらも結人オリジナルの力作です。
介護保険制度と介護ノウハウをまとめた「やさしいケアガイド~介護保険編~」も用いながら制作しました。

当日は会場でご参加いただいた数名の皆様と、オンラインで遠隔の店舗からご参加いただいたFP(プロのコンサルタント)の皆様。
120分もの時間をいただけましたので、標準的なケースと個別性の高いリアルなケースを用いながら、介護のお悩みや費用など実態をたっぷりとお話させていただけました。
終了後いただいた感想ご質問から、私もコンサルタントの皆様の実態を学びました。
高齢期の暮らしは介護、医療、お金、住まいなど皆関連しつながっています。
ライフプランを考え、備える上で、複合的総合的なニーズへの対応が望まれる時代と感じています。
専門職も自分の領域の幅を少し広げて学ぶことが大切ですね。

ご清聴いただきました優しく深い瞳の部長様より、セミナーの構成が大変わかりやすいとの感想をいただき、とても嬉しい時間でした。
フリーランスの仕事は、企画制作、実施、反省評価を一人で行うため、わかりやすいのかわかりにくいのか、伝わっているのかいないのかなど、気になるものなのです。
(サラリーマンだったころとの大きな違いです)

毎回セミナーデザインを担当してくれる結人スタッフのセンス、社会への愛情にも感謝です。
顧客の人生に責任を持ち向き合うコンサルタントの皆様とは、少し同じ香りを感じます。
私からの情報、メッセージがお役にたてましたら幸いです。
貴重な機会をいただきありがとうございました。
超高齢社会という新しい時代を乗り越える為、共にがんばりましょう!

住まいと暮らしのコンシェルジュ 終活セミナー

カテゴリー: 活動報告

1月30日(土)「住まいと暮らしのコンシェルジュ 鷺沼駅前店」で終活セミナーの講師を務めさせていただきました。

今回のテーマは「~習慣から考える~認知症予防に役立つ暮らしのヒント」。
人生100年時代と言われるようになり、認知症予防は誰にとっても共通のテーマです。
認知症に関する学びは私にとっても永遠の課題ですが、日々の習慣の中で誰もができることをまとめてみました。結人が心をこめて制作した力作です。

川上由里子セミナー資料より

最近はコロナ禍の影響も大きいためか、「急激に認知症の症状が進んでいる、どうしたらよいでしょうか」といった、離れて暮らす親やご家族を心配されてのご相談が増え、私も胸を痛めます。
60分のセミナーでは・運動・食事・知的トレーニング・住まい・五感の5つから、現在効果が実証されている研究報告や、楽しく工夫できる習慣をまとめお伝えしました。

今回は会場形式とオンライン両方でのセミナー。
大きなマスクでも皆様にメッセージが届きますようにと私も日々頭や体、腹式呼吸、滑舌等、トレーニングに励んでいます。 ^^

セミナーの最後には、蓮のお花と共に皆様に問いかけます。
日頃から心も体も健康であることを、明るく心がけることができます。
皆さんはどんな習慣を心がけますか?

人は加齢と共に「短期記憶」が低下しますが、「長期記憶」の中の「手続き記憶」は保たれやすいということがわかっています。
「手続き記憶」とは、自電車や水泳、楽器の演奏など体で覚えた記憶です。
今回のセミナーをまとめたことで改めて、やはり認知症であろうとなかろうと、自分の人生を楽しみ慈しみ、「自分の強み・得意なこと」を育て続けることが大切ではないかと感じました。
そして、今回のセミナーご参加者のようにイキイキと「学び続ける」こと。
自分の好きなことがあり、それが誰かの役にたてるものであったら、人生の後半は楽しくなりそうですね。
そんな物々交換が広がる社会であってほしいです。
というわけで、苦手なことが多い私ですが、これからも私は笛を吹きます ^^

新型コロナ感染の状況が落ち着きましたら、皆様にも結人から本セミナーをお伝えできる機会を持ちたいと願っています。お茶をのみながら語り合いたいですね。

「東急 住まいと暮らしのコンシェルジュ」は、住まいに関する専門相談が明るい店舗で受けられ、定期的なセミナーも開催しています。
この日、2部の東急スポーツオアシスの桑田講師による「筋肉の必要性」に関するセミナーも、実際にスクワットで体を動かし気持ち良く、大変参考になりました。
街で気軽に相談やセミナー受講ができるのは良いですね。

会場で、ご自宅でご清聴いただきました皆様、ご依頼いただきました東急グループの皆様ありがとうございました。

【セミナーご参加者の声】
・認知症予防の5つのポイントをわかりやすくまとめて説明いただきよく理解できました。
 自分にあてはめて足りないポイントがたくさんあったので改善していきたいと思います。
・知識として理解しているつもりでも改めて衣食住他の予防知識をまとめていただきました。
 参考とします。
・楽しい時間をありがとうございました。

ワサビです。

株式会社ベネッセスタイルケアが運営するサイト「介護アンテナ」のマガジンのコーナーにて、川上さんのシリーズ記事「介護職のコミュニケーション上達のヒント『月明かり』~人と人とのつながりのために~」が始まりました。
第1回目は「苦手を克服!介護職のコミュニケーションの基本『自己覚知』とは?」。

介護職向けに運営されているサイトですが、介護する人にとっても参考になる記事だと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。

介護アンテナ
介護職のコミュニケーション上達のヒント「月明かり」~人と人とのつながりのために~
第1回 苦手を克服!介護職のコミュニケーションの基本「自己覚知」とは?

晩秋から冬へ

カテゴリー: 日常, 活動報告

季節が変わりました。私の好きな凛とした季節です。

日本生命保険相互会社法人営業部様より「介護と仕事の両立支援」について、企業の人事部勉強会で実態報告の機会をいただきました。
多くの企業が職員の支え方に直面しています。
働きながら介護する人の実際の悩みや問題解決のための行動が、制度設計のお役に立つことを願いながらお話させていただきました。

UR都市機構では昨年に引き続き応用研修を開催。
今回もオンライン、テレビ会議、対面の3方式です。
講師の皆様の協力を得て、職員に最前の「ウェルフェア」をお伝えすることができたかと思います。
私のパートでは、団地の居住者を見守りつなぐ「生活支援アドバイザー」と営業センターの「高齢者相談窓口のシニアアドバイザー」からの生の声を、今年も届けることができました。(やった!)
実際に居住者や顧客に接している人の声を聴くことは、何よりも大切なこと。
限られた時間の中でしたが、昨年に引き続き諦めずにチャレンジして良かったとの思いです。
私は長い現場経験を経て、今は縦や横をつなぐ、そんな役割が求められているようです。
それもこれも研究室員の頑張りによるものと感動した時間でした。
ひとつひとつの積み重ねが未来を変える力へと繋がっていくことを、実感しています。


12月、まだ紅葉が残る都心で結人の小さなお疲れ様会感謝会をしました。
今年はコロナ禍でセミナーや研修が中止となり、結人も沈没するのではないかとはらはらしましたが、結人スタッフ、皆様のおかげで乗り越えられました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

この日は久しぶりに甘いデザートをいただきました。

銀杏の大木の黄色、紅葉の茜色を感じ、落ち葉をこの手で拾うことは、私にとってはどうしても欠かせないこと、幸せを感じる瞬間です。
見逃した~と諦めていた紅葉も、待っていてくれ感激。(涙)

今年も長崎西海からのおみかんを送っていただき、冬の始まりにあたたかさを感じます。

休日は恩師マーク・アキクサ先生の笛の音と風の音を、人がまばらな運河で聴き

冬の空を何分もただ見上げ

天王洲アイルにて発見した木箱をマンションに連れ帰り、
貯金箱に入り切らなくなった一日100円貯金を入れ替え、

2020年、勇気を持ってよく頑張ったぞ!と自分へのご褒美をひとつ購入。
かち割り水晶のペンダント(甲府産)、お守りです。
私にとってこの苦しい1年は、マイナスからプラスを発見できた貴重な時間でした。

今日はクリスマスイブですが、新型コロナ感染者の増加が止まりません。
医療や介護の現場で働く人達のがんばりが私達の命を支えてくれています。
感染予防にはしっかりと気をつけていきましょう。
そして、世界中のどんな人にも幸せが訪れますように。
素敵なクリスマスをお過ごしください。

秋の夕暮れ 静岡にて

9月、10月は昨年に引き続き社員コンサルティングでお世話になっている企業からのご依頼で、ファイナンシャルプランナーの講師と「親介護の基本とお金を考える」セミナー講師を努めさせていただきました。

今年は仕事と介護の両立を実践された方の実例を深堀りしてのご紹介。
実際の介護にかかった時間やお金、必要となった情報、工夫した結果改善したこと、効果などを具体的にお伝えさせていただきました。

昨年と大きく異なったことは、オンラインセミナーであったこと。
リハーサルでは声の大きさスピード、伝え方、神経を使いました。
対面式よりももっとわかりやすく、が求められると思います。
司会者、専門が異なる二人の講師、それぞれの役割の明確化も大切です。

夕刻から開始したオンラインセミナーは、2日とも参加者350名を超え、多くの方々に聴講いただけました。
終了後のアンケートには感想やご意見がたくさん寄せられ、今後もオンラインセミナーを希望する方が多いことに驚きです。
介護セミナーは標準的な事例紹介となりがちですが、個別性の高い実例紹介も関心をひいたようです。
数百名のアンケートに眼を通すのはなかなか大変でしたが、「わかりやすく伝えられているのだろうか?」「大事なことを誤解なく届けられただろうか?」そんな心配も、あらたな課題に向かって頑張ろう!という気持ちに繋がりました。

近年、ライフプランで考えられるリスクは病気、ケガ、老後など以外に、親介護が加わることが顕在化してきました。
75歳以上で介護が必要となる人は31.2%。
40~50歳という働き盛りの社員に介護が直撃し、ライフプランに、資産形成に、大きく影響します。
100人100通りの介護は時間も費用も読みにくいといった現状があり、多くの人が働き方に悩みます。

私は、その親介護リスクは、早めに備えることで、リスクではなく人生の宝物になると思っていますし、そうであってほしいと心より願っています。
無我夢中で走った自分自身の介護の体験を通じ感じたことでもあります。
そのためにも、私は今回のようなセミナーの機会に感謝し、オンラインでも一期一会を大切に努めたいと思っています。

誰かの役に立つならば、と快く事例紹介を承諾いただいたお二人には、心より感謝致します。
親を支えながら仕事の継続、本当にお疲れさまでした。
昨年に引き続き貴重な機会をいただきました企業様、そしてご清聴いただきました皆様、多くの学びをいただきました。ありがとうございました。

10月、海鮮市場でサザエのつぼ焼きを食し、母と弟と海岸に立ち寄りました。
見上げた大空には大きな翼を広げたトンビが楽しそうに舞っています。

子供の頃から現在に至るまで、海を眺めること、波の音を聴くこと、貝や石を拾うことが大好きです。
太陽が今日のお仕事を終えお月さまが照らし始める時間。
耳を澄ますと静かに秋の声が聴こえてきます。
海岸で拾った数個の丸い石は、海からの贈りもの。
毎日の食卓の箸置きに使っています。

新型コロナの感染には常に注意が必要な日常ですが、皆さん、時々広~いところで深呼吸し、美しい秋の移ろいを感じましょうね。

新しいセミナーの形

カテゴリー: 活動報告

新型コロナの影響で延期されていた研修やセミナーが再開し動き始めています。
コロナ禍のセミナーや研修は、これまでの会場対面でのセミナー方式とは異なり、密を避けた会場での参加者とテレビ会議、会場参加者とWebオンラインセミナー、オンラインセミナーのみなど開催企業により毎回異なります。
マスク着用講師も不慣れで毎回ドキドキですが、誰もが新しい繋がり方にチャレンジしています。

UR都市機構ウェルフェア研修では、テレビ会議により支社を繋ぎました。
認知症サポーター研修も対面+オンラインで初実施。
研究室メンバー皆チャレンジ続きでしたが、無事成功した夕刻には皆が爽やかな笑顔、嬉しい瞬間でした。
サポーターの証であるオレンジリングは後日、全国の受講者にお届けが完了しました。
本社のデスクに戻るとWeb参加者からも丁寧な感想や質問が届けられ、Webでもきちんと想いは伝わるんだな~と嬉しい体験でした。

株式会社東急イーライフデザインと株式会社イーウェルにより共同開催された「クレールライフサロン」では、仕事と介護の両立に関心のある従業員の方々に。
姿は見えませんがパソコンのカメラの向こうにいる働く人に届けます。

そして、同じく東急イーライフデザインと公益社団法人認知症予防財団の共催セミナーでは、新規開設前のシニア住宅「グランクレール立川」にて、会場に訪れた皆様に、認知症予防についてお伝えさせていただきました。

川上オリジナルセミナー資料より

この日も暑い夏の朝でしたが、館内に到着すると良い香りが漂っていました。
近くの国営昭和記念公園の春夏秋冬樹木の香りをブレンドしたアロマテラピーとのこと。
スタッフの皆様の笑顔と香りに癒やされて、私の気持ちもリラックス。

講演終了後、会場から「ホームで行われる看取り」についてのご質問がありました。
高齢期の住まいを選ぶ際には最も大切なことですね。
最後の時間を恐れずにしっかりとご質問された女性の知性、勇気に拍手を送りました。

グランクレール立川オリジナルアロマ 春夏秋冬


館内ではゆらゆら動く可愛い熱帯魚を眺めることもできます。気持ちよさそう♪

終了後は私も皆様と共に館内の見学です。
高齢期の住まいは、ハードのみならず、介護、医療、生活支援サービスやアクティビティ、地域交流、予防、看取り、スタッフや入居者の様子など、確認するポイントが多々あります。
ホームの方々、あるいは第3者に、ご自身や家族の希望や心配事をよく伝えながら、納得できるホーム選びをしてほしいと思います。
そのためにも、ホームに足を運び、よく見聞きし、自分や家族が暮らしているイメージをすることはとても大切ですね。

コロナ禍においてご清聴いただきました皆様、ありがとうございました。
講演や研修を企画し実施している皆様、本当にお疲れさまです。
また、お役に立てましたら嬉しいです。

この夜、思いがけず夏の花火をみることができびっくりしました。
なんだかちょっと泣けてきました。
今年は夏の楽しさを感じにくい夏ですが、皆さん上を向いてがんばりましょう。

「福利厚生情報」への寄稿

カテゴリー: 活動報告

日本生命保険相互会社の法人営業企画部・法人営業開発室様が定期発行している「福利厚生情報」冊子へ、「働く人が遭遇する仕事と介護の両立の実態」をテーマに寄稿させていただきました。
10年ほど前にも1年の連載で大変お世話になったのですが、今年は友人の石橋亮一さんと共に「支える人を支えるための介護情報」をお届けします。
先日、私の手元にもその冊子が届きました。

「福利厚生情報」は、弁護士、税理士、管理栄養士、保険、お金の専門家など様々な有識者の最新情報が紹介されていて、大変勉強になります。
残念ながら非売品ですので、誰もが手に取れる冊子ではありませんが、働く人の支援に役立つ福利厚生情報冊子です。

先日、県庁職員の方から「回覧物に川上さんの記事があり、嬉しくなって思わず連絡しました。とても参考になりました。」とのメッセージをいただき嬉しくなりました。と同時に、励まされました。
難しい文章は得意ではありませんが、情報発信は元気であることの証明でもありますね。

第1回は石橋亮一さんによる「介護とは何か」です。
介護職員等の教育、人材育成に長年情熱を注いでいる石橋さんの文章は、いつ読んでも分かりやすくすっきりしています。
文章にもしっかりお人柄が現れますね。

文章を練っているお部屋では、自粛中に植え替え、見違えるように元気になったフランスゴムの木とガジュマル君が元気に育っています。
「がんばれ~」「美味しいお水ちょうだい」と言いながら私の執筆の様子を近距離から見守っています。

お気に入りの鳩さんも応援者のひとりです。

皆、それぞれの役割がありますね。
皆さん、今できることを焦らず進めていきましょう。

日本生命様、貴重な機会を再びいただきましたこと、大変お世話になりましたこと、心よりありがとうございました。

ゆうゆう7月号 読者お悩み相談

カテゴリー: 活動報告

ワサビです。
ゆうゆう7月号」にて川上さんが読者の方のお悩み相談に対応しています。
「先の見えない親の介護 どうすれば前に進めますか?」というテーマで、相談の5ケースに回答していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

「ゆうゆう7月号」(主婦の友社) 定価740円 6月1日発売

【川上からのコメント】

親とうまくいかない、
認知症の介護が辛い、
お金が続かない、
きょうだいが協力してくれない…

さまざまな介護の悩みにお答えさせていただきました。
みなさまの介護に対する一生懸命さが伝わってきます。
紙面上だけでの回答は情報も限られてしまいなかなか難しいのですが、お便りをお寄せくださった皆様、そして読者の皆様のご参考になれば幸いです。

寄せられたお悩みを拝見していると、介護で難しいのは人間関係だということをつくづく感じます。
人間関係にこれだという正解はありませんが、できる工夫は必ずありますので、息抜きをしながら前に進みたいですね。
読者の皆様のように、“悩みを書いて届ける”ということもとても良い方法のひとつと関心します。
心に窓と風は必要です。慢性的な悩みが問題解決に繋がりますよね。

ゆうゆう編集部の皆様、コロナ自粛中でのお仕事でどきどきでしたが、ありがとうございました。
昨日、早速桜木町駅構内の書店で4冊買い占め郷里の母とその友人に送りました。
7月号のテーマは「さびない脳と疲れない体」。他のページも生活に役立つ知恵満載です。
結人をご覧いただいている皆様にもお薦めです。書店にてお求めください。
書店に行けない方はこちらまで。
主婦の友社コールセンター 0120−916−892 (月~金)

働きながら考えよう、介護と住まい、認知症

カテゴリー: 動画, 活動報告

シニア住宅と介護住宅の経営・運営を展開している東急イーライフデザイン様からのご依頼で、動画インタビューにご協力させていただきました。

・介護離職の現状について
・当事者や企業の動向
・介護拒否をされた場合の対処についてなどの項目について

どう向き合うべきか、考え方のポイントなど、シンプルな内容ですが、皆様のお気持ちが少しでも前向きになればとの想いをこめています。
株式会社東急イーライフデザインのサイトにてご覧いただくことができます。

5月、制作完了のお知らせをいただき、私もコロナ禍の中自宅にて動画確認。
自分の動画をみるのは本当に恥ずかしいのですが…(汗)
音楽が添えられ明るくメッセージのポイントをおまとめいただきました。

また、公益財団法人認知症予防財団(毎日新聞社様発行)の財団報「新時代」でも、当日のインタビュー記事を掲載いただきました。
お話の中の、~人が人の悲しみや苦しみに寄り添い、皆で助け合う~という言葉を大きくテーマとしてくださいました。

認知症予防財団は20年にも及び【認知症110番】という電話相談を設けており、累計18,000件認知症に関するご相談に対応しています。

寄贈いただいた隔月刊発行の財団報「新時代」には、参考になる記事が満載。
以前、一緒にお仕事させていただいた「認知症の人と家族の会」副代表理事、杉山孝博先生や、ニッポン放送「ひだまりハウス」ご出演の認知症予防第一人者朝田隆先生も家族に寄り添った情報を発信されていました。
110番相談員の大妻女子大学名誉教授、是枝祥子先生のご相談者へのご回答も改めて家族の苦悩に共感し参考になります。
認知症予防財団のサイトからもご覧いただくことができます。ご関心のある方は御覧ください。

私は「老いを撮る」というコーナーで、奥多摩山中の檜を背景にしわくちゃな笑顔で座している山人(やまうど)の写真に目を奪われてしまいました。
季節の移ろいを感じ、山の木々の香りに浸る80歳の島崎さん。
その表情から森と共に暮らしていることが伝わってきます。
齢を重ねる、老いるって素晴らしい!!
私も自分らしく深くしわくちゃに老いていけたらと憧れます。

東急イーライフデザイン様は、これまでに培ったノウハウを生かしながら次々とシニア住宅を開設していますが、本年7月にシニア向け住宅「グランクレール芝浦」(お元気な方と介護が必要な方の住宅併設)を港区に開業。入居相談が始まっています。
私も可能な状態となったら視察にうかがいたいと思います。
何処でどう暮らすのか?どう支えるのか?介護と住まいは密接な関係がありますね。
8月~9月以降には、川上のセミナーを予定してくださっていますので(未定ですが)、ご関心のある方は是非お越しください。
今後、結人ブログからもご案内致します。

動画撮影制作や新聞記事(ペンの力)での情報発信など、各分野のプロの仕事に触れ学ぶことの多い時間でした。
一粒の力が大きな社会を作ります。
私は一人でも多くの方が自分らしい人生を大切にできますようにという想いを胸にこつこつです。
かつて私は高齢者住宅で働いていたことがありますので、一人ひとりに対応するケアや運営の難しさ、そしてご入居者様の喜びも悲しみも肌感覚で知っています。
ひとつひとつと積み上げている実績、素晴らしいことだなあと関心します。
お世話になりました東急イーライフデザイン様、認知症予防財団の皆様、ありがとうございました。

はじめてのWebセミナー

カテゴリー: 活動報告

3月、コロナウイルス感染拡大の為、初めてのWebセミナーによる講師を努めさせていただきました。
主催は働く人のワーク・ライフ・バランスを支援する(株)wiwiw(ウィウィ)。
私がお伝えししたテーマは「働きながら介護する 仕事と介護の両立支援」です。

セミナー当日、私はカメラに向かってまずはプロフィール、そして働く人が遭遇している介護と仕事の両立の実態について話し始めました。

初の無観客セミナー。
人がいない場で話すのは初めてでしたので、いつもどおりというわけにはいかず、反省の多いセミナーとなりました。
この経験で、普段のセミナーでは人の反応を見ながら話す内容を調整している自分自身を自覚しました。まだまだ修行が必要です!
でも、こうしてセミナーができたことは大変嬉しく、wiwiw様に心より感謝です。
これからの社会に必要となる貴重な体験ができました。
カメラの向こうの皆様、ご質問をお寄せくださった皆様、ご清聴いただきありがとうございました。

1部の講師、育休後コンサルタントの山口理栄さんのセミナーの素晴らしさと、若い職員の皆さまがテキパキと働かれている姿がとても印象に残り、反省と共に良い刺激をいただいた一日。
介護は新型コロナとは関係なく日々の暮らしの中で行われています。
そして、働きながら介護する方にも大きな影響を及ぼしています。
これからもアンテナをはりながら研鑽を続けます。

株式会社wiwiwでは「仕事と介護の両立を支援」する様々なサービスを行っています。
介護に関する調査、セミナー、コンサルティング、ハンドブック作成など、長年の積み重ねがサービスに繋がっていて素晴らしいですね。
従業員の支援をご検討されている法人様はぜひWebサイトを御覧ください。
ご要望がありましたら川上講師もまた登場いたします ^^!

外出自粛となる前の静岡の空と桜。
さまざまなことがありながらも季節は巡ります。
皆、それぞれに今自分ができることを行っていきましょう。

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